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黄金の王 白銀の王 の商品レビュー

4.4

154件のお客様レビュー

  1. 5つ

    72

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    2

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2025/03/03
  • ネタバレ

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すごい物語だった。 お互いに葛藤を抱えながらも、翠を育むという同じ思いの元、成すべきことを成していく様がただただ圧巻。 櫓と薫衣の間にある張り詰めた感じが、本当に少しずつ、でも着実に解かれていって、そこから信頼関係が生まれていく描写がとても良かった。 どちらかが鳳穐のため、旺廈のため、と動いていたら到底成し得なかったエンディング。2人は同じ時代に同じ立場ではいられなかったけれど、まさしくその時代の王だと感じた。 薫衣が子ども(家族?)にかけた最後の言葉も、自分がかけられたような呪いではなく、愛情が感じられるもので良かった。

Posted byブクログ

2025/02/17
  • ネタバレ

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はーーーおもしろかったっっ!!! 最初、国の地図や名前が覚えにくい漢字が多かったことから図書館で借りてきてから読み始めるのに少し時間を置いていたけど、早く読めばよかったと悔いるくらいの没入感。 物語は登場人物が勝手に動き出して進むものだと思ってて(作者が描く通りに話が進むのはしらけるよね、)この本はそこに個々の葛藤が散りばめられていて、一緒になって迷ったり驚いたりしてた。 話に出てくる人物のキャラ立ちもはっきりしていて、この人だったら確かにこう動くよな、と納得できる展開(それでも驚かせられるのだけど)も多く、読んで大満足でした。

Posted byブクログ

2024/09/21

めちゃくちゃ面白かった…! 十二国記、精霊の守人、龍ノ国幻想が大好きなので、刺さりました。 平和な世を作る、市井の人々の安全と幸せを守る、そのために国を治める、国主の立場でなかったとしても置かれた場所で力を尽くす、熱いです。タイトルの通り、2人とも立派な王です。ラストシーンまで素...

めちゃくちゃ面白かった…! 十二国記、精霊の守人、龍ノ国幻想が大好きなので、刺さりました。 平和な世を作る、市井の人々の安全と幸せを守る、そのために国を治める、国主の立場でなかったとしても置かれた場所で力を尽くす、熱いです。タイトルの通り、2人とも立派な王です。ラストシーンまで素晴らしい物語でした!

Posted byブクログ

2024/07/28

戦国の物語を読むと何時も考えさせられる 生まれによる定めに逆らう事が出来ない中で、どう強く生きていくのか 幸せは何処にあるのか… この物語は2人の王が少年から命尽きる迄どう生きたかが描かれている  とても強いが、とても切ない… 何度も涙で読めなくなってしまった

Posted byブクログ

2024/01/27

星3.5 初めてファンタジー小説というものに触れたがなかなか読み応えがあった。 公のために生きる、私のために生きる、その間で揺れ動く心を押し殺し、本書の表現を借りれば「なすべきことをなす」感動とやるせなさ、切なさ、かっこよさ、色々な人の側面が垣間見えた。

Posted byブクログ

2023/12/24

ダイナミックな構想と広大な世界を兼ね備えた圧巻の書。深慮遠謀の眼差しがとても清々しく、一方でままならない現実に対する苦渋が生々しくもある。

Posted byブクログ

2023/04/24
  • ネタバレ

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黄金の王 白銀の王 それぞれが物語開始時19歳と15歳の若者の王でありながら、それぞれが「なすべきことをなそう」とする王である。 その若さと、王としての責務を全うしようという意志、その難しさ、そこから生まれる物語の地をしっかり踏んだような力強さを感じる一冊でした。 黄金の王・穭が考え至った苦渋の選択に、白銀の王・薫衣が決断を迫られる。 そんな時に薫衣が偶然耳にした穭の妹の言葉に対して、 p.105 ーー迪師、私は未熟な人間です。あの娘ほどの強さも持ち合わせていないようです。心が砕けようとも務めを果たさなければならない。そんなあたりまえのことを、受け止める勇気が出る ないのです。 と薫衣が心の中で話すシーンは、ぐっと来ました。 ぐっとくるシーンはたくさんあるけど、最初にぐっときたのがこの言葉。 2人の立場の難しさ、考えなければならぬことの重さ、アイデンティティとこれからなすべきことの違い。 19歳15歳でこんな重たい帰路に立たされる、導くものとしての責務と、まだ若い年齢であるからこその激しさにジーンとしました。 今の世の中で、こんなに身を引き裂かれるような選択をしなければならないことってある? この国の中では導く者は、1番濃い血のこの2人であるけど、 日本という国の中では、もっと分散しているよね。 民自主主義のなかでは、国民もその1人として考えを共有したり、考えを吸い上げてもらうこともしてもらえる国ではあるけど、(そうあるべきなのだけど)、実際にはそうじゃなかったりする。 19歳と15歳の王のような決断をする覚悟を、日本の政治家にも持ってもらいたいものだなー。 その覚悟を持って立候補して欲しいものだわ。 と、ファンタジーの物語の中に、これからの未来を考えてしまったよ。 兎にも角にも、 鳳穐(ほうしゅう)と旺廈(おうか)という仇でありながら、同じ報告に向かっていくと決めた2人の物語は、すごく深くまで細部まで語られていて、その国の中枢に自分も入り込んでいるような感覚。 物語の中で年齢を重ね、2人で決断した成すべきことの目標をぶらすことなく、より深く考え行動できるようになり、また目標を見定め、そんな成長。 見定めている目標は、2人のいる世界では理想の世界かもしれないけど、それを現実に落とし込み実現していこうとする力の強さに涙が溢れそうになる。 机上の空論・絵空事の理想で留まる、日本の代表者よ、これが導く者だ。(またこれかい)

Posted byブクログ

2023/03/19

初めて澤村さんの作品読んだけど、久々の★5つだな 作品の説明しようと思ったけど、読むのが一番‼ この作品が、何も受賞していないというのが信じられない 私がお薦めしたい作品です

Posted byブクログ

2022/07/24

この本、凄く考えさせられる…。 戦争だったり、憎しみの連鎖って想像以上に苦しいし、負の遺産としてずっとずーっと続いてく。 この本の主人公達のように、強く決意して変えていけたら… 世界も変わるなぁ… 世界中の上に立つ人に読んでほしい!

Posted byブクログ

2022/07/18
  • ネタバレ

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旅のラゴスや獣の奏者のようなファンタジーを求めて読み始めてみたが、30ページ目で一旦断念。 自分の読書根性が軟弱なのが理由ですが、人物名等が難しい漢字でなんか読みづらいのと、冒頭の丘の上の襲撃シーンで、襲撃者に立ち向かう恩師を主人公が後ろから襲う?としか読めない箇所があって「ん?敵はどっち??」としょっぱなで頭こんがらがり、この先ちょっと自分にはスラスラと読み進められない気がして断念。

Posted byブクログ