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僕が殺しました×7 の商品レビュー

2.7

17件のお客様レビュー

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2021/12/11

設定面白いし、最後にホラー感もあるし、良いと思うけど、話がミステリーなのでどうもちゃんと謎解きして欲しくなる。ネタじゃなくて。オチ以外はユニーク。だんだん色々見えてくるのもよかった。

Posted byブクログ

2021/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々の二宮作品も気がつけば12冊目の読了となりました。 タイトル通り「リエ」を殺したのは自分だと言う7人の男女。 そんな7人がそれぞれ何故?どうやって?と「リエ」の殺害をミーティングという型で自白していきます。 本作の主人公はリエの恋人であるリョウ(僕と言う一人称で語られる)。 物語だから許される設定とはいえ、1人1人の自白はそれなりに筋が通っているが、なんとなくラストが予測出来てしまった。 まぁ、本作は謎解きミステリーではなく、ホラー作品なのだから仕方ない。 ホラー作品という視点で見ればやはり物足りなさも感じてしまう。 本当の「リエ」とは... 説明 内容紹介 リエを殺したのは一体誰──新世代ホラーの旗手が放つ、予測不能の衝撃作! 恋人のリエを殺害した「僕」。連行された先で待っていたのは5人の男女。だが警官を含めた全員が「私がリエを殺しました」と告白を始め!? 交錯する記憶、入り乱れる虚実。新世代の旗手が放つ衝撃ホラー! 内容(「BOOK」データベースより) 僕は恋人のリエを殺した。いや、殺したはずだった―。だが僕が警官に連行された先は、封鎖された会議室らしき場所。しかもそこには5人の男女が集められ、警官を含めた全員が驚愕の告白を始めていく。「私がリエを殺しました」と―!謎の主催者の指令のもと幕をあけた、真犯人特定のためのミーティング。交錯する記憶、入り乱れる虚実、明らかになっていく本当のリエ。リエを殺したのは誰なのか!?予測不能の新感覚ホラー、開演。 著者について ●二宮 敦人:1985年東京生まれ。一橋大学経済学部卒。著作に『!』『!!』『!!!』『暗黒学校』など。斬新で予測不能なストーリーで注目を集める、新世代ホラー小説の旗手。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 二宮/敦人 1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒。WEB上で発表したホラー小説が話題となり、圧倒的アクセス数の人気を博す。2009年『!』でデビュー。驚愕のストーリー展開とオリジナルな発想で、新世代ホラー小説の旗手として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Posted byブクログ

2020/02/12

全員がリエを殺した犯人。 7人の自白で明らかになるリエ。 6人目の自白までは結構面白かったけど、ラストがカオスな感じで終わったので、確かに予測不能。 川西とかヨリコのような気持ち悪い思い込みの人の描写がうますぎ。

Posted byブクログ

2019/08/16

短編集「!」シリーズを他作品とする二宮敦人さんは、その独特な言葉遣いで明瞭な情景や心情が強く引き締まってゆく様をショートストーリーで書くのが強い印象。 この物語の大半が、7人の登場人物たちのそれぞれの「自白」というショートストーリーが集まっており、それぞれの物語を結びつけて結末...

短編集「!」シリーズを他作品とする二宮敦人さんは、その独特な言葉遣いで明瞭な情景や心情が強く引き締まってゆく様をショートストーリーで書くのが強い印象。 この物語の大半が、7人の登場人物たちのそれぞれの「自白」というショートストーリーが集まっており、それぞれの物語を結びつけて結末を迎える構成。立場も縁も違う7人の接点と接点を繋ぎ合わせながら理解していくのがとても面白かった。 ただ、結末がかなり独特?なのか、僕自身も納得のいかなかった。すっきりしなかったがかなり「二宮節」のパンチが効いてるので、良い意味でも悪い意味でも万人ウケはしないと思った。

Posted byブクログ

2018/01/04

7人もの人が同じ人を殺害したと、異なる動機と犯行を告白してゆく。その真相を知りたく読み進めていましたが、このような真相とはね。ちょっと残念な結末でした。

Posted byブクログ

2014/04/30

設定が面白く、文章も読みやすかったのですが、ラストが残念でした。 これでいいという人もいるようなので、人によると思うのですが、面白い設定だったのもあり、少々ガッカリしました。

Posted byブクログ

2014/08/13

恋人のリエを殺した僕。 しかし、他に殺したと主張する男女が計6名。 一体どういうことなのか・・・各々の主張から話は進んでいくのだが。 ラストがイマイチよくわからない。 最後に文庫をもう一度よく見て「あ、これはホラーだったんだな」と。 特に何も残らなかった。

Posted byブクログ

2013/04/26

僕は確かに人殺しを犯した。確実にこの手でナイフを突き刺した。その証拠に血まみれのナイフもある。しかし、ここに集まってる七人は、全員「自分が殺した」と主張する… ある部屋に集まった七人が共通の殺人事件について自白していき本当の犯人は誰か、事件の真相はなんなのか探る物語。 一人一人...

僕は確かに人殺しを犯した。確実にこの手でナイフを突き刺した。その証拠に血まみれのナイフもある。しかし、ここに集まってる七人は、全員「自分が殺した」と主張する… ある部屋に集まった七人が共通の殺人事件について自白していき本当の犯人は誰か、事件の真相はなんなのか探る物語。 一人一人が告白していき、事件の見え方がクルクル変わっていく物語は他にもありますが、全員が自分がやったと自白していくスタイルは初めてで新鮮でした。

Posted byブクログ

2013/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同作者の『!』シリーズにはハマりました。短編集ながら、ストーリーの作り、登場人物の主張にも(狂気じみた思考なのに)圧倒的な説得力があって、オチもストンと納得できて面白かった。 なのでこの作品にも相当期待していたのですが。。。正直、ラストに「…?」となってしまった。モヤモヤが残ります。 確かに、自称殺人者が次々と告白していく被害者との確執には、それぞれが犯人だと思わざるを得ない、二宮さん独特の妙な説得力はあるのですが。 どうも、何か違う気がしてならない。それが何なのかが上手く言えないので、機会があればもう一度読み返してみようと思います。 皆が皆、勘違いや被害妄想でしたって事でいいのかなぁ…? ご想像にお任せします的な…?

Posted byブクログ

2013/01/16

複数の殺人者が自分が犯人だと名乗り出る本。 読むのが遅い私ですが、300頁目位まではスラスラと読めました。 でもあのラストはなかったというくらい最後に向かって読む気力が萎えた感じです。 最後を読まなければ、素晴らしい作品だったかと。

Posted byブクログ