ホームグラウンド の商品レビュー
どなたかも書いてらっしゃったけど…日本版フィールド・オブ・ドリームス、だった。 サッカー、出生、仕事、恋愛、芝生…欲張り過ぎた感がある。 読みやすい本ではありました。
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『馥郁たる読了感』。 書名が「友情のグランド」でも「フレンドシップパーク」でもなく「ホームグラウンド」であることが素晴らしいな。 主人公圭介と春菜の、祖父雄蔵と君枝の、母由紀子と修司の「年月を積み重ねること」の物語…かな。 物語の終わったあとの、最期の三行がとてもよかった。
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うーん、ちょっと入り込めなかったかな。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-864.html
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ひとことで言うならば、サッカー版「フィールド・オブ・ドリームス」です。 歳をとるにつれ、澱のようにしてたまっていく様々な記憶。後悔しても取り返しのつかないこともあるでしょう。諦めてしまったこともあるでしょう。 けれども、一番始末が悪いのは、後悔していることや諦めていたこと、そ...
ひとことで言うならば、サッカー版「フィールド・オブ・ドリームス」です。 歳をとるにつれ、澱のようにしてたまっていく様々な記憶。後悔しても取り返しのつかないこともあるでしょう。諦めてしまったこともあるでしょう。 けれども、一番始末が悪いのは、後悔していることや諦めていたこと、そのこと自体に自分自身でも気づかずに、ただひたすらに時が流れ去ってしまった時。 くも膜下出血で一命を取りとめた老人は、残り少ないであろう人生を見つめ、そうしてそこからなお、夢と希望、そうして幾ばくかの償いを見いだして行きます。 老人のたどり着いた答えは青々とした芝生の生えるサッカー場。 登場人物に悪人は誰ひとりとしておらず、物事は思い描いた方向へとするすると進んで行きます。あまりに上手く行きすぎて、ちょっと物足りないと、特に若い人はそう思うかもしれません。 けれども、ある程度年齢を重ね、「人生はいつからだってやり直しがきく」という言葉、あまりにもありふれたこの言葉に素直にうなづけない時が増えて来ている方ならば、この物語のゆるゆるとした雰囲気にきっと心を泳がすことができると思います。
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これは寓話として読めばいいのか? あまりにも"いい話"すぎて、ちょっとつらかった。 サッカーボーイズが直面する現実は、もっと全然シビアなので。 小学校や中学校でサッカーが大好きだった男子(女子も?)が、なんらかの事情でサッカーを続けていくことが出来なくなり...
これは寓話として読めばいいのか? あまりにも"いい話"すぎて、ちょっとつらかった。 サッカーボーイズが直面する現実は、もっと全然シビアなので。 小学校や中学校でサッカーが大好きだった男子(女子も?)が、なんらかの事情でサッカーを続けていくことが出来なくなり辞める、というのはよくある話である。 事情はいろいろある。怪我、監督と合わない、出場機会が少ない、先輩や仲間との確執…しかし、何をどう言おうとも、すべては、続けられなかった言い訳でしかないことは、否定出来ない。 あっちはだめ、こっちもだめと閉め出されて、ボールを蹴る場所を探す親子が…という設定が面白い。まあ、フィールド・オブ・ドリームスの変型だよね。 それならそれで突き進めばよかったのに…と思うけれど。
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私たちは、毎日いろんな事に悩み、進むべき道に迷い、くじけたり諦めたりしながら生きている。 それでもそんな中に必ず一筋の光がどこかに射している。その光に生きる希望を託したい、みんなきっとそう思っているはず。 今、勇気がなくて一歩を踏み出せずにいる誰かに、この小説を贈りたい。希望の...
私たちは、毎日いろんな事に悩み、進むべき道に迷い、くじけたり諦めたりしながら生きている。 それでもそんな中に必ず一筋の光がどこかに射している。その光に生きる希望を託したい、みんなきっとそう思っているはず。 今、勇気がなくて一歩を踏み出せずにいる誰かに、この小説を贈りたい。希望の光と幸運がたくさん落ちているこの小説を読んで欲しい。明日の光を見つけるために。夢を形にする力を育てるために。
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