なかのとおるの生命科学者の伝記を読む の商品レビュー
知っている人の部分はまあ読めるが、知らない人の細かすぎる解説は読む気がしない。読解難易度を★、★★、★★★で提示しているが、素人には★少数、ほとんど★★★
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科学者の伝記はこれまで読んだ記憶が全然ないが、広く浅く見てみると、意外にも人や実験テーマとの出会いが運命的、偶然的なことが多いんだなと思った。もちろんやっていく中でそれが正しいかどうかは本人はその場では分からないので結果論だと思うが。 科学の世界では、自分の功績や発見が他の科学者...
科学者の伝記はこれまで読んだ記憶が全然ないが、広く浅く見てみると、意外にも人や実験テーマとの出会いが運命的、偶然的なことが多いんだなと思った。もちろんやっていく中でそれが正しいかどうかは本人はその場では分からないので結果論だと思うが。 科学の世界では、自分の功績や発見が他の科学者や世間からどのように評価されるかはまちまちなんだなと強く思った。死後に功績が認められることもあると思うと、人生の中で名声を求めるのは虚しいことだなと感じた。
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野口英世、ジョン・ハンター、アレキシス・カレルなど、生命科学者たちの伝記を紹介し、その科学者のエピソードから思いつくことなどを綴る。『細胞工学』連載を訂正・加筆して単行本化。 とりあえず一回返す。
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本文内容そのものよりも前書きやあとがきなどの方が面白い本がたまにある。 本書は、著名な科学者の伝記を読んで、そのエッセンスを紹介するという手法をとっており、筆者の筆が本当にさえるのは「番外編」と「おわりに」だという点は間違いない。 特に「おわりに」では、独創性、一貫性、協調性、偶...
本文内容そのものよりも前書きやあとがきなどの方が面白い本がたまにある。 本書は、著名な科学者の伝記を読んで、そのエッセンスを紹介するという手法をとっており、筆者の筆が本当にさえるのは「番外編」と「おわりに」だという点は間違いない。 特に「おわりに」では、独創性、一貫性、協調性、偶然性、人間性というそれぞれの尺度から偉人を分類してみせるという荒業もやっているので、楽しめます。 本書でも紹介されたジョン・ハンターやトーマス・ヤング、ルドルフ・ウィルヒョウ、セント・ジェルジなどの多芸振りは、おそらく科学という分野でなくても成功したと思わせる点で、やはりダヴィンチやミケランジェロ並みの天才なのでしょう。
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これは面白い。 科学者の人生そのものも面白いし、著者の文章も面白い。 なんかこれだけで満足して、「原典(紹介されている伝記)」を読む意欲がわかなくなるほど面白い。
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ゲノム研究で凌ぎを削っていたワトソンとベンターの確執。いくつかの理由でワトソンがNIHから追い出させた頃、見知らぬ政府高官からベンターにお褒めの言葉があった。不思議に思ったベンターが褒める理由を高官に尋ねたところ、「ワシントンでは、敵のグレードによってその人の能力は判断される」と教えられたという。当人には図りしれない社会の怖さを感じる。 あと、「賢さは伝染しないが、アホはかなりの伝染性を有している。」と筆者のいう”法則”は印象的。
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大阪大学の教授が書いた生命科学者伝記。 18人の研究者の伝記をたった1冊で味わえるという意味でお得。偉大な科学者の名言がバンバン引用されているし、それに対する著者の感激も伝わってくるので面白い!
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Honz被害者の会から加害者の仲間入りしたなかの先生の専門は「いろんな細胞はどうやってできてくるのだろうか」学 18人の生命科学者の伝記レビューは絶版の本ほど読みたくさせる、迷惑なこった。同時代の人達なので話はいろんな所で交差している。 日本一好かれている科学者と言える野口英世...
Honz被害者の会から加害者の仲間入りしたなかの先生の専門は「いろんな細胞はどうやってできてくるのだろうか」学 18人の生命科学者の伝記レビューは絶版の本ほど読みたくさせる、迷惑なこった。同時代の人達なので話はいろんな所で交差している。 日本一好かれている科学者と言える野口英世、梅毒菌の発見は「断固とした決意と粘りと鋭い視力」が武器で、スピロヘータの研究では光学顕微鏡では見えないはずの構造を見つけている。 ヒトゲノム解読のクレイグ・ベンダー 「わたしが金を求めるのは、ただ好きなように研究したいから」 ビタミンC発見のセント=ジョルジ 「発見というのは、誰もがみてきたことを観察することと、誰もが思いつかなかったことを考えることによって成立する。」 昨年末亡くなったリタ・レーヴィ=モンタルチーニ 科学の研究において成功するためには、知性の高さや、完璧かつ正確に仕事を遂行する能力だけが必須なものでなく、より大事なものがあると言う。一つには、研究に没頭する能力。そして、もう一つには、立ちはだかる障害を過小評価する能力を挙げている。 ファージ・グループ総帥 マックス・デルブリュック 「一番大切な科学活動は問いを発することだ」口癖は「僕はそんなことは一つも信じないね」この問いが多くの科学者を育てた。 この本の陰のヒーローはあまりにも有名なため紹介されていない「二重らせん」のジェームズ・ワトソン。DNA二重らせんの模型はロザリンド・フランクリンの撮ったX線写真を盗み見て確信したというのはセレンディピティの範囲を超えている。あまりにもご立派な伝記よりスキャンダルの一つや二つ入ってる方がおもろいやんかと言うのはなかの先生と一致するところだ。
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いや、伝記本紹介と言いつつ、かなり踏み込んで各科学者について書いてる。しかも、その内容がかなり面白い。
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※このレビューにはネタバレを含みます
なにぶん伝記の紹介であるから、元の伝記を読まなくては始まらない。ということで、気になったものをリストアップ。 「微生物の狩人」岩波文庫 「フィンチの嘴_ガラパゴスで起きている種の変貌」早川書房 「ウィクスラー家の選択」新潮社 「生命科学への道」岩波書店 「遺伝子発見伝」 「分子生物学への道」晶文社 ・・・・
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