疑心 の商品レビュー

今野敏【著】

2014/04/23

今回はなんとまさかの「竜崎恋をする」
今までキレキレの竜崎さんを読んできていますので、今回の恋煩い中の竜崎さんには若干イラっとしました・・・

いくらなんでもそこまで腑抜けになるか？ってぐらいの
腑抜けっぷりで。何回も突っ込みを入れたくなりました。

伊丹に相談するも解決には至らず、結局禅問答に救いを
求めるのはさすが！！そしてその解決方法も竜崎さんらしく笑ってしまいます。

しかし妻冴子さんは本当にすごい人だ。
ますます二人の詳しい馴れ初めが知りたいです。

2014/04/07

竜崎さんも人間なんだなあ、と思える話。
竜崎さんが仕事の方に集中出来ていないので、こっちまでなんだかもやもやしてしまう。
それを乗り越えるヒントが竜崎さんらしいなあって感じでした。

2014/04/06

警察庁とシークレットサービスの板挟み。
わかるなぁ…。上司から無茶なことを言われ、顧客の方の味方をしたくなったこと腐る程あるw

恋愛要素の部分は…なんだか無理やり感がある。
そういうネタも面白いよねっていう。確かに面白かったけど。

2014/03/18

シリーズ3作目。
竜崎どうした？！の回だった。
事件よりも、おたおたしまくりな竜崎にやきもきした回でした。問題が解決してからはいつもの竜崎で一安心。
戸高や伊丹、竜崎の奥さん、脇が固い。

2014/03/01

2014/2/27
まさかのｗｗｗ竜崎がｗｗｗ恋ｗｗｗしかも狂うｗｗｗ
なんて茶化してみたけど本当の恋まで知っちゃって、もはや竜崎に死角なし。
さすがの竜崎でも恋に狂うと腑抜けになるんだね。
ま、でも腑抜けの竜崎にはちょいとイライラしました。
私もなかなかの唐変木だもんで。
そしてまた冴子最強説が裏付けられた。
全部わかってそうで怖い。
男の人の描く最高の妻像だなとも思う。
実際こんなできた女はいるまい。
続編もまだまだ楽しみ。

2014/02/27

今回は竜崎さんがまさかの恋。あの変人おじさまが一番無縁と言える状況に陥りさぁ大変。恋心の隠蔽です。今回は、いつものようなきっぱり感が恋のせいでないので最後のほうまで一緒にもやもやします。あとにやにやします。しかし抜け出すための手段はさすが変人。私にはまったく効果はないでしょう。周りは相変わらず優しいです。正直ばれてるんじゃないかと思うくらい時折生温かい目が見えます。奥さんにはもちろんばれててあせる竜崎さんがちょっと可愛いです。

2014/02/08

竜崎の恋愛話なんて期待してないんだよ！
うー！モヤモヤする！むかつく！と思いつつ読み進めると、最後にはそのもやもやした分だけ返してくれる竜崎らしい解決。

だけど、もやもやしすぎて辛かった。

つまり、やっぱり作家ってすごい。

2014/02/02

え？今回はコメディじゃないですよね？今野さん？＼(◎o◎)／！と聞きたい。
米大統領の来日に伴う緊迫した警備体制の最中に　ちょっと！竜崎！うわついてるぞ！とツッコミ入れたくなるでしょ～(笑)
頭の中ハートマークだらけなんて滑稽としか言いようが・・・＾＾；
でもまあお堅い竜崎にもこんな弱点があったかと思うと面白い。
竜崎の失墜を狙ったハニートラップかあ。内部かなりギスギスしてるなあ。相変わらず読後は痛快。
流暢に英語を話し、部下の戸高との関係もいい感じの竜崎、続巻楽しみ。ときになぜ次は３、５なんだろう？早速読もう！

2014/01/25

『隠蔽捜査』『果断（隠蔽捜査２）』『疑心（隠蔽捜査３）』と物語りが進むにつれ、原理原則に基づく行動が身上の身上だった竜崎が、徐々に人間としての魅力を獲得してゆく様子が楽しい。
　大森署の署長を務める竜崎は、アメリカ合衆国大統領の来日に際し、本来であれば、方面本部長が務めるべき方面警備本部長に任命された。竜崎は、幼なじみで同期の伊丹に「警備企画長の落合と管理官の野間崎にはめられような気分だよ」と打明ける。
　警備部長の藤本は、疑心を抱く竜崎の補佐に美人キャリアの畠山美奈子を送り込んできた。畠山は、竜崎が広報室長だった時、研修に来たことがあった。原理原則に基づく行動が身上の竜崎だが、畠山に対しては勝手が違った。畠山に恋をしてしまったのだ。
　緊急会議会議に招集された竜崎は、大統領の身辺警護を担当する二人の外国人を紹介される。重要な情報とはテロの計画であり、日本人の協力者がいるという。竜崎方面本部長は、テロを未然にに防ぐことができるのだろうか？

　個性豊かに描かれた部下たちの気持ちを掴み、能力を引き出して行く竜崎。登場人物の間で交わされる会話と、竜崎の口には出さない思いだけでも楽しめるあたりは『隠蔽捜査シリーズ』に通じる他の作家さんの作品にはない魅力です。

2013/12/31

恋愛・・・
事件のスケールが大きいにもかかわらず、ミステリーのネタとしてはあまり魅力がない上に、竜崎の恋愛というのはちょっとなじめなかった。
読むことに抵抗はなく、期待している物とは違うというだけ。
スピンアウト作品の初陣を読んで再度この作品のことを振り返りたい。