デモいこ！ の商品レビュー

TwitNoNukes【編著】

2012/07/15

新しい視点のデモ評価本。
最近のツイッターデモをみていると、今までにないデモの評価も変わってくるかもしれない。

好印象に書かれている。
デモーハウツー本　薄い冊子なので、初心者にはすぐ読める。

2012/02/24

サクサク読める。デモに興味の合う人には良い一冊なのではないか。しかし、デモに懐疑的な自分には、やはりデモは自己満足の域を出ないものだと感じた。

2012/08/23

さっくり読めるデモ行進入門。
デモとは？ってところから具体的なやりかた（参加・主催）の手引きに、主催者6名の体験談と、デモの歴史を少々。

当事者意識のない人が引かないレベルで無難にまとめつつ、本当に言いたいこともさりげなくすべりこませてある。
一過性フィーバーのマジョリティ臭いものを警戒しながら読んだんだけど、予想よりずっと良かった。
ちゃんとまっとうに運動してるし、過去の蓄積を意識してる。

ただ、反原発のプラカードに「子供を守れ」がいっぱいあるのは少々気持ち悪いと思った。
子供を理由に自説を押し通そうとするのはどの陣営もよく使う手口だから。
「子供を守るために原発を無くそう」は「子供を守るために火力発電をやめて原発を守ろう！」と同じ温度で感情に訴える。

2012/01/30

朝日新聞で、作家（大学教授？）の高橋源一郎さんが言及していたので読んでみた。
薄いブックレットなので、実はそんなに期待していなかったけれど、デモのノウハウは当然として、デモの歴史がちゃんと書かれているのがとてもよかった。
デモの歴史は、説明として簡潔だし、とてもよいと思う。
この本を読むと、今までデモに関心はあってもなかなか「参加する」ということに二の足を踏んでいたのを、後押ししてくれるような気がする。
さあ、あとはデモに行こう！と。