首の姫と首なし騎士 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
前作よりもストーリー展開が格段に面白くなっています。 少女小説の割に甘さ控えめですが、それを凌駕する謀略の絡んだミステリー風ストーリーが秀逸です。 主人公・シャーロットと首なし騎士・アルベルト・ホースマンの微細な変化や成長も絶妙すぎて個人的に堪りません。この二人、今後恋愛関係になってほしいような、今の主従関係を保ったままでいてほしいような、複雑な気持ちにさせられますな。どちらに転がっても、納得できる展開を期待できる筆力のある作家さんだと思うので今後の展開が非常に楽しみです。
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内容…★★ 人物…★★★ 文体…★★★ 今回は典型的な守られヒロインなシャーロット。 シャーロットは王族で身分高いし、お兄ちゃんはシスコンだし、正ヒーローは騎士だし、怒ってくれる人がいないよね。 だからリオンが良い男に見えるのか。 キツイ女のライバルとかでてこないかな。
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本の帯に書いてあったように「ミステリ風王宮物語」な話です。1巻で次の王位継承者を選ぶ役目を担うことになったシャーロット。けれど、どのように王を選べばいいのか検討もつかない。その上、現在、国は国王不在の緊急時。政務も滞り、兄王子もシャーロットも大忙し。そんな中、シャーロットに暗殺の...
本の帯に書いてあったように「ミステリ風王宮物語」な話です。1巻で次の王位継承者を選ぶ役目を担うことになったシャーロット。けれど、どのように王を選べばいいのか検討もつかない。その上、現在、国は国王不在の緊急時。政務も滞り、兄王子もシャーロットも大忙し。そんな中、シャーロットに暗殺の手が忍び寄る……そんな始まりかたです。 「首の姫と首なし騎士」という結構すごいタイトル(笑)のこの話。文章はすごく読みやすく、続きが気になる書き方をしています。あと、キャラクターがかなり個性的。首なし騎士は何を考えているのかよく分からんし(なのにやけに印象的ww)、シャーロットは守られてるだけのお姫様じゃなく、きちんと信念を持って頑張るいい子だし(思ってることはダダもれだけどww)、兄王子レイフォードは美形でできる男(だけど、重度のシスコんww)。他にも個性的なキャラクターがいっぱい登場します。 3巻も楽しみ♪
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面白かったのだが、いかんせんとにかく、読みづらい。わかんなくて前の部分を読み返したところが多々あった。そこまで駄々漏れって、逆にすごいな。 しかし、悪口は言いたくないんだが、いい加減ロッティに苛々する部分も多少あり。そんな簡単に国とか領地とか背負えないだろうってのはわかるつもり...
面白かったのだが、いかんせんとにかく、読みづらい。わかんなくて前の部分を読み返したところが多々あった。そこまで駄々漏れって、逆にすごいな。 しかし、悪口は言いたくないんだが、いい加減ロッティに苛々する部分も多少あり。そんな簡単に国とか領地とか背負えないだろうってのはわかるつもりだが、自分一人で何もかもを片付けろと言ってるわけでなし、自信がないのかあまりに固辞し続ける姿を見てると、責任負うの嫌なだけなんじゃと意地悪な穿った気持ちも湧いてきてしまった。まあロッティが簡単に決断してしまったら話終わっちゃうし仕方ないんだが。 ロッティの性格と、前述の読みにくさのせいで、いまいち気持ちよく読み進めることが出来なかった。ロッティ、馬が合わないんだろうか・・・ 本当に純粋な意味でネガティブなヒロインだと思う。ここまで後ろ向きな子も珍しい気がする。私は正直好きではない。
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王位に付ける人物がいなくなり、空のままですごす日々で 慌しくどころでなく忙しくなった城内。 猫の手、として借り出されただけのはずが 気が付けば命を狙われる非日常にこんにちは。 緊迫した状態に、きちんと役割を果たす騎士…を見て 普通? と首を傾げてしまう気持ちはこちらにもあります...
王位に付ける人物がいなくなり、空のままですごす日々で 慌しくどころでなく忙しくなった城内。 猫の手、として借り出されただけのはずが 気が付けば命を狙われる非日常にこんにちは。 緊迫した状態に、きちんと役割を果たす騎士…を見て 普通? と首を傾げてしまう気持ちはこちらにもあります。 というか、この人一体いつ寝てるんですか!? と聞きたい。 そして新キャラ、曰く『狸親父』の息子。 登場した父親の姿に、狸の意味がよく分りました。 ほくろ親子? とも思いましたがw 前回の2時間ドラマより、もっと読みやすくなった感じです。 ノリはそのままなのですが…クライマックス、どきどきしました。 ええ、違う意味でw 自分の発言には、それが嘘でも責任を持ちたい…というか 本気で実行できる実力があるのが怖いww しかし最後…という事は、彼は一体どういう立場で あの場所に立っているのでしょうか?
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1巻が面白かったので、買ってきました。 相変わらず気持ちがダダ漏れのシャーロットですけど、ダダ漏れ部分に「」が付いていないから、どこから漏れてるのか分かりづらいところが多かったです。 アルベルトとの絡みが少なくなってて、シャーロットの方はアルベルトの自分への気持ちに気付いてそうですけど、シャーロットの気持ちは未確定で、アルベルトも自覚してないし、彼の気持ちは書かれないので、ちょっともやもや。 レイフォードのシスコンぶりはこの巻でも一層明らかになってて、確かにシャーロットが死んじゃったりしたら、最も王位を取らせたくない人になりそうです。 今回新キャラとして出て来た、リオンとセシル。リオンは真面目な好青年で明らかに味方ですけど、セシルはまだ敵なのか味方なのか分かりません。どっちもシャーロットを好きそうな感じで、次巻もどう絡んできて、それに対してアルベルトがどうなるのか楽しみ。 次巻は4月。遠いです。
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堅実な王宮もの、って感じになってきて嬉しい。自分にできることを着実に、国の力になろうとするシャーロットがいい。よくおじいさんが引き合いに出されるけど、シャーロットと結構似てるよねえ。前巻ではシスコン兄さんが気になってたが、新しく登場したキャラもそれぞれいい味だしてる。私としては、...
堅実な王宮もの、って感じになってきて嬉しい。自分にできることを着実に、国の力になろうとするシャーロットがいい。よくおじいさんが引き合いに出されるけど、シャーロットと結構似てるよねえ。前巻ではシスコン兄さんが気になってたが、新しく登場したキャラもそれぞれいい味だしてる。私としては、セシルはシャーロットの敵になるのか、味方になるのか、今後の動向が楽しみです。
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面白くなってきた。 シャーロットも少しずつ成長しているし、あとはいまいち思考の読めない新キャラがどう出てくるかが気になるところです。 騎士の出番ふえろー(笑
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