妖怪アパートの幽雅な日常(7) の商品レビュー
3年生をお送り出す行事。 まり子さんの過去。 こうした方がいいではなく、自分の心に浮かぶやってみたい未来を見つめるようになった夕士。
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シリーズ第七弾。 主人公・稲葉夕士は、高校2年生。 今回は、その学校での3年生を送る会のお話と、夕士の住んでいる妖怪アパートの住人・まり子さん(幽霊!)のお話がメイン。 まり子さんは成仏しないで、妖怪託児所で保育士をしているんだけど、なぜ幽霊になったのか? なぜ保育士をしているの...
シリーズ第七弾。 主人公・稲葉夕士は、高校2年生。 今回は、その学校での3年生を送る会のお話と、夕士の住んでいる妖怪アパートの住人・まり子さん(幽霊!)のお話がメイン。 まり子さんは成仏しないで、妖怪託児所で保育士をしているんだけど、なぜ幽霊になったのか? なぜ保育士をしているのか? 生きていた頃のエピソードが語られる。 それは辛く悲しい… そして毎度の事だけど、随所に良い言葉が出てくるのてす。 「悲しい事は、ちゃんと悲しめ」 「勉強する事の本当の意味は、考える事にある」 など… 今回、夕士の大きな進歩は、“自分というものを顧みる”事が出来たこと。かな? 今まで、早く大人になろうと突っ走ってきたけれど、一度立ち止まって、自分の未来をしっかり見つめる。 うんうん、いいぞ夕士!
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#読了 夕士くんが一気に成長した気がする巻! 成長とも違うのかな。 あるがままになれた、というのかもしれない。 素敵な巻。 そして自分を大事にする意味を考えさせられる巻でした
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夕士が初めて自分の意思を持った。 周りの大人に揉まれ、沢山の選択肢が見えてきたのだろう。これからどうなるのかさらに楽しみ。 10代を対象としてるわりには、相変わらず厳しい表現。正論だからこそ厳しい。テーマがしっかりしてるわ。
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ひとつ最初に言わせていただきたい。 キャッツの猫耳で萌えってわけわからんだろ!!!!!!!!! 猫耳で萌えはわかるよ。でもキャッツだよ。しかも歌は何を歌えば萌えになるんだ。それこそ表層で物を語っているんじゃないのか! と思った私でした。 でもかなり泣いた。 んだけど、...
ひとつ最初に言わせていただきたい。 キャッツの猫耳で萌えってわけわからんだろ!!!!!!!!! 猫耳で萌えはわかるよ。でもキャッツだよ。しかも歌は何を歌えば萌えになるんだ。それこそ表層で物を語っているんじゃないのか! と思った私でした。 でもかなり泣いた。 んだけど、アパートの話の中でとてもかちんときたことがあった。この本は多様性を受け入れる風にしつつも、実はアパートの人たちと似た価値観しか受け入れないようなそんな感じがする。 私は多分受け入れられない側の人間だから怒ったのだと思う。 うーん。でも好きなことには変わりなく、小学生中学生に読み込んだだけあって妖怪アパートの言葉が結構私の身体には染み付いている。いいことなのか。悪いことなのか。
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まだシリーズは続くのですが、ちょっと弱音。 面白いのよ、この作品。 若い人でもサクサク読めて、うんうんと刺さるところたくさんあると思う。 でも、感想が書きにくいのよ。 特にこの巻は夕士自身に大きな変化がなかったので(妖怪の赤ちゃんになつかれたくらい)、あらすじでごまかすことも難しい。 コミックとラノベのシリーズの感想って、めっちゃ難しいと思うのです。 だからひとこと、面白かったよ。
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ヨーコのような子供はきっと現実世界にも存在するんだろうなと。妄想と現実が区別が出来ない。かといって、それは本人だけのせいだとは言えない。また、いつも明るいはずのまり子さんの心の闇とは言わないまでも、秘めた感情。今回は色々と考えさせられる一冊だった。
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人と巡り合う事により、人生が変わっていったり 考え方が変わったり、選択枠が増えたりと、身体の成長と共に、心の成長が読んでいて見えてくる
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高校時代、もっと遊んで勉強したらよかったなと思った。でも、あの頃はあの頃でいっぱいいっぱい忙しかったんだよなー今の忙しさに比べたらなんて事はなかったのに…残念。
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こんな予餞会を開いてもらったら嬉しいですね。でも正直、そろそろみんなに慕われる千晶先生の描写はもう十分、って感じです。今回はいろいろな親子が出てきます。自分は大丈夫かな、なんて振り返ってみたり、まり子さんの過去なども含め、児童書として子供が読んでどう思うかなんてことも考えたりもし...
こんな予餞会を開いてもらったら嬉しいですね。でも正直、そろそろみんなに慕われる千晶先生の描写はもう十分、って感じです。今回はいろいろな親子が出てきます。自分は大丈夫かな、なんて振り返ってみたり、まり子さんの過去なども含め、児童書として子供が読んでどう思うかなんてことも考えたりもしました。たまのお母さんが、子供を抱き取る時のしぐさにちょっとじんとしてしまいました。
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