猫弁 の商品レビュー

大山淳子【著】

2014/10/27

主人公の性格がとても柔らかく好印象だった。読み終わった後にほっとする作品。一応ミステリーの枠に入るが、普通に小説として面白い。トリックというか最後のどんでん返しが素晴らしかった。

2014/07/31

あずかりやさん、がおもしろかったし、
前から気になっていたシリーズだったので手に取る。
表紙もかわいらしい、ですし。

読むとあったかい気持ちになって元気がでる、そんな作品をかきたい、と著者の大山さんが前書きでかいてらしたが、
まさに、そのとーっりの作品。
いやーハートフルやあ！

登場人物と登場人物が、繋がっていく、とゆー私の好きなタイプで、その繋がり方もおしつけがましくない、とゆーか、とても好ましい感じ。
主人公の、”天才”とゆー部分は、あってもなくてもいいような気もするものの、優秀なんだが、どこかぬけている（？）ようでもあり、なかなか魅力的な人物だ。

靴磨きのおばあさんは、実は幽霊だった！とかゆー説を
結構有力に考えたりもしててんだが、漫才コンビと彼女が出会った時点で、それはなし、に。
あ、それから未来へ！な看板にそれてそれて同じとこにいきつく漫才コンビとタクシーの運ちゃん、とゆー展開がおもしろかった。
霊柩車誘拐事件と同時進行の百瀬のお見合い大作戦～。
ともに、円満解決をみて、よかったよかった。
まあ、大福さんの気持ちは冒頭からバレバレでしたので、当然の結果でしたが、まさか、そこに繋がってくるとはねー。ちょっと都合がよすぎる甘甘な展開でしたが、それもまたよし、とゆーことで。
泣かないためのおまじない、正義のひまわりの黄色、と
思いもよらなかった母の愛、にかんっぜんにやられました。
いやーいい話や。
次も読もーっと。

2014/07/21

頭はいいけれど世間ずれしていない百瀬弁護士、猫専門のような弁護活動と婚活、どちらも上手くいっていないようで、最後に総取り？最初から広げた風呂敷をパタパタと畳んでいくのは見事。

2014/04/29

ドラマを先に見て興味を持ったが、脚本賞を取っただけあり、描写がしっかりしていて登場人物が生き生きしている。

2014/03/31

2014.3.31 読了

面白かった〜〜！

主人公・百瀬（猫弁）を中心にして
いろんな人が取り巻くのですが、
その点々が だんだん一つの線になる。。。

予測できるのもあったけど、
そこ、そうなる？！みたいなのもあって
面白かった！

それに 大好きなネコも出てくるし、
百瀬はもちろん その周りの人たちの
キャラも 皆 いい！

これは オススメです〜！

2014/02/15

商業主義とは対極の弁護士・百瀬。

彼の人の良さ上の仕事への向かい合い方。
すごく良かった。
シリーズの他の本も読んでみたい。

2013/12/20

猫弁シリーズ1作目。
物語の軸となる猫弁こと百瀬のキャラがとても好感が持てます。
初っぱなの新幹線のくだりのように、ところどころでクスリとさせられますね。
一癖も二癖もあるような登場人物達の醸し出す、作品の空気がとても好きです。
癖はあるのに変に作り込まれている訳ではないので嫌味が無いです。
細部まで計算された様々なピースが良い形で収まっていく、所謂大団円の幕引き。
コミカルでハートフル。
とても良い読後感です。
例の秋田のお店のあの人達も、愉快な日々を送っているようで何よりです。

2013/11/03

猫弁のお話。
百瀬弁護士の苦労話かとおもいきや、最後は、恋愛話に発展する。
ちょっと、ありえないかな？　と思うが、こんな女性に好かれてみたい　という勝手な妄想に入り込んでしまう。

2013/10/12

～猫問題、全てまーるく治めます～
TBSテレビ・講談社第3回ドラマ原作大賞を満場一致で受賞。
2012年に吉岡秀隆主演でテレビドラマ化。
猫の関係した事件の依頼ばかりが舞い込む、通称『猫弁』。
そんな彼の元に来たのは、盗まれた霊柩車と遺体を取り戻してほしい、という依頼。
さらに、猫の家庭教師や、マンションのペット許は可に反対する猫飼いなど、変わった依頼が続々と。

窃盗事件が題材にはなっていますけど、ミステリーと言うほどの謎は出てきませんが、温かいお話に読み終わって、気持ちがホワッとなりますよ。

2014/08/07

表紙の絵が可愛かったので読んでみた作品

ドラマにしたら面白いんだろうけど期待した程では無かった
百瀬が天才と言う設定だが「頭が切れる」より「イイ人」のイメージしか残らない
そんなに上手く人が集まるのか？とも思う

続きは気になるけど読むのは2～3ヵ月後で良い