砂糖の通った道 の商品レビュー
「砂糖の道」と近年、江戸時代の長崎街道を呼ぶようになった。南蛮貿易によってポルトガルの菓子(南蛮菓子)や中国の菓子(唐菓子)が入り、北部九州のお菓子が発展していった様子からそう呼ばれている。 南蛮貿易とはポルトガル商人が中国産のものをマカオで積んでくる「ポルトガル船による日中貿...
「砂糖の道」と近年、江戸時代の長崎街道を呼ぶようになった。南蛮貿易によってポルトガルの菓子(南蛮菓子)や中国の菓子(唐菓子)が入り、北部九州のお菓子が発展していった様子からそう呼ばれている。 南蛮貿易とはポルトガル商人が中国産のものをマカオで積んでくる「ポルトガル船による日中貿易」であった!江戸時代、砂糖は漢方薬の原料であった。長崎から船で大坂に運ばれたので今でも大阪には製薬会社の本社が多い。森永製菓、江崎グリコの創業者は佐賀県出身。などなど歴史の好きな人お菓子が好きな人が楽しめる1冊です。南蛮菓子の代表はカステラ。岩村松浦軒のカステラもでてきますよ。
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世界的な話かと思ったら、「砂糖の通った道」とは、長崎街道のことだった。 イスラムのラマダン時の栄養補給のための砂糖菓子がキリスト教圏に伝わり、ポルトガルとの貿易で九州に上陸、生まれていく砂糖菓子の話。砂糖が好きではないからかもしれませんが、ちょっと読みづらく、伝えたい、というより...
世界的な話かと思ったら、「砂糖の通った道」とは、長崎街道のことだった。 イスラムのラマダン時の栄養補給のための砂糖菓子がキリスト教圏に伝わり、ポルトガルとの貿易で九州に上陸、生まれていく砂糖菓子の話。砂糖が好きではないからかもしれませんが、ちょっと読みづらく、伝えたい、というよりは、書きたい、という感じで作られている文章のようです。
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