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恋物語 の商品レビュー

4

211件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

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2011/12/23

 セカンドシーズンのラストを飾り、まさかの貝木泥舟の語り部で始まる本作。そんな本作は、彼とひたぎが出会い、そして囮物語から続く事件の解決を、ひたぎが貝木に依頼するというまさかの展開へと続く。普段の言葉遊びは、多少鳴りを潜め、普段とは違った雰囲気の語り方に、多少読みにくさ等を感じる...

 セカンドシーズンのラストを飾り、まさかの貝木泥舟の語り部で始まる本作。そんな本作は、彼とひたぎが出会い、そして囮物語から続く事件の解決を、ひたぎが貝木に依頼するというまさかの展開へと続く。普段の言葉遊びは、多少鳴りを潜め、普段とは違った雰囲気の語り方に、多少読みにくさ等を感じる部分はあるかもしれないが、話のつくりはとてもしっかりとしている。  衝撃のラスト、そしてファイナルシーズンへと続くこの展開、きちんと見て、来年の3冊を迎えてほしいと思う。

Posted byブクログ

2012/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

騙された!てか予想だにしてなかった。語りが貝木って!最もあり得ない。ガハラさんじゃないくて残念と思ったけど読みながら楽しくなってた。 まさか内面はこんなだったとは。超いい人!今までの誤解してたw。いや、悪いけどね。でもほんと今までのイメージが崩壊した。二年前のこともまさかそんなことを思ってだったなんて…。 前半はやっぱり嘘なんじゃないかと疑いながらだったけど最後まで読んでこれは本当なんだと信じたい。戦場ヶ原とのやり取りは複雑な感じ。 羽川の久しぶり登場もうれしい。なんか存在感がダンチになってる。 クライマックスの撫子と貝木の会話は自分の心にも響いた。なりたいと思わなきゃなれない、そうなんだよね。でもそれが難しい。忘れちゃってた気持ち。 そして最後、どうなっちゃうの。ファイナルシリーズに続くとは…うれしいけど。ただやっぱりガハラさんの語りと阿良々木のやりとりを楽しみにしてたからそこもファイナルシリーズに期待ということで。

Posted byブクログ

2011/12/23

セカンドシーズン終了、そしてファイナルシーズンに続くらしい。物語シリーズ最新刊、恋物語のご紹介。 どう書こうか凄く悩んだけれど、まずは読後の印象をこう表現しよう。「物足りなかった」。 面白い点は色々あった。一人称になって初めて見えてくる貝木の内面は可愛らしいし、ガハラさんや余...

セカンドシーズン終了、そしてファイナルシーズンに続くらしい。物語シリーズ最新刊、恋物語のご紹介。 どう書こうか凄く悩んだけれど、まずは読後の印象をこう表現しよう。「物足りなかった」。 面白い点は色々あった。一人称になって初めて見えてくる貝木の内面は可愛らしいし、ガハラさんや余接ちゃんとの掛け合いも楽しい(余接ちゃんは相変わらず変な方向性だが)。でもその上で更に物足りないと、そう思った。 以下、長めの感想はブログにて公開しています。 http://tk2to.blogspot.com/2011/12/blog-post_23.html

Posted byブクログ

2012/04/28

読み始めてみると語り手に驚きである。なんでこいつなんだ。ひたぎエンドってサブタイトルなのにひたぎ出番少ねぇ。いや、語り手以外の人物では一番登場してるのかもしれないけど、発売前に期待してた私生活での阿良々木との会話とか、そういったものがまったく描写されてねぇ。それになんだこれ、囮物...

読み始めてみると語り手に驚きである。なんでこいつなんだ。ひたぎエンドってサブタイトルなのにひたぎ出番少ねぇ。いや、語り手以外の人物では一番登場してるのかもしれないけど、発売前に期待してた私生活での阿良々木との会話とか、そういったものがまったく描写されてねぇ。それになんだこれ、囮物語での予告はなんだったんだ? あんだけ期待させといて終わり方はこれか。発売前の俺の期待感を返せぇぇぇ! などといった衝撃を色々と受けはしたが、話自体は非常に良かった。最初は堂々巡りのような文章が続き、語り手が語り手だったせいもあってうっとうしく感じたがそれはまぁいつものことで、読み進めるとその頻度も減ったし良い印象が無かった語り手の内面も見られたしで面白くなった。というか偶然と力押しと変態で物語を進める阿良々木よりも面白いんじゃないか?これ。 しかし思ったより小さく纏まってしまったのは別にいいけど、セカンドシーズンの最終巻なのにこんなに後引く終わり方なのかよって言うかやっぱりサード(ファイナル)シーズン書くんだ・・・。

Posted byブクログ

2011/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

西尾維新、化物語セカンドシーズン最終巻「恋物語」 まさかの貝木視点!ラストも衝撃。。 このシリーズはキャラの視点をコロコロ変えて書くけど、それってすごいことなんだろうし、キャラがとてつもなく魅力的に感じるのはことためでもあると思う。 それから、少女不十分で語られていた「変わったやつが普通に幸せになるような話じゃなくて、変わったやつが変わったやつなりに変は変なままでも生きていけるような物語を書いている」って言葉が思い出されるような内容でもあった。この哲学をすごく気に入ってしまった僕はこれからも西尾維新の作品を読んでいくと思う。

Posted byブクログ

2011/12/23

西尾維新の物語シリーズ、セカンドシーズンの完結編。『囮物語』で登場したラスボスに、ひたぎを中心とした主要メンバーたちが挑んでいく。そんな話を予想していたのですが… 語り手はひたぎではなく、予想外の人物。それも話は結構こじんまりしてました。うーん、もうちょっとダイナミックな展開を...

西尾維新の物語シリーズ、セカンドシーズンの完結編。『囮物語』で登場したラスボスに、ひたぎを中心とした主要メンバーたちが挑んでいく。そんな話を予想していたのですが… 語り手はひたぎではなく、予想外の人物。それも話は結構こじんまりしてました。うーん、もうちょっとダイナミックな展開を期待していただけに残念です。

Posted byブクログ

2011/12/23

今回僕が得た教訓はなんだったのでしょうか. 「嘘」と「真実」,何がどちらなのでしょう.そもそもそこにこだわる必要があるのか.

Posted byブクログ

2011/12/23

戦場ヶ原さん視点だと信じて疑わずに読み始める、1行目で裏切られる。今回は全体的にこじんまりした印象でした。 セカンドシーズンは終わり、ファイナルシーズンが始まるようです。最後まで読もうと思います。 戦場ヶ原さんの出番多くて高揚しました。

Posted byブクログ

2011/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

セカンドシーズン最終巻。セカンドとわざわざ付けている以上、まだ続くことが今巻ではっきりしました。まあ随分以前からにおわせていましたが…。 作者が意図していなかった所まで話が伸びている印象をずっと抱いておりました。まあ、それは私の勝手な意見です。化物語は化物語で終わるべきだったと、今でも思っています。せいぜい、『猫物語:黒』までかなあ。西尾維新本人もおっしゃっていたようにそこまではちゃんと想定された物語として読むことができました。そこから先は、たたんだ筈の風呂敷を無理やり広げているようで、見ていて少し辛いものがありました。続けなきゃいけないから、風呂敷に無理やり布をあてて広げていく感じ。つまらないとは間違っても言いません。発売日を心待ちにする程度には面白かったです。ただ、どうしても違和感がぬぐえなかっただけで。 そんなわけで、セカンドシリーズ最終巻、かなりドキドキしながら読み始めたのですが、良い意味で裏切られたように思います。此処最近のシリーズの中ではかなり気に入りました。 一人称のことですが、私は最初から誰が語り部ということを想像しないで読み始めたので特に驚いたということはありませんでした。むしろ戦場ヶ原が一人称と言う方が想像できなかったので、いっそ納得したくらいです。 内容的には、最終巻の割に話の範囲がこじんまりしているという印象をうけるかもしれません。ですが、だからこそ最終巻として、残すべきところを残し、回収するべきところを回収してファイナルシーズンへと進めるのではないでしょうか。現時点で回収されていない点は多々ありますが、それが最後まで回収されなかったとしてもそれはそれでよいと思います。そもそも化物語とはそういう物語だった筈です。戦場ヶ原に出会った時点で阿良々木はもう吸血鬼だったし、GWの話題は何度も出てきたのに結局最後まで完全な説明はなされませんでした。それでも、その前提がちゃんと存在していたから矛盾も破綻も無く、ある程度の想像をしながら、それでも真相は判らないまま、その場を生きている主人公たちを楽しむことが出来たのではないでしょうか。 それでいうならば、セカンドシーズンは前提に無い所をどんどん進めていかざるをえなかったので、読んでいてつらかったのかもしれません。そして今巻は、そのどんどん進めていった所、つまり新しい設定をたたむためのお話であり、新しい布石を打つための話ではなかったので割合読みやすかったのだと思います。 そして、もう一つ大きな点として、化物語の原点に立ち返ったような空気を感じました。何故かということを考えてみたのですが、貝木さんと初期阿良々木さんが似ているからかもしれません。そんなことを言うと多分批難轟々だとは思いますが、私にはそのように見えました。悪ぶっている人が、ピンチに陥って、それでも相手のために熱い言葉をかける。最初に述べた話の範囲の狭さも、こうしてみると初期を思い起こさせます。少なくとも最初の頃、彼らは自分の周りの人たちと青春していただけで、決して世界を救ったりなんてしなかったでしょう。 っていうか貝木さん一人称になるとかわいいな。しかしこれはまあ西尾氏お得意の方法なので、西尾節帰ってきたな、という感じで楽しめました。まあ、この西尾節も化け物語の中で確立された物のような気がして、なんとも言えないのですが。 最後の一文を読み終わった時思わず叫びだしそうになりましたが、これも彼の嘘だと信じて、あとは大人しくファイナルシーズンを待つことにします。とびっきり面白い蛇足を読めることでしょう。

Posted byブクログ

2011/12/22

まさかの語り部。まさかの展開。 物語なんて嘘ばっかり。まったく、語り部が変わるとどうしてこうもキャラも変わるのか。いや、変わるのはキャラじゃなくイメージか。 シリアスな感じが続きます。ついでにシリーズも続きます。 作品の雰囲気変わって可笑しさは控えめになったけど、面白さは相変わら...

まさかの語り部。まさかの展開。 物語なんて嘘ばっかり。まったく、語り部が変わるとどうしてこうもキャラも変わるのか。いや、変わるのはキャラじゃなくイメージか。 シリアスな感じが続きます。ついでにシリーズも続きます。 作品の雰囲気変わって可笑しさは控えめになったけど、面白さは相変わらず健在。言葉巧みに振り回されてる感も否めないけど、ここまで来たらもう最後まで読むしかないでしょ。

Posted byブクログ