今日もていねいに。 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
コロナ禍でストレスが溜まっている時に読むべき「心に栄養を与える」本だった。 いつも通り、著者の松浦弥太郎氏は何か突飛なことを書いているわけではない。むしろ、そんなの当たり前だ、というようなことばかりを本に記している。 しかし、この本には日常生活で意識できていないような、いわゆる「痒いところ」が凝縮されている。 例えば、モノを大切にする― エレベーターのボタンを押すとき、無意識のうちに乱暴におしていないか、本を置くとき、ポンッと投げたりしていないか、などの、こころが荒んでいるときのストッパーとなるためにこの「今日もていねいに」があるのではないかと思う。 個人的なことを記すと、今インドで働いている私自身、インド人との考え方の違いから、腹が立つこと、上手くいかないことは多々ある。ていねいに生きられていないな、と自覚できるときはいいものの、そう簡単ではない。 日々の積み重ねである。毎日をていねいに、意識的に生きることで、気分が晴れやかになり、ちょっとやそっとじゃ心が乱れない人間になると思う。 そういう人に人はついてきて、本当に信頼できる人間もできて、再帰的に日常が豊かになる。仕事も上手く回る可能性が高くなる。 この本の中で、ありきたりであるが心に残ったフレーズがあった。 ・「息をつく間もない忙しさ、気持ちのごたごた、どうみても大変な仕事――こんなときこと、楽しみを発見しましょう。」 ・「だからこそ、いつも自分を壊したい。自己否定をくりかえし、自分をこなごなに壊したい。心をやわらかくし、新しい精神を見つけたい。そう思ってやまないのです。」 どれだけ忙しくても、しんどくても、心の中に余白は作り、柔軟さを持ち合わせていないと、なかなか楽しんで仕事をすることはできない。 そのためには、一日一日をていねいに生き、何事も素直に吸収していく、毎日新しい自分を創っていきたい。
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□香りを楽しむ □所作を美しく ○ひとりでいる時も所作を忘れない -NA- ○アロマを買ってみる ○1人でいるときも所作を意識して生活する
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こんなふうに生きていけたら良いな、と思う。でもなかなか、難しい。 ていねいさ、というのは、まじめさ、だと思う。自分に対しても、誰かに対しても、まじめに生きてゆくこと。それには寛容な心が必要で、「寛容な心」と「諦め」もまた違うのだろうな。 でも、理解は出来なくても、穏やかに過ごして...
こんなふうに生きていけたら良いな、と思う。でもなかなか、難しい。 ていねいさ、というのは、まじめさ、だと思う。自分に対しても、誰かに対しても、まじめに生きてゆくこと。それには寛容な心が必要で、「寛容な心」と「諦め」もまた違うのだろうな。 でも、理解は出来なくても、穏やかに過ごしていきたいとは思っている。 昔、先輩がこんなことを言っていた。お金持ちになるためには信用が一番大切だ、と。心の中はともかく、あの人はあの人なりのまじめさを発揮していた。多分、そういうことなのだろう。
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春の日差しの中、通勤時に読み始めた本。本当に朝から優しい気持ちになれた。素晴らしいスタートが切れると思うぐらい気持ちが落ち着く。 「あー、これこれ、あるある!」みたいな日常の感覚がとても心地よく、そして時には考えさせられる。 人との付き合いに疲れた時… 自分を見つめ直すのには、最...
春の日差しの中、通勤時に読み始めた本。本当に朝から優しい気持ちになれた。素晴らしいスタートが切れると思うぐらい気持ちが落ち着く。 「あー、これこれ、あるある!」みたいな日常の感覚がとても心地よく、そして時には考えさせられる。 人との付き合いに疲れた時… 自分を見つめ直すのには、最適な本だと思う。
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このあたりから始めようと思った。 ・この出会いから、自分は何を学べるだろう?と考える。 ・どんなに小さなことでも、一日一つ、新しいことをする。
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仕事相手は、家族と同じように接する。自分のキャパシティーを知る(人づきあいなど、丁寧に対応できる範囲にしたり、自分に合わせて工夫する)のが参考になった。
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〇成長しなくてもいいけれど、いつも新しくありたい。 ☆だから、目に見えない部分(心)を初々しく保つことが大事なんだな。好奇心。 〇毎日が自分プロジェクト ☆やりたいことを少しずつ重ねていく。 〇笑顔の種が分かったら、できるだけその状態に近づくようにします。 ☆どんなとき...
〇成長しなくてもいいけれど、いつも新しくありたい。 ☆だから、目に見えない部分(心)を初々しく保つことが大事なんだな。好奇心。 〇毎日が自分プロジェクト ☆やりたいことを少しずつ重ねていく。 〇笑顔の種が分かったら、できるだけその状態に近づくようにします。 ☆どんなときに笑顔の自分でいられるのか、考えてみる。 〇だれもいないときの態度が、自分自身の根っこだからです。 ☆足(腕)を組まない。1人のときにどんな佇まいで過ごすのか、が気品に現れるのかもなあ。自戒。 〇一日一回さわる ☆ずっと触られていないものは、大事にされていないのかも。整理する必要もある。 〇それなり、を捨てる。 ☆なんとなく、と似ている気がした。真剣に、心を入れるようにする。 〇欲張らないルール ☆ついでにちょっと〇〇をする、をやめる。 意外に思わずやりがちな部分。黒いから・・。 自分が得をしないように気をつけたい。
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日々の生活を丁寧にすることは、自分を大切にする唯一かつ贅沢なことだと思う。 ないことを嘆く時間や労力なんて無駄。 懐紙の上で、煎餅を割って口にする、呼吸を意識して、歩く・・今この瞬間を自分の意思で生きていると思え、同時に数えきれない偶然の中で生かされていることに感謝する・・そして...
日々の生活を丁寧にすることは、自分を大切にする唯一かつ贅沢なことだと思う。 ないことを嘆く時間や労力なんて無駄。 懐紙の上で、煎餅を割って口にする、呼吸を意識して、歩く・・今この瞬間を自分の意思で生きていると思え、同時に数えきれない偶然の中で生かされていることに感謝する・・そして、そのことが永遠ではないという薬味を楽しめるようになることが、今の私の理想です。 残念ながら、まだ、薬味がしっかり味わえてないことが多いですが・
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姉に好きそうだからと借してもらった。 色々やりたいことを詰め込みすぎて 雑になってしまう性分なので反省。
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大事に何回も読み返したくなるような本。忙しさや目の前のことに追われて周りが見えなくなった時に読めばまた真っさらな自分に戻れそうな本。
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