事故物件に住んでみた！ の商品レビュー

森史之助(著者)

2021/06/18

題材は魅力的なんだけど、文章や取材の方法が合いませんでした。露悪的な記述というわけでもなく、素なんだなぁと思うと、最後まで読めなかったい。

2020/08/19

ジャーナリスト気取りの嫌なやつっているよね

怪談、怖い話の本をある程度読んでわかったのは、特定の個人が少ない経験から体験記を書く系のものが一番面白くないということ

2019/01/23

事故物件に対する保証人や遺族への賠償請求が気になりました。あと、中に短期でも一人挟めば告知義務はない、というのは法的根拠がない、ということも分かりました。
フリージャーナリストというのは色々と厳しい、ということが行間から分かるような気も…

2018/12/02

うわ～なんちゅう期待外れな本！
いやいや、私がこの本の読み方を間違えてるのか？

著者の事故物件に住んでみた日々が綴られているのかと思いきや…事故物件についての一般的な話やら事故物件を見学した話がちらりと書いてあるのみ…

そしてやたらジャーナリストの自分は…
みたいな自分語りが多いのだけど…
それがもう読んでて疲れる！

で、住んでてどうだったの？

内容がなさすぎな本。

2018/10/29

怪現象に生活が脅かされるような体験記を期待しそうなタイトルだが、その類は一切ない。
筆者が、実際に事故物件（今回は自殺）に、入居するまでの過程と入居後の周辺住民などの反応をポツリポツリと記録した大して山のないルポである。
・質問の仕方も、悪趣味なオヤジ風(前の住人、ここで死んでるんです)
・肝心の事故物件での生活ぶり（特に浴室）が大して記載がない。
・入居後の飛び降りは単なる偶然。敷地居住者全員が迷惑を受けただけ。
・「大島てる」側と意気投合した書き様だが、類は友を呼ぶといった感じだ。
・URは、この手の物書きも丁寧に相手をされてご苦労さまと言う他はない。

強いて、好印象をあげれば、自己物件との上手な付き合い方を模索していくべきと指摘している点。
事故物件（発生させる立場、影響を被る立場）両面で損害がある。
前者は、後者からの損害賠償。後者は賃料の圧縮、所有不動産の評価額の低減の憂き目に合う。
今後、単身世帯、高齢者の増加で事故物件も大幅な増大が予想される中、このような負のサイクルを緩和する施策が求められる。
しかし、日本人古来の「ケガレ」の思想のため、簡単には行かないところかも。

2018/10/09

不動産を借りる方にも貸す方にも役立つ「事故物件」に関する真面目な取材ルポ。実際に事故物件を探してみて住んでみてのリアルな情報は今後に役立つ。心霊とか日本人好きだからねぇ。

2021/12/30

うーん・・・事故物件が売りに出されていること、抽選があったこと、他の物件と値段とかがどう違うのかというのが分かっただけ。
あとがきには死者を冒涜しているつもりは一切ない、畏敬の念を持って接している・・とあるけど、
事故物件だって知った人の反応を楽しむだとか死んだふりをしてみるとか・・
どうしても冒涜しているようにしか感じない。

2017/04/17

20170417 過去に人が亡くなった事故物件に実際に住んでみた著者によるルポ。
事故物件は損か得か、入るまでの流れ、周囲の反応など詳しく書いてあり面白かった。
私は事故物件には入りたくないと思ってしまうが、実際の入居者は外国人が多いとのこと。外国の人が亡くなった部屋というのはあまり怖くない、実感がわかないとのことで、なるほど、と思った。

後半は大島てるの運営者へのインタビューや、有名な事故物件が今どうなっているのか、といった話。

2014/05/27

事故物件に住むのは「お得」「損」なのか実際に住んでみて検証・・・されているのだが、私的にはやっぱり「損」なのではと感じた。
周囲の視線も気になるし、友人も来てくれなくなるし、なんとなくいやな夢は見るし。森氏はけっこう淡々と書いているけど、これって結構辛いことなんじゃ。

さくさくっと読めたが、内容が内容だけに読後感はよくない。

2013/12/02

まず文章が駄目。面白くしようとしてるのは分かるが、かえって面白くない。内容だ内容だけに真面目なルポよりもちょっと砕けた感じの方が読者も喜ぶと思ったのでしょうか。それが失敗。

単なる事故物件の不動産手続きの体験記。
個人的にはもっと暗い、陰湿な感じのルポ、もしくはオカルトチックな話にした方がもっと面白くできたはず。残念。

あえて良かったところをあげるとすると、事故物件情報サイト『大島てる』にインタビューしたことだけだろう。理由は昔から気にはなってた人物だからの一点。

企画としては面白いが著者が残念。ま、こんなもんか。