サイバーテロ漂流少女 の商品レビュー
内容(「BOOK」データベースより) 「彼らは核兵器に匹敵する武器を手にしたんです!」。金融取引停止、大規模停電、交通マヒ…二十四時間以内に日本の“システム”が止まる。これは“子どもたち”による復讐なのか!サイバーセキュリティのプロが描く“今そこにある脅威”。 -------...
内容(「BOOK」データベースより) 「彼らは核兵器に匹敵する武器を手にしたんです!」。金融取引停止、大規模停電、交通マヒ…二十四時間以内に日本の“システム”が止まる。これは“子どもたち”による復讐なのか!サイバーセキュリティのプロが描く“今そこにある脅威”。 ---------------------------------------- 小説としての完成度は低い。ミステリーとしてもつまらない。情報セキュリティがらみの描写が多いが、そのほとんどが、主人公が地の文で説明しているだけ。たしかにウィルスやツイッターやなにやらが重要な道具になっているのだから、それを知らない人にわかりやすく背景を伝えたいという気持ちはわかるが、これじゃまるで情報セキュリティの用語集かパンフレットのよう。ほかに方法はなかったのか。 ストーリー展開にも無理・ご都合主義がいっぱいあるし、なにしろ緊迫感や盛り上がりに欠けて、ただ淡々とすすみ、主人公がつまらないオヤジギャグをいいながら、くだくだしゃべっているだけ。 ご丁寧に、巻末に「実際に存在するもの」「架空のもの」と列挙してあるが、いったい何をしたかったのだろう? 小説に出てくるガジェットは興味深い。だが、たんに知識をひけらかすだけが目的のようで、小説としては高校生同人誌レベルではないかと思った。
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サイバーテロを少年少女が行い、日本を混乱に…的な話だが、盛り上がりもなく、つまらない。 技術的な面や人間関係、現実性を重視しすぎて、物語としては不発で終わった。 そもそも主人公は一匹狼のセキュリティコンサルタントで、好き勝手に動き、女をはべらし、飲んだくれているのに、国家機関の中...
サイバーテロを少年少女が行い、日本を混乱に…的な話だが、盛り上がりもなく、つまらない。 技術的な面や人間関係、現実性を重視しすぎて、物語としては不発で終わった。 そもそも主人公は一匹狼のセキュリティコンサルタントで、好き勝手に動き、女をはべらし、飲んだくれているのに、国家機関の中枢に顔が聞き、イスラエルのサイバーセキュリティ関係者ともツーカーという、独りよがり。どこにどんな繋がりや、関係があるのかもないまま、ただ「俺ってかっこいい」的な主人公。 キャラクターも背景もなく、薄っぺらい作品。
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タイトルの通りサイバーテロを扱ったフィクション。 「経済と国家がわかる 国民の教養」と一緒に読みました。 http://booklog.jp/item/1/4594064698 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives...
タイトルの通りサイバーテロを扱ったフィクション。 「経済と国家がわかる 国民の教養」と一緒に読みました。 http://booklog.jp/item/1/4594064698 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4170167.html
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前作の「檻の中の少女」とつながっていて全3部作になるそうな(鶏頭ゆえ前作のあらすじは忘却の彼方)。今回はネットのセキュリティ関連でそこそこつっこんだ記述があるので全くの素人さんにはつらいかもしれません。巻末の資料は◎。
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なんというか、起こりえるかもしれない物語とそして終盤の逆転と設定がなぜ去年の震災直後だったのか。 全てが計算された作品ですね。
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「彼らは核兵器に匹敵する武器を手にしたんです!」 金融取引停止、大規模停電、交通マヒ…二十四時間以内に日本の“システム”が止まる。 これは“子どもたち”による復讐なのか! サイバーセキュリティのプロが描く“今そこにある脅威”。 という、一田さん第2作。 今回も君島さんの、サイバ...
「彼らは核兵器に匹敵する武器を手にしたんです!」 金融取引停止、大規模停電、交通マヒ…二十四時間以内に日本の“システム”が止まる。 これは“子どもたち”による復讐なのか! サイバーセキュリティのプロが描く“今そこにある脅威”。 という、一田さん第2作。 今回も君島さんの、サイバーセキュリティのお話。 もう全くの門外漢ですが、丁寧な解説が折々で挟まれるので苦も無くよみすすめることができました。 知識のある方にとっては話の腰を折られて邪魔に感じるかも?ってくらいに親切でした。 巻末のメモもありがたかったです。 しかしほんと、ありそうで怖いなぁ。。。 一番気になったのは脆弱性の問題にサイバーノーガード戦法。 そういうモンなんだ!?なんだかなぁ。それでいいんだ・・・。 今回もノンストップ。面白かったです。 和田さんと君島さんとの会話もだんだんこなれてきて、もっと読みたくなりました。 ただ一つ気になったんですけど、前作とは続いてない?のかな?? あの彼女がどうなったんだろう?って思ったんですが。 あ、もう一つ。あとがきで書かれていたweb限定の外伝。 読みましたが、カットされててよかった。 これは後味悪いわ・・・。
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専門的な説明が多いミステリだけど、かなり読みやすい。 インターネットセキュリティに知識がなくても楽しめる。 ただ、最後は細かな説明ばかりになり、やや理解しづらく感じた。 ドラマや映画などの映像化されたものであれば、本書の面白さが漏れなく伝わるのでは。
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