第三次中東戦争全史 の商品レビュー
昨今の中東情勢をおさらいする為に読んだ本の中の一冊。イスラエルからの視点ではあるが、当時の情勢が細かく記述されていて、読み進むほどに「イライラする」ほどに決断を渋る当時のエシュコル首相の忍耐が胃の腑を捩るほどに読み手に迫ってくる。それにしても中東情勢は簡単に語れるものでは無い。イ...
昨今の中東情勢をおさらいする為に読んだ本の中の一冊。イスラエルからの視点ではあるが、当時の情勢が細かく記述されていて、読み進むほどに「イライラする」ほどに決断を渋る当時のエシュコル首相の忍耐が胃の腑を捩るほどに読み手に迫ってくる。それにしても中東情勢は簡単に語れるものでは無い。イスラームの知識や歴史を頭に入れないままに即物的に判断出来ないもので、簡単に言えば「全員悪人、全員善人」だ。簡単に善悪をつけて記事が書かれているが、そんな簡単に判断出来るものではないことが、こういう本を読むことで見えてくる。あと、戦史ではあるが、戦術面の記述というよりも、そこに至る意思決定プロセスの記述が中心。
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タイトルから連想される内容と異なり、背景や政戦両略に及ぶ包括的な内容となっている。著者も専門的なバックグラウンドを持つ人であり、内容面では信頼するに足る本であると思う。翻訳はかなりこなれていて読みやすいが、文脈上、少々疑問に思った箇所もある。
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