としょかんねずみ の商品レビュー

ダニエル・カーク(著者),渡辺鉄太(訳者)

2024/08/19

本を読む喜び、本をつくる喜びが感じられる。誰でも「作家」になれるんだという気づきを得て、創作への意欲や自信が生まれてくる。書くことへの背中を押す一冊としてもとてもいい。

１週間前につむぐと本を作った経験があるため、この本を読みながら「つむぐはもうさっかだよ」と誇らしげに言っていた。

本を作り、「つむぐさく」という文字が書かれたことで、作家としてのアイデンティティが芽生えた。だから、この絵本をより楽しむことができたのだと思う。昼間に読んで、その夜にも「としょかんねずみよんで」ともってきた。

2024/08/02

図書館に住むねずみ、サム。本が好きで、ついに自分で本を書き始めます。本を作る楽しさを伝えるところが、方法も面白いものです。絵本が好きな子なら、とても興味を持つストーリーなのかなと思います。

2024/01/28

私は絵がちょっと怖かったけど、子供はストーリーが好きだったみたい。図書館のネズミが自分の本を図書館に並べ始めるかわいいお話。子供たちの書いた絵本が並ぶ図書館があったら、きっと楽しいだろうなあ！

2023/12/14

サムの行動一つ一つに驚かされて、最後のアイデアも良い。絵柄も可愛いし心温まるストーリーで楽しく読める。

2023/11/14

サムは図書館に住んでいるねずみです
夜になると、図書館の本をたくさん読みます
ある晩、サムは自分で本を書いてみることにしました。
１作目は｢ちゅてきなねずみのまいにち｣
伝記の所に並べました
２作目は｢さびしがりやのチーズくん｣を本棚に
３作目は｢ねずみやしきのなぞ｣をミステリーのコーナーへ
図書館の人も、サムがいったい誰なのかを探さないと！と掲示板にお手紙を張り出しました
でも、ねずみは人間が怖いのです
そこで、サムはいいことを思い付きました

読み聞かせ時間は９分弱です
図書館にぴったりな本

2023/04/21

読み聞かせボランティアで小学3年生に読みました。

絵の大きさ的には
教室で前の方に集まって読むくらいだったら
見えると思います。

発想の転換がおもしろいのたが、
あっけにとられたようなビミョーな反応でした。

2022/01/21

息子7歳3ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯

〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム　◯
その他　◯

図書館に住む本が大好きなねずみが、自分でも書いてみようと思い付き、できたものを図書館に並べます。
すると作品が読者から大絶賛されて、「作者にあいたい」と言われます。
ねずみだから表には出ていけないし…。

ねずみのアップに、吸い込まれそうになります。
リアルに、細かく描きこまれています。
毛並みがすごい。

息子が何度も読んでいました。

2020/11/15

図書館の棚の奥の穴に住んでいるねずみが、色々な本を読んで、自分も本を書いてみようと思う。

描いた本は、図書館にさりげなく飾って。
次の日には、手に取った子供たちに大人気。

お話しをつくるっていうのは、誰にでもできて、わくわくするもの。
そんなワクワク感を存分に思い出させてくれる、素敵な絵本。

ねずみの正面からのドアップ（少し困った顔？）が秀逸で、爆笑しました。

2020/10/11

予想以上に読みごたえがあった。色彩も絵もくっきりしてて、図書館ねずみサムの揺るぎない感じが伝わってくる。
こどもたちが、自分のかおをみて行動しだす、アイデアや話の流れが素敵だな。

2019/08/17

1年生の息子が読み終えたら急に絵本を書き出した！
創作意欲が湧き出たらしく、小さな作家に出会えました❤︎