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贖罪の奏鳴曲 の商品レビュー

3.9

242件のお客様レビュー

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2024/04/24

贖罪とは・・・ 第三章の「贖いの資格」が 興味深かった。 償いは言葉ではなく行動。 最近見たドラマの影響も相まって 心にきた。 罪を償うのは、義務じゃなくて 権利なのかもしれない。 罪は許されるはずがない。 難しい言葉や漢字が多くて、 自分の不勉強を反省だなぁ。 本意を読み取る...

贖罪とは・・・ 第三章の「贖いの資格」が 興味深かった。 償いは言葉ではなく行動。 最近見たドラマの影響も相まって 心にきた。 罪を償うのは、義務じゃなくて 権利なのかもしれない。 罪は許されるはずがない。 難しい言葉や漢字が多くて、 自分の不勉強を反省だなぁ。 本意を読み取るという意味で ちゃんと言葉を知らなきゃいけないなとも 久々に思った。 改めて調べてみたけど、 御子柴の罪は人を殺したことで それは本当の意味で償うことはできなくて だから、贖(あなが)いなんだな。 罪を償う、あるいはそれに相当することを 行動する。 償うとは相手の損失を補う、埋め合わせをすることだから。 人の命の埋め合わせは出来ない。

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2024/01/13

悪名高い弁護士、御子柴礼司が主役を務めるシリーズの一作目です。 法廷で繰り広げられる、検察側との攻防の緊迫感に引き込まれました。 このシーンだけでも読み応えがあります。 少年犯罪や障害者についての言及に加えて、他作品にも見られるピアノ演奏の描写もあり、それらをエンターテインメ...

悪名高い弁護士、御子柴礼司が主役を務めるシリーズの一作目です。 法廷で繰り広げられる、検察側との攻防の緊迫感に引き込まれました。 このシーンだけでも読み応えがあります。 少年犯罪や障害者についての言及に加えて、他作品にも見られるピアノ演奏の描写もあり、それらをエンターテインメントとしてまとめる力量に感服しました。 また、『連続殺人鬼カエル男』とのリンクもあるので、そちらを読んでいると更に楽しめると思います。

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2023/12/24

冷酷、悪辣、しかし無敗の弁護士、御子柴礼司。三億円の保険金殺人事件に関わることになった彼は、勝ち目のない闘いに挑むことになる。一方、ある死体遺棄事件を捜査中の刑事は、その事件に御子柴が関わっていることを突き止める。捜査の果てに行き着いた御子柴の過去とは? そして裁判の行方は? ...

冷酷、悪辣、しかし無敗の弁護士、御子柴礼司。三億円の保険金殺人事件に関わることになった彼は、勝ち目のない闘いに挑むことになる。一方、ある死体遺棄事件を捜査中の刑事は、その事件に御子柴が関わっていることを突き止める。捜査の果てに行き着いた御子柴の過去とは? そして裁判の行方は? 冒頭の御子柴のサイコパスっぷりから引き込まれました! そして登場人物が少なめなのに、どんでん返しがしっかり効いてて、最後まで読ませる力を感じました✨

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2023/12/10

大どんでん返しのどんでん返し!? 贖罪とはどういうことか? さだまさしさんの「償い」という曲を思い出した。

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2023/11/10

冒頭から一気に作品の世界にのめり込んだ。御子柴シリーズの第1作目。中山さんの作品の中では御子柴シリーズは特に好き。少年の頃に犯した罪。名前を変えて逃げ得的なイメージは拭えないですよね。ただ作品としてはやはり面白い。

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2023/10/21

御子柴礼司シリーズ一作目。 悪名高い弁護士、御子柴礼司の過去は少年Aだった。 肯定は出来ない。けど、少年院の中の出来事により猛省し、更には弁護士になるという努力もしている彼を否定は出来ない。 そして読み終わり事件の真相もわかり、ホッとした。次回作も楽しみではある。

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2023/09/24

ミステリーの醍醐味を味わえる作品だった。 善でも悪でもない御子柴に惹かれる。 ミステリー好きなら「読むべし」一択。 ラストまで、夢中で読んだ

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2023/09/20

これはどんでん返し満載 もう全然読んでて追いつかなくて それが食傷気味にならないのが中山七里さんの素敵なところだと思う

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2023/08/31

やっと読み始めることができた弁護士御子柴礼司シリーズ。 過去の罪の回想~現在までのシーンが印象的。 実際にあった事件となんとなくかぶるところもあったりして、なんとも言えない気持ちになった。 「贖罪」の意味を考えさせられる。

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2023/07/11

面白かった。この人怪しいなぁというのはあったけど話がどういう展開になるのか予測がつかず、気になってどんどん読み進めました。 御子柴礼司とはいったいどんな人物なんだろう。深堀りしたくなる底知れなさに魅力を感じます。

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