殺人者 の商品レビュー
死体に残されていた「殺人者には死を!」のメッセージ。 では、物語に登場する殺人者とは誰なのだろうか。 「魂の殺人」という言葉が物語中で使われ、虐待とはどういうものなのかという説明がされている。 幼い頃の経験や記憶は、その後の人生に大きな影響を与え、傷跡は容易には癒えないだろう。 ...
死体に残されていた「殺人者には死を!」のメッセージ。 では、物語に登場する殺人者とは誰なのだろうか。 「魂の殺人」という言葉が物語中で使われ、虐待とはどういうものなのかという説明がされている。 幼い頃の経験や記憶は、その後の人生に大きな影響を与え、傷跡は容易には癒えないだろう。 辛い過去を乗り越えてきた人。 乗り越えようとして力尽きた人。 乗り越えられずに今も囚われたままの人。 そして、耐え切れずに壊れてしまう人。 誰もが被害者だ。 ずっと虐待にからむ事件が起きるたびに不思議だったことがある。 児童保護施設に預けられていた子どもを、何度も交渉しようやく取り戻す。 そして、時を経ずに虐待の果てに我が子の命を奪ってしまう。 まるで殺すために取り戻したかのように・・・。 なぜこんなことが起きるのだろう。 誰もが幸せになりたいはずだ。 そして、それは子どもであっても同じだと思う。 子どもの頃の世界は狭い。 親は絶対的な存在で、「愛してほしい」という子どもの思いは純粋だ。 純粋な目を曇らせてしまうのが大人だとしたら、守ってやることが出来るのも大人だけだ。 虐待の連鎖はどこかで止めなくてはならない。 間違った正義感。 歪んだ愛情。 子どもを所有物のように感じてしまう過ち。 メッセージ性の強いミステリーだった。
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児童虐待をしていた人が、連続して殺される。 途中までは、誰の犯行なのか? 気になり読み進められたけど、犯人がわかってからは、殺人の動機が理解できない。 なんとなく違和感が残りスッキリしない話
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