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ホームグラウンド の商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2023/06/03

与えられた余生を大切に。 夢半ばに倒れることなく、変わっていく景色を見れたのは幸せだったろうな。 最期まで助けてくれた子は現れなかったが、もしかしたら…なのかもしれないな。

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2020/07/11

ところどころ痛い言葉もありましたが、それぞれの自己満足が、結果的にさわやかな地域貢献に繋がったような。どんなものにも、ストーリーがある。 2020/6/13読了

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2014/04/12

2014/4 設定はとても無理があるけれどたまにはこういうハートウォーミングな小説もいいかな。 フィールドオブドリームが思い出されるような話でした。

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2014/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親子三代に渡る天然芝サッカーグラウンドのお話、言うてしまうと見も蓋もないけど、サッカー版「シューレス・ジョー(フィールド・オブ・ドリームス)」である。 こういう万物万端万々歳小説も嫌いではない、夢がある小説ってのはポジティブな気持ちよさが味わえて心地よい。何しろサッカー版「フィールド・オブ・ドリームス」、筋は通っている。 しかし、子供の遊び場って本当に減ったよなぁ。公園だって野球はアカン、サッカーはアカン、走ったらアカン、大声出したらアカン、アカンアカンでしばりやがる。スポーツするならクラブチームでやれって傾向、上手くなるにはそれでいいんだろうけど、日本の子供にとってスポーツは「遊ぶもの」じゃなく「習うもの」になってるんだってこと。 そういう求道的風土があるから、イチローもマー君も中田も本田も誕生したんだろうけど、思いついたときにグローブとボールとバットもって、あるいはサッカーボールもって遊びたい・・・みたいなことで満足できるその他大勢の子供たちにとっては、随分若い頃からスポーツは観るものか、「ゲーム機かスマホで」するものになってんやろな。 そらいびつになる子も出てくるわ・・・と、本筋と関係ないことを考えてしまった小説でもあった。

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2013/08/11

久々に面白かった一冊。 とあるところで芝生のサッカー専用グラウンドを作る話を軸に登場する人たちの思い、気持ちがうまい具合に絡められ、温かさを出している。

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2012/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラストに進むにつれ、出来過ぎ感は否めないものの、読後、「こんなハッピーな話があってもいいじゃない♪」と爽快な気持ちになりました。 頑固で偏屈と言われる老人ほど、生きることがただ不器用なだけで、情にあつく信頼がおけるのかもしれない と改めて感じました。

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2012/10/30

〈内容〉大切にしまっておいた夢はあるか── サッカーをする場所を探し求める親子。校庭の扉は閉め切られ、公園からも追い立てられたふたりが、偶然たどり着いたのは、緑の芝生がどこまでも続く広場だった。芝生の向こうには、手をふる老人が立っている。いったいだれが、なんのために、この場所をつ...

〈内容〉大切にしまっておいた夢はあるか── サッカーをする場所を探し求める親子。校庭の扉は閉め切られ、公園からも追い立てられたふたりが、偶然たどり着いたのは、緑の芝生がどこまでも続く広場だった。芝生の向こうには、手をふる老人が立っている。いったいだれが、なんのために、この場所をつくったのか?『サッカーボーイズ』の著者が描く、ひとつのグラウンドと三代に渡る家族の物語。

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2012/09/02

人生のふっとした、優しさと生き方を垣間見た。 小説としてのストーリーであり実際は??、とおもうが正直な生き方をしたい願望がダブる。娘を持つ親父の気持ちも、わからんでは無い。

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2012/05/27

ただ、ちょこっと親子でサッカーをしたいだけなのに、いつの間にか学校のグラウンドも公園もマンションの中庭もそれが許されないことになっちゃってた…。そしてそんな父と息子が見つけた板塀の向こうの芝生の広場! 夢のような芝生の広場の描写から始まるこの物語。 思わずSFだろうか、なん...

ただ、ちょこっと親子でサッカーをしたいだけなのに、いつの間にか学校のグラウンドも公園もマンションの中庭もそれが許されないことになっちゃってた…。そしてそんな父と息子が見つけた板塀の向こうの芝生の広場! 夢のような芝生の広場の描写から始まるこの物語。 思わずSFだろうか、なんて思ってたら、なんか情けない不動産会社の営業社員・圭介が出てきて何?何? 農地を宅地に転用することを承諾していたはずの祖父が、庭先で倒れた以来、のらりくらりと言を左右にし始める。 困り果てた圭介は祖父のところに先輩社員・春菜と共に通い詰めるのだが…。 う~ん、導入はよかったんだけどなぁ。 圭介の中途半端さがあまりにヒドい。 仕事も恋も、自分で何を求めているのかちっともわかってないし、その割には、なんだかトントンとうまくいってしまうのに意義あり!と言いたくなってしまう。 祖父のところに現れる小さな男の子の正体は? なんで祖父は気持ちが変わったの? 謎が徐々に解き明かされて、うん、よかったね、と思ったり、それはあまりにしつこいだろう!と思ったり。 大好きな本の雑誌社の小説なのだけど、ちょっとこれは好きじゃなかった・・・かなぁ。

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2012/05/06

イイ!すごくイイ! サッカーを題材にしてるけど、サッカー以外の部分もすごくイイ。 負け癖がついた圭介が再生していく様子が、読後に爽快感を残す。 もちろん周囲の人物達も、それぞれに背負うものがあって守るものがあって、正直に生きてる。 読み終えた時の、この心地よさ爽快感は貴重。 大事...

イイ!すごくイイ! サッカーを題材にしてるけど、サッカー以外の部分もすごくイイ。 負け癖がついた圭介が再生していく様子が、読後に爽快感を残す。 もちろん周囲の人物達も、それぞれに背負うものがあって守るものがあって、正直に生きてる。 読み終えた時の、この心地よさ爽快感は貴重。 大事にしたい一冊。

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