ジョブズは何も発明せずにすべてを生み出した の商品レビュー
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全体的にジョブズを神格化しているような気がする一冊。いい面に光を与えすぎているようなきらいがある。今のAppleの勢いと、日本企業の苦戦を見ていると、何も言えないんだろうけど、とは言っても最後の方に書いてある日本企業への提言っぽいところは蛇足のように思える。 ただ、全体としてはコンパクトに良くまとまっている。タイトルにあるようにジョブズは「発明」はしていない。そんなジョブズが率いていたAppleが、なぜ世界一の企業となったのか。個人的に思うのは、ジョブズが欲しいと思うものを徹底的に具体化したのがAppleであり、それが時代にマッチしたからと思う。 Appleという会社は製品のシェアについては無関心な会社である。売れていることを示す一つの指標としては使うけど、シェアを伸ばすために製品を作ったりはしない。Apple製品を使っている人たちだけが得られるエコシステムを形成することがAppleが目指している方向だと思う。 そのことを本書内では、3年のサイクルで起こしていると記しており、なかなか興味深い。 その3年サイクルが偶然なのか狙ったものかはともかく、iPadが出て今年で3年目。近々発表されるiPad3と噂されるものがどのような形となって出てくるのか、今から楽しみである。
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発明はしてないけど、イノベーションを行ったジョブス。 ここでイノベーションとは何?と思ったので検索。 「新しい技術の発明だけではなく、新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革である。」 http://ja.wikipedia.org/wiki/ 自分がリアルタイムで知っているは、iPhoneとiTunesとかかな。 一番大きかったのは音楽DLかな。どこでもDLできる便利さはヤバいよね。CD買うのも好きだど、嵩張るから、DLできるのは嬉しい。SONYも早くiTunesに対応して欲しいw あと、一番の思い出はiPhoneを手にした後の感動が忘れられない。1週間くらい中毒になって、勉強できなくなって困ったのを思い出す。やっぱりAndroidと比べた場合、あのサクサク動く感じはヤバいよね。全然イライラしない。 やっぱり、ユーザー使いやすさ追求して追求した結果なんんだろうな。目指しているのは一つのような気がする。 今後、Appleがどうなるか分からないけど、楽しみだよね。
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