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対人関係療法で改善する夫婦・パートナー関係 の商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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2024/01/30

どちらかが正しいかは重要ではない どちらも正しくそれを統合することが大切 関係を良くするための目的をはっきり明確にすると先が見通せて今どういう言動をしたらいいかにつながると再認識した

Posted byブクログ

2020/07/18

夫婦関係に焦点を当ててIPTの視点からそこにある葛藤を読み解いてくれる。信頼関係を基礎にして相手の事情を想像し対話するという普段の人間関係の心がけも、境界を引きにくい夫婦関係になると途端に崩れてしまう。役割期待のズレ、パターンの問題として認識しながら、最後は「自分がどう在りたいの...

夫婦関係に焦点を当ててIPTの視点からそこにある葛藤を読み解いてくれる。信頼関係を基礎にして相手の事情を想像し対話するという普段の人間関係の心がけも、境界を引きにくい夫婦関係になると途端に崩れてしまう。役割期待のズレ、パターンの問題として認識しながら、最後は「自分がどう在りたいのか」という思考に導いてくれる。

Posted byブクログ

2020/10/04

対人関係療法の本というより、単なるパートナー間の悩み相談という感じの本。というか、もともと対人関係療法ってそういうものなの?この本を読んでも対人関係療法が何かは分からない。

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2018/05/16

私たちはなぜかくも問題を複雑にしてしまうのだろうか。意識的にならなければ、パートナーとの関係は深まらないのだ。実践的な本でした。 ・不安を汲み取る。そのために、言葉にする。 ・攻撃ではなく、自分が困っていることを話す。 ・攻撃すると、防衛本能から人は頑なになる。 ・「完璧な妻 ...

私たちはなぜかくも問題を複雑にしてしまうのだろうか。意識的にならなければ、パートナーとの関係は深まらないのだ。実践的な本でした。 ・不安を汲み取る。そのために、言葉にする。 ・攻撃ではなく、自分が困っていることを話す。 ・攻撃すると、防衛本能から人は頑なになる。 ・「完璧な妻 対 ダメ夫」から「強迫観念に苦しむ不安に苦しむ妻 対 支える夫」に。 ・決まった時間にお互いが話し合いに集中する。ダメなときもキャンセルではなく、リスケする。 ・過去の話の時も今に注目。 ・離婚後の子どもへの悪影響は、パートナーだった人との関係が悪いままで続いているかどうかだけが関わっている。

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2016/08/04

様々なケースが書かれていましたが、私の場合男女逆のパターンでイライラしがちな人の気持ちが分かったような気がします。 その他、様々な性質の方について、過去にいろいろあったのかもしれない、などという考えが良いと思いました。 言わなくても分かると思っている人や、きちんと話をしない人はま...

様々なケースが書かれていましたが、私の場合男女逆のパターンでイライラしがちな人の気持ちが分かったような気がします。 その他、様々な性質の方について、過去にいろいろあったのかもしれない、などという考えが良いと思いました。 言わなくても分かると思っている人や、きちんと話をしない人はまず読んでみて欲しいです。

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2015/06/23

非常に面白いです。 初めは自分の患者さんの熟年夫婦関係にどう対応するかというために読んでいました。 「対人関係療法入門ガイド」を読んだ後なので、余計にこの本自体が対人関係療法に基づいた方法で書かれているとわかりますが、そんなことを知らなくてもよくあるバートナーとのすれ違いについて...

非常に面白いです。 初めは自分の患者さんの熟年夫婦関係にどう対応するかというために読んでいました。 「対人関係療法入門ガイド」を読んだ後なので、余計にこの本自体が対人関係療法に基づいた方法で書かれているとわかりますが、そんなことを知らなくてもよくあるバートナーとのすれ違いについて書かれています。 どういった小さな身近な方法からパートナーとの関係を改善していくかtipsがたくさん詰まっています。 そして、夫婦関係が血縁、子供に影響すること、別れが必要なときまで書かれています。 医療関係者だけでなく、たくさんの方々に読んでいただきたいですね!

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2014/11/26

不安は怒りの形で出て来やすい、怒りをぶつけられると人は防衛的になりやすくそれはいい結果にならないので、不安は不安、寂しいは寂しいと、むきだしのコミュニケーションをする勇気を持つのが大事、というのは確かに正論。 ただ、私は自分が攻撃的になりやすいという意識が昔からあり、不満を怒りに...

不安は怒りの形で出て来やすい、怒りをぶつけられると人は防衛的になりやすくそれはいい結果にならないので、不安は不安、寂しいは寂しいと、むきだしのコミュニケーションをする勇気を持つのが大事、というのは確かに正論。 ただ、私は自分が攻撃的になりやすいという意識が昔からあり、不満を怒りにしてぶつけないように注意していたので、悲しいとか寂しいとか不安とかいう形にはするようにしていたと思う。そうしたら昔の恋人は喜んだり調子に乗ったりして態度を改めることはなく、結局怒るとか泣き叫ぶとかしなければならなかったのだけど、そういう場合はどうしたらいいのか。 それが今のパートナーなので、本当に困るんですよね。最初から寂しいなんて言わなきゃよかったような。

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2012/06/27

十年近くお世話になっているカウンセラーから、宿題として渡された本でした。借りた本なので、ラインが引けないのですが、ふせんがたくさん打ってある状態でお借りして、そのふせんに、かなり思い当たる節があり、カウンセラーの方は僕のために探してくれたのか、と錯覚しました。また、読み返したいの...

十年近くお世話になっているカウンセラーから、宿題として渡された本でした。借りた本なので、ラインが引けないのですが、ふせんがたくさん打ってある状態でお借りして、そのふせんに、かなり思い当たる節があり、カウンセラーの方は僕のために探してくれたのか、と錯覚しました。また、読み返したいので、別途購入しよう。

Posted byブクログ

2012/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■パートナーを「重要な他者」と言われたときの感じ方 パートナーは間違いなく「重要な他者」に含まれるのですが パートナーを「自分にとっては全然重要でない」という感じ方をする人も居ると思います。 それは自分の現実生活の中でパートナーが全く頼りになっていない、役に立っていない あるいはむしろ足を引っ張っている、憎しみあっている、というような状況であるかもしれません。 講演会で面白い?反応なのですが パートナーは重要な他者です!というと男性はうなずくが 女性の聴衆は「えー」というような反応が返ってきます。 ■ふとしたキッカケで破綻 パートナーとの関係における手抜きの背景には 距離のある人との関係は儚く壊れてしまってもパートナーとの関係は そんな簡単には壊れないはずだ、という安心感もあると思います。 特に子どもがいる場合には 実際に別れることは容易ではありませんし 子どもがいなくても対外的なことや生活の大きな変化を考えれば 「まあ、今のままでも仕方ないか」という結論に達してしまいがち。 普段の生活はそんなうえに成り立っている人も多いでしょうが、 どうしても看過できないような問題が起こってくると こうした関係性の積み重ねも手伝って不和が顕在化してきます。 現在起こっている問題にプラスして 「妻はいつも責めてばかり」「夫は私の事を全く気遣ってくれない」という 長年の積み重ねが問題とされてくるのです。

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2012/02/29

とある先生が紹介され、気になっていた本である。 対人関係療法という名前は一見とっつきにくい名前であり、この手の本は難しく書こうと思えばどこまでも難しく書けてしまうため一般の人には馴染まないと思っていた。 読んでみると難しい言葉はほとんど出てこない。 詰まることなくスラスラ読めて...

とある先生が紹介され、気になっていた本である。 対人関係療法という名前は一見とっつきにくい名前であり、この手の本は難しく書こうと思えばどこまでも難しく書けてしまうため一般の人には馴染まないと思っていた。 読んでみると難しい言葉はほとんど出てこない。 詰まることなくスラスラ読めてしまった。 誰もが抱える悩みを「ヒラメさん」や「アユさん」などの例を挙げてわかりやすく答えてくれる。 実は私も結婚当初はケンカの連続で怒りの消えない日々を過ごしていた。 いつしか怒りは破壊しか生まないことを知り、一つのルールを決めた。 「大声で言ったことは聞かない」 お互いが怒っているときは一旦距離を置き、気持ちの落ち着きを待って、言い分はともかく怒ってしまったことを後で謝ることにした。 この本では色々なケースに対して具体的な第一歩を示しており、どんなパートナーにもためになると思う(同性愛でも)。 当たり前のことだがパートナーをいつの間にか自分と錯覚していたのだろう。 「重要な他人」だったのだ。 他人と思えば強い要求をすること自体失礼なことだと気付く。 少し頼み方を変えるだけでまさに「最大のストレスは最も頼りになる力」になるのかもしれない。 分かっているようで全く分かっていないのがパートナー、コミュニケーションって大事だな。

Posted byブクログ