疑心 の商品レビュー
このお話の世界観は好きなんだけど、2が1番面白かったと思う。竜崎には恋には似合わない。よってこの巻は微妙。
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隠蔽捜査シリーズ第3弾。 息子の薬物使用という不祥事で警察署長に降格されたキャリア警察官僚が、アメリカ大統領の訪日に備えた警備体制の方面警備本部長に任命される。 補佐役としてやってきた女性キャリアの甘い罠(?)、日本人がテロを企てているという情報、大統領のシークレットサービス先...
隠蔽捜査シリーズ第3弾。 息子の薬物使用という不祥事で警察署長に降格されたキャリア警察官僚が、アメリカ大統領の訪日に備えた警備体制の方面警備本部長に任命される。 補佐役としてやってきた女性キャリアの甘い罠(?)、日本人がテロを企てているという情報、大統領のシークレットサービス先遣隊との摩擦、娘の婚約問題などなど、課題が山積。 「唐変木」という言葉が、何度出てきた事か・・・・ それにしても、「戸高は優秀な捜査員だ。それは認めなければならない。だが、その操作技術は、後輩や部下には伝えられないかもしれない。組織として考えた場合・・(中略)・・問題だ。だがどんな組織でも職人肌の人間は必要不可欠だ。戸高は、そういう存在なのかもしれない。」とあったんだが、そういう人物を描いてくれているのも今野小説の面白さでしょうか。 (2012/3/21)
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ちょうおもしろかった 読み始めは、前作までと毛色が違うので「なんじゃこりゃ」だったんだけど・・・ 事件的には、「そいつが犯人だろ」って見え見えだったし 禅問答で、恋のお悩み解決に、変人っぷりが出ているのね 隠蔽捜査3.5が激しく読みたい 読む機会あるだろうか・・・
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竜崎が恋をするなんて!!!中盤はらしくない主人公にやきもきする。最後はビシッと決めてくれたので満足。
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隠蔽捜査シリーズ第3弾。とてもとーっても楽しみにしていたのに、なぜ?作者(と編集者?)は、何を思いこんな展開にしたのだろう?あの竜崎が「恋」って…。「世間に迎合することなく、自分の信じる道をつきすすむ」あの凛とした竜崎のファンだった者としては、はっきり言って、がっかりした。美しい秘書官に対して、「いい匂い」だの「嫉妬で頭がおかしくなりそう」だの、なんじゃそれ?しかも、その恋心を同期のキャリア伊丹に相談したり…。中学生かい!?堅物の竜崎も、「少しは人間らしいところもあるんですよ」的な新しい展開を狙ったのかもしれないが、一作目の「隠蔽捜査」の竜崎のキャラクターに惚れ込んだ者としては、受け入れがたい。どうやら、伊丹の活躍するスピンオフ作品に関係してくるらしいが、だからどうしたっ!って、なげやりな気分である。まぁ、普通に物語としては、面白いけどね。でも、恋する竜崎なんていらない!!期待していた分、失望も大きい。…とは言いつつ、きっと、第4弾も読むのだろうけど。
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愛すべき変人 (笑)。 恋愛などには興味の無い“唐変木”が部下の女性に心奪われて自分を見失っていく様は、滑稽でもあり微笑ましくもあった(笑) しかし、不倫を“是”とする小説には嫌悪感を禁じ得ないので、この先どうなるのか不安に思いながら読み進めた。 せっかくのお気に入りシリーズを、嫌いになりたくないし…。 結果。 “変人”らしい、驚きの結論に納得(^-^)v 終盤の、一気に畳み掛けるかのような展開に興奮。 ●戸高くん、いい味出してる! ●奥さん、イイ! 2012.03.02.了。 ……今野敏の、作風の幅広さって……
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朴念仁の警察官僚 竜崎が主人公の隠蔽捜査第3弾 主人公 竜崎が部下に恋心をいだくなど、竜崎の内面を前面に押し出し、前作2作とは少し違ったストーリーで、やや落ち着いて周りを見回したという感じ。 今後の話の種をまいた巻ではないかと思う。
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隠蔽捜査第3弾です まず最初に・・・・・ どうした! 竜崎!! えー こんな展開!!!!! http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-90.htmlより
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隠蔽捜査シリーズ第3弾。 シリーズ1・2が最高の出来だっただけに、「疑心」は少し物足りない内容である。 何事も理性で判断する竜崎が、部下に恋心を抱くという設定自体にリアリティが感じられない。 とは言っても、出張中に電社や飛行機の中で気軽に読む小説としては最適である。
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犯人像が無く恋の話が多くつまらなかったが、後半、伊丹に相談するシーンから、物語にスピード感が溢れ楽しく読めた。 理性と合理性をモットーとして生きる竜崎、実社会にも当てはまることも多く勉強になる。 ・・この本を読んだら、禅の本を読みたくなるのは、わたしだけではないだろう・・・
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