鼻の病気はこれで治せる 増補改訂版 の商品レビュー
花粉症とアレルギー性鼻炎なので読んでみた。アレルギーは体質であり、親から遺伝してしまうという事実はつらい。一方の親がアレルギー体質であるだけでも、子どもがアレルギー体質になる確率は30%から50%もある。花粉症の人がたくさんいて、それが子どもに引き継がれるのだとしたら、そのうち全...
花粉症とアレルギー性鼻炎なので読んでみた。アレルギーは体質であり、親から遺伝してしまうという事実はつらい。一方の親がアレルギー体質であるだけでも、子どもがアレルギー体質になる確率は30%から50%もある。花粉症の人がたくさんいて、それが子どもに引き継がれるのだとしたら、そのうち全国民が花粉症になってしまうのではないだろうか。 北海道ではシラカバの花粉症の人がいることは知っていたけれど、青森や長野ではリンゴの花粉症の人がいるらしい。和歌山ではウメの花粉症、長崎ではカラムシの花粉症の人がいるようだ。カラムシは近所にもたくさん生えているので、もしかしたらもうカラムシの花粉症になってしまっているのかもしれない。夏の終わりごろになると、カラムシの茎が花のようなものでフサフサになるので、今年はできるだけ気をつけようと思う。 花粉症を少しでも軽くするために抗ヒスタミン薬を飲んでいるのだけれど、知らなかった副作用が書いてあった。ヒスタミンは脳内では神経伝達物質のひとつとして働いており、集中力や判断力、覚醒状態の維持に関係している。だから薬でブロックされると、鼻水や鼻づまりは解消される代わりに、集中力や判断力が下がってしまう。本人に自覚がないまま能力が低下してしまうため、アメリカでは第一世代の抗ヒスタミン薬を服用した人は車の運転を禁じられている。ウイスキーをシングルで三杯飲んだときと同じくらいの状態になるらしく、恐ろしい。眠くなりにくい第二世代の薬であっても、能力の低下は起きているようだ。 総理大臣が花粉症による経済損失について話していたときは、ちょっと大げさなのではないかと思っていた。でも、大げさじゃなくて、ちゃんと大事なことだったのだ。
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石井 正則 (著) 代表的な俗説への解答から、鼻づまり、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など鼻のトラブルの傾向と対策を完全フォロー。鼻の病気に対する理解を深め、鼻の病気の予防や対策に役立つ1冊。
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