『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー の商品レビュー
この文量でミステリーは難しいんだなというのが正直な感想。 他のレビューでも同じような感想があったけれど、読者にそう思われてる時点で破綻してしまってるのでは。いかにもお手上げですみたいな作品もあったし。 もちろん上手い作品もたくさんあって、二度読みした物語もあった。それにしても二度...
この文量でミステリーは難しいんだなというのが正直な感想。 他のレビューでも同じような感想があったけれど、読者にそう思われてる時点で破綻してしまってるのでは。いかにもお手上げですみたいな作品もあったし。 もちろん上手い作品もたくさんあって、二度読みした物語もあった。それにしても二度読みのなんとお手軽なことか。笑
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うーん、正直、ハズレが多かったかなぁ…読めちゃうというか…だからどうした!っていうか…星新一さんみたいにショートショートでおぉっ!ってなるのは難しいんだな。。いいなと思ったのは森川楓子さん、柚月裕子さん、ハセベバクシンオーさん、深町秋生さんあたり!女の子が好きなのかな。
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合間、合間で読んでたら、購入から読了まて、一ヶ月半近く経ってた。肩肘張らずに読めるのはイイ。 まあ、瓶詰めのザーサイみたいな感じ。食べようと買って来たが、どうしても毎日食べなきゃというモンでもナシ。また、少し間を置いたり、思い出して食べると美味しいじゃん…的な…。そんな感じで、読...
合間、合間で読んでたら、購入から読了まて、一ヶ月半近く経ってた。肩肘張らずに読めるのはイイ。 まあ、瓶詰めのザーサイみたいな感じ。食べようと買って来たが、どうしても毎日食べなきゃというモンでもナシ。また、少し間を置いたり、思い出して食べると美味しいじゃん…的な…。そんな感じで、読了に至りました。 各作品、四千字程度なので、本当にコレというのは…。その中で、個人的に好みなのは、「柿」「臆病者の流儀」「サクラ・サクラ」「神さまと姫さま」あたりかな。そして、七尾与史氏はこのフィールド、合ってるかも?と思った。逆に、海堂尊氏はやっちゃった?と思った。 シリーズ的ネクストもあるが、現段階では、手を出さないかな…?ソレでも、ザーサイ的に冷蔵庫に入れておくかも…?
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「このミステリーがすごい!」大賞の作家たちが書いたショートストーリーを収めた作品。 ホラー系が結構多い気がした。 ラストの話は、想像以上で寒気がした。
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2+ 「このミス」大賞10周年記念、出身作家たちによる掌編アンソロジー。このような企画だと楽屋ネタ的な内輪受けのものがいくつか収められ、それがあまり面白くないところまでがお約束か。また、序文で「ショート・ショートはオチが命」と煽っているが、このオチがすごい!と言えるようなものに...
2+ 「このミス」大賞10周年記念、出身作家たちによる掌編アンソロジー。このような企画だと楽屋ネタ的な内輪受けのものがいくつか収められ、それがあまり面白くないところまでがお約束か。また、序文で「ショート・ショートはオチが命」と煽っているが、このオチがすごい!と言えるようなものには出会えなかった。 29作も収められていると、初めてその作品に触れるという作家も多く、ある種のカタログ本的な捉え方もできると思うが、本書で興味を持ったからその作家の作品も読んでみようと思わせるものはほとんどなく(以前から知っていた作家は除く)、逆にこの作家の本はもう読まなくてもいいなと強く感じさせたものが多かったという意味では、この企画は成功したとは言いがたい(逆の意味で役に立った)。 とは言え、既知の作家の作品の中にはいくつか面白いものもあったので、それなりに楽しんだのだが。 ところで、ドナルド・ソボルの推理クイズ本のよりによってとても印象深い第1問目と完全にネタが被っているものが収められているのだが、これは単なる偶然だろうか。ありがちなネタではあるかもしれないが、アレの扱い方の状況があまりにもそっくりで…、とついつい邪推してしまう。
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ちょっとした合間に読める本、ということで短編を手に取りました。色んな作家さんのストーリーは、多種多様でそれぞれ面白い。読む本に迷った時の参考にもなります。ゾッとするものはありませんが、小気味悪い話もあります。通勤や子供待ちなどにおススメです。
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ミステリー作家29人によるショートミステリー集。 これを機に読んだことのなかった作家さんを発掘できたらなと思い手に取ってみましたが、あまりにも短いためその人の特色を感じる前に終わってしまいすこし残念です。もっと長く読んでみたかったかな。 今回のこの本が作られた経緯が『このミステ...
ミステリー作家29人によるショートミステリー集。 これを機に読んだことのなかった作家さんを発掘できたらなと思い手に取ってみましたが、あまりにも短いためその人の特色を感じる前に終わってしまいすこし残念です。もっと長く読んでみたかったかな。 今回のこの本が作られた経緯が『このミステリーがすごい!大賞』創立10周年を記念して1作品10分で読める長さ(原稿用紙10枚・4000字)という設定だったため、きっと作者さんたちも苦労されたんだろうなと思うものが多々ありました。たった数ページで推理小説を書くというもの無理な話なのかな。 これはミステリーじゃないだろうと思う作品もありましたし。 しかし中にはその数ページでどんでん返しをお越しあっと思わされる作品もあります。特にハセベバクシンオーさんの「転落」には騙された。落としたと思ったら落とされた方だったのかと。してやられた感が心地よかったです。
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バラエティに富んだ29作のショートショート集。 色んなタイプの作品が読めて面白かったけど、ミステリー短編集ではないんじゃ…? 友井羊『柿』,伊園旬『眺望コンサルタント』,森川楓子『十一月の客』,山下貴光『女の勘』,柚月裕子『サクラ・サクラ』,喜多喜久『父のスピーチ』が好き。
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10ページ程度でミステリーっていうのは、難しそう… 1人30~40ページで読んでみたかった。 面白いと思ったのは「転落」と「サクラ・サクラ」。
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いや、まあ企画と商品紹介を見たときから「やばそうだな」とは気づいていたんだけどね。 懸念通り、「商品」として耐えうる作品はほんのわずか。ま、企画が「お祭り」なんだろうから仕方ないのだろうけど。
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