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英語教師のための第二言語習得論入門 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2019/05/14

オススメの英語の勉強方法 多読多聴 感情に訴える教材 自分の事について話す 自分の知りたい内容を英語で調べる インプット70%、アウトプット30%

Posted byブクログ

2018/06/14

英語教師でなくとも、英語学習者ならば読んで損はない。 社会人なら1章と6章だけ読めばOK 第二言語習得に関するいくつかの説を取り上げ、ある程度定説となっているもの、いまだに論争があるものと切り分けた上で、客観的に述べられている。 巷に溢れている成功者による属人的な英語学習指南書...

英語教師でなくとも、英語学習者ならば読んで損はない。 社会人なら1章と6章だけ読めばOK 第二言語習得に関するいくつかの説を取り上げ、ある程度定説となっているもの、いまだに論争があるものと切り分けた上で、客観的に述べられている。 巷に溢れている成功者による属人的な英語学習指南書よりも、かなり説得力がある。 本書にあるように、「理論に基づいた実践」が最も高い効果を生むということを気づかせてくれる一冊。

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2016/05/17

『外国語学習の科学ー第二言語習得論とは何か』よりも専門的な書籍になるのかと思っていましたが、かなりかいつまんでわかりやすく書かれています。いろんな人に読んでほしいという思いもあるかと思いますが、何より教員に読んでほしいとのこと。『外国語学習の科学』はあまり読まれていないようなので...

『外国語学習の科学ー第二言語習得論とは何か』よりも専門的な書籍になるのかと思っていましたが、かなりかいつまんでわかりやすく書かれています。いろんな人に読んでほしいという思いもあるかと思いますが、何より教員に読んでほしいとのこと。『外国語学習の科学』はあまり読まれていないようなのです。 本書はSLAの原理についての解説のほか、各校種で指導するときのポイントも章ごとにまとめてくれています。 科学的根拠から指導法を見直すことも大事。しっかり勉強したいです。

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2015/10/03

おすすめ資料 第180回 (2013.3.15)   言語科学の知見を実際の英語教育に生かすための入門書です。 英語の先生に向けて書かれていますが、 それ以外の人、特に効率的な外国語学習をめざす人、にも役立つ内容です(特に第6章)。 [同じ著者の本] 外国語学習の科学 : ...

おすすめ資料 第180回 (2013.3.15)   言語科学の知見を実際の英語教育に生かすための入門書です。 英語の先生に向けて書かれていますが、 それ以外の人、特に効率的な外国語学習をめざす人、にも役立つ内容です(特に第6章)。 [同じ著者の本] 外国語学習の科学 : 第二言語習得論とは何か 外国語学習に成功する人、しない人

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2015/03/08

たくさんのことを学べば学ぶほど、基本に忠実な型になっていく。それはどこかしら物足りなくも感じる。もっとセンセーショナルな手法をどこかで望んでいた。しかし、提示されるのはあくまで教授法として基本的なもの。その大切さを知りながらその教授法を用いることと、そうでない場合との間に、一体ど...

たくさんのことを学べば学ぶほど、基本に忠実な型になっていく。それはどこかしら物足りなくも感じる。もっとセンセーショナルな手法をどこかで望んでいた。しかし、提示されるのはあくまで教授法として基本的なもの。その大切さを知りながらその教授法を用いることと、そうでない場合との間に、一体どんな違いがあるというのか。だとすれば、俺は一体成長しているのだろうか。いや、きっと手腕は研磨されていくものだと信じたい。それが、知るということだ。また、組み立てにも大きな影響を与えるだろう。新たな材木を得たのだと勘違いしないようにしよう。俺が得たのは、新しい設計図。今あるものを、正しく使うのだ。

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2014/02/14

色んな人と英語学習について議論をしていて アカデミックな世界では、どんな議論がされているんだろうと思い本書を手にとった。 知らなかったが、第二言語習得というジャンルがあるようで、心理学・言語学・教育学の関連領域だとのこと。 学問として確立したのが1960年代で、個々の問題につ...

色んな人と英語学習について議論をしていて アカデミックな世界では、どんな議論がされているんだろうと思い本書を手にとった。 知らなかったが、第二言語習得というジャンルがあるようで、心理学・言語学・教育学の関連領域だとのこと。 学問として確立したのが1960年代で、個々の問題についての実証研究も数が限られているので、まだまだ発展途上だそうだが、自分が漠然と考えていたことが、ほとんど既知の問題として論じられていて面白かった。 新書サイズ、140ページほどなので 本を読むのが苦痛でなければ 1-2時間ぐらいで読める。 自分は日本にいる時に 「日本人は練習ばっかりしていて、リアルコミュニケーションをしていないからダメだ」 「日本人のボキャブラリーや文法は十分なのだから、実践に注力すべきだ」 という論調を信じていた。 日本にいる時が 練習:本番=10:0 だとしたら アメリカに来てみて 練習:本番=0:10 にしてみようとトライしようとしたが 理想的には練習:本番=7:3 ぐらいが良いのではないかと思うようになってきた。 地道な練習をしないで、試合ばっかりやっててもダメだな~と思っていたところ そのような旨についても、しっかり本書に書いてあった。 第二言語習得の研究の結果、本書がで勧めている勉強方法は 一言でいうと「大量のインプット、適量のアウトプット」だとのことだ。 小学生、中学生、高校生、大学・社会人が 各段階で、どのような英語学習をするのがよいか 社会科学の実証研究をベースとして論じている。 英語の学習について世間に転がっている情報は、ほとんどが我流の成功論なので 何を信じて良いのか分からなくなってしまう。 英語学習の方法について、思い悩んだことのある人には 本書は非常にお勧め。 結局のところ、英語習得に近道はないが たいていの悩みは構造的な問題として取り上げられているので 本書を読むことで、迷いが振りきれる感じがする。

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2013/10/06

大学の「英語科教育法」の授業で小耳にはさんだ理論がいっぱい紹介されてました。学生の時は「へー」と聞いてたけど、いざ教壇に立つようになって以来、なにも実践できていなかった。 これを機会に、自分の授業のやり方をもう一度見直そうと思う。インプット、大事ですよね。

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2013/09/08

[図書館] 読了:2012/6/3 自動化理論の限界を知ること。 中学校の頃から、自動化理論で教育を受けてきた。それが普通だと思っていた。英語では、英字新聞を読んだり、多読を試したりすることで、インプットも大事だと分かりつつあったが、それでも新たにスペイン語を勉強しようと思い立...

[図書館] 読了:2012/6/3 自動化理論の限界を知ること。 中学校の頃から、自動化理論で教育を受けてきた。それが普通だと思っていた。英語では、英字新聞を読んだり、多読を試したりすることで、インプットも大事だと分かりつつあったが、それでも新たにスペイン語を勉強しようと思い立ったとき、まずしようとしたことは「スペイン語の教科書」を買うことであった(結局まだ買っていないが…)。小中高の教育の根深さというものを思い知った。 ・「英語を教えること」についてほとんど知識のない教師が英語を教えているという事実。 ・アウトプットとは、「自分の中にすでにあるものを外に出すこと」でしかない。 p.64 「 現在の日本の英語教育・学習の現状 → (1) 理論が自動化モデルに偏り、しかも自動化の訓練が不足 (2) インプットの質・量ともに不十分 (3) 意思伝達よりも正確さを重視 上記3点の主たる理由として考えられるのは次の3点 → a. 誤った英語学習理論 b. 不十分な英語教員養成システム c. 正確さを過大に重視した入学試験」 p. 137 「ここで大事なのは、自分のことについて話す、というこおです。これまでの心理学や脳科学の研究で、他人のことよりも自分のことの方が記憶に残り、また脳の中でも自分のことについては処理する部位が異なっているということがわかっている」

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2012/02/02

言語学の大家、白井教授の最新作です。 多くの小学校・中学校・高校教員の教員は、大学であまり英語教授法や言語習得論などを勉強せずに教員になります。 白井教授はその点を指摘しており、この本をぜひ現役教員、または教員になりたい人に読んでほしいと感じているようです。 この本は8割ぐ...

言語学の大家、白井教授の最新作です。 多くの小学校・中学校・高校教員の教員は、大学であまり英語教授法や言語習得論などを勉強せずに教員になります。 白井教授はその点を指摘しており、この本をぜひ現役教員、または教員になりたい人に読んでほしいと感じているようです。 この本は8割ぐらいが理論に関することで、2割ぐらいが実際の授業にどのように導入するかが書かれています。 忙しい教員は、すぐに使えるようなネタを求めて、そのような本を買うのですが(忙しすぎる教員は本すら読む時間が無いようですが…)、まずどのように指導すればよいかというのを理論でおさえ、実践に指導にあたるというのがいかに効率の良いことかというのがわかりました。 白井教授が本書で指摘されているもののうち、私が特に大事であると感じたのは、下記の2点です。 ・多量のインプットに対し少量で良いからアウトプットを ・インプットは認識できるできるレベルものであること より多くの外国語(英語)教員に、この本を読んでもらいたいと思いました。

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2012/01/31

(2012/1/29読了)外国語習得の要点その1「大量のインプットと少量のアウトプット」大量のインプットと、少量でも頻繁なアウトプットが効果的。そしてインプット→アウトプット→インプットという順番が効果的。つまり予習し実践し、復習する。 その2「理解可能なインプット」意味がわから...

(2012/1/29読了)外国語習得の要点その1「大量のインプットと少量のアウトプット」大量のインプットと、少量でも頻繁なアウトプットが効果的。そしてインプット→アウトプット→インプットという順番が効果的。つまり予習し実践し、復習する。 その2「理解可能なインプット」意味がわからないものは習得効果が薄い。各自のレベルにあったインプットであること。

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