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首の姫と首なし騎士 の商品レビュー

3.8

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

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2012/01/18

キャラクターは良いです。2巻目になり、それぞれが動き始めた感じですね。新キャラのリオンたちもしっかり書き分けられていて、誰だか分からなくなることはありません。 が、どうも1巻と同じく分かりにくい箇所がいくつかありました。ロッティが主人公のせいでまわりくどい表現が多いからなのかも知...

キャラクターは良いです。2巻目になり、それぞれが動き始めた感じですね。新キャラのリオンたちもしっかり書き分けられていて、誰だか分からなくなることはありません。 が、どうも1巻と同じく分かりにくい箇所がいくつかありました。ロッティが主人公のせいでまわりくどい表現が多いからなのかも知れませんが、騎士との関係性(お互いどう考えているのか)も不明。 無理に恋愛しなくてもいいのですが、ぼかしすぎているような気がしてなりませんでした。 だけど次巻にも期待していますー!!

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2012/01/11

多分面白かったと思うんだけど、なんとなくもやもやする部分も。次の巻で明かされるのかもなので次巻待ち。

Posted byブクログ

2012/01/08

2012.01.08読了。紀伊國屋書店で購入。 規模の大きい話なのか小さい話なのか判断に困るのは相変わらず。 騎士と姫のやりとりが前作よりも少なくてちょっとがっかり。 というわけで星4つです。 新キャラもなかなか気になるお方ばかりで。 そろそろ女性キャラも出てこないかなーと思って...

2012.01.08読了。紀伊國屋書店で購入。 規模の大きい話なのか小さい話なのか判断に困るのは相変わらず。 騎士と姫のやりとりが前作よりも少なくてちょっとがっかり。 というわけで星4つです。 新キャラもなかなか気になるお方ばかりで。 そろそろ女性キャラも出てこないかなーと思っております。

Posted byブクログ

2012/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった! シャーロットがかわいい。 特に最後の方のあせってるかんじのところが、かわいかった。 恋愛色が強すぎなくて、私的には嬉しかった。 首なし騎士は、前回より影が薄いなあと思った。 というか、兄が濃いと思う。

Posted byブクログ

2012/01/05

首なし騎士が、前回よりもおとなしかったような。 もっと傍若無人さがあってもよかったかな、と思いましたが、 〝人は、呆気なく死ぬものだ。  呆気なく、死ぬものだ。〟 を強調するためか…。 〝死〟を知っているから、首の姫から離れられない→ 気にせずに行動できない、ですか。

Posted byブクログ

2012/01/14

“「……ねえ。彼、"王にとって国民は自分の所有する物でしかない“って言ってなかった?あれ、どういうこと?」 「ああ……。そういえば、お前は他国に行ったことも、他の王に会ったこともなかったな」 「他国の政治の仕組みをまとめた本は読んだわよ?」 「本が全てを語っているとは限...

“「……ねえ。彼、"王にとって国民は自分の所有する物でしかない“って言ってなかった?あれ、どういうこと?」 「ああ……。そういえば、お前は他国に行ったことも、他の王に会ったこともなかったな」 「他国の政治の仕組みをまとめた本は読んだわよ?」 「本が全てを語っているとは限らない。それに、当たり前過ぎることは、書かれないものだよ」 部屋の本棚に並ぶ、政治に関する本の数々を見やるレイフォード。つられて私もそちらに視線を向ける。 「この国は特殊な成り立ちから生まれた。でもそれだけじゃない。政治から思想から、あらゆる点で他国とは違っている。第三者的に言うなら、間違いなく異色だよ」 「異色、って……そこまで?」”[P.119] 2巻目。 続きが出て嬉しい。そして願わくは長く続いてほしい。 しかし表紙が物騒すぎる。 ミステリ要素があるのが堪らん。 ロッティの頭の切れが読んでて楽しい。 エルマー家辺りの波乱が怖い。 P.21、P.155あたりがうまいと思った。 “「貴方——……、恐いの?」 頭が言葉を選び取るより先に、心が"答え”を吐き出した。 戦場で生きた男は、誰よりも命の儚さを知っている。目を離した次の瞬間、失われているかもしれないことを、知っている。 (ああ、だから) だから、徹底して守ってきたのか。 ……まるでその言葉が合図だったかのように、彼は剣を手に取った。反射的に団長が抜いた剣を薙ぎ払い、その勢いのまま、私の首を目がけて—— ぎいん。高い金属音が、耳を劈いた。 音の余韻が、まだ耳の側で響いている。が、手で押さえることは出来ない。首のすぐ真横に鋭い銀の光を放つ刃があった。衝撃で削れた石壁の破片が、ぱらぱらと床に散った。……もし城が木で造られたものだったら、壁ごと首を持って行かれていただろう。 呼吸も、瞬きも止まった。耳鳴りがする程の静寂の中、聞こえるのは心臓の音だけ。目の前の悪魔は、奥底に火種を燃やす闇色の双眸で、私を見据える。 「このまま剣を滑らせれば、あんたの頭は呆気なく体を離れる」 「……」 「あんたは戦う術を持たない。こうして剣を向けられても、逃げることすら出来ない。……俺が城下に行かないのは、そういう理由だよ、お嬢さん。オーガを恐がってるからじゃない」 「……驚いた。貴方、先程の言葉をそんな風に受け取ったの?」 「ふうん。違うのか。なら、どういう意味で言ったんだ?考える頭のない俺にもわかるように、説明してみろよ」 「お断りするわ。“答え”は奪い取るものなのでしょう?」 自由奔放で我が道を行く男が、どうしてそんなに自分の感情に関しては鈍いんだ。殺意には一も二もなく反応するくせに、その殺意が何故生まれたのか、前提にある”感情”の正体がわかっていない。ああ滑稽だ、またしても彼の歪んだ愛情表現に振り回されるとは!”[P.155]

Posted byブクログ

2012/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ここまで恋愛色がないのに面白いと感じる少女小説も珍しい。首なし騎士の無自覚さがかわいいです。そしてレイフォードのシスコンぶりがガチすぎて怖い。敵の片鱗が見えてきたものの、味方の新キャラも着々と集まりつつあるしこれからが楽しみ。

Posted byブクログ

2011/12/31

二作目も面白かったです! 今回いろいろと新キャラが登場してきたり主人公が悩みながらなんとか前に進もうとする姿がかわいかったです。 ただ少女文庫にしては(?)ストーリーが複雑かもしれない……。と思います。恋愛要素は、首なし騎士とより主人公の兄(?)とのほうが強い気がする。 謎解き...

二作目も面白かったです! 今回いろいろと新キャラが登場してきたり主人公が悩みながらなんとか前に進もうとする姿がかわいかったです。 ただ少女文庫にしては(?)ストーリーが複雑かもしれない……。と思います。恋愛要素は、首なし騎士とより主人公の兄(?)とのほうが強い気がする。 謎解きな雰囲気が強かったかなと。 ただ色々な謎が今回発生して、解決されたものも、されていないものもあるので、次回もとても楽しみです。

Posted byブクログ