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菓子フェスの庭 の商品レビュー

3.3

36件のお客様レビュー

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2024/01/05

シリーズ最終巻は1作目の〈ロワゾ・ドール〉なので再び洋菓子の洪水でした。ブラン・マンジェの口になる。 森沢さんと市川さんに決着がついて良かったです。バイヤー武藤さんの入り込む隙は無かった…でも甘いもの嫌いな彼に変化が起きたので、きっと必要な出会いでした。 ミュロワーズってどんな果...

シリーズ最終巻は1作目の〈ロワゾ・ドール〉なので再び洋菓子の洪水でした。ブラン・マンジェの口になる。 森沢さんと市川さんに決着がついて良かったです。バイヤー武藤さんの入り込む隙は無かった…でも甘いもの嫌いな彼に変化が起きたので、きっと必要な出会いでした。 ミュロワーズってどんな果物なのか気になります。あるのかな?(検索したらスイーツ画像の洪水なので出勤時には目の毒でした……) しかしミュロワーズよりも、田山さんのチョコレートハウスのほうが気になって気になって仕方がありません。なんてこった……

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2022/06/21

続編なので楽しみにしていたが、 まだいろいろ収まってないので続くの? 武藤さんにはあまり共感出来ず、 そのせいか幸福感が得られなかったー。

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2022/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さらっと読むことができました。女性パティシェと菓子フェスを通じて、考え方が変わっていく。作品に出てくるお菓子は全部食べたくなるほど、細かく記載されている。仕事への考え方や恋愛など様々な要素が含まれたお話だった。ショコラティエの勲章とも関連があったので、読み返したい。

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2021/09/25

パティシエシリーズ第三弾。『ラ・パティスリー』の5年後の森沢夏織が登場。しかし主人公は百貨店企画部の武藤隆史で、彼はお菓子が嫌い。主人公と夏織の仲はどうなるか?美味しそうなスイーツが出てくるが、話はちょっとビター。

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2019/12/26

前作の主人公のひとり、森沢夏織、そして甘いものが苦手な百貨店の催事担当者が登場。何故に彼が彼女恋をする展開を入れるのか?必要性を感じないし、全体的に嘘臭く薄っぺらいと感じた。やたらと少ないページでは尚更。ご都合主義は小説の見どころだが塩梅は必要。この作品に出てくるスイーツと同じ、...

前作の主人公のひとり、森沢夏織、そして甘いものが苦手な百貨店の催事担当者が登場。何故に彼が彼女恋をする展開を入れるのか?必要性を感じないし、全体的に嘘臭く薄っぺらいと感じた。やたらと少ないページでは尚更。ご都合主義は小説の見どころだが塩梅は必要。この作品に出てくるスイーツと同じ、さじ加減ひとつでガラリと物が変わってしまう。ただスイーツや人間描写はやはり好みだ。

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2019/11/19

中堅パティシエの香織と百貨店のお菓子フェスの企画を担当する武藤の二人の物語。一流のケーキに込められたパティシエの思いがひしひしと伝わって来るいい話だった。それにしても、作者のケーキへの造詣はすごいなと思う。これでこそプロだね。本当にケーキが美味しそうだ。そのケーキ作りを核にして登...

中堅パティシエの香織と百貨店のお菓子フェスの企画を担当する武藤の二人の物語。一流のケーキに込められたパティシエの思いがひしひしと伝わって来るいい話だった。それにしても、作者のケーキへの造詣はすごいなと思う。これでこそプロだね。本当にケーキが美味しそうだ。そのケーキ作りを核にして登場人物の心情を描き出したところが、この小説の成功の要点だと思う。ここに出てくるケーキ屋さんに行ってみたい。

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2019/08/10

  お菓子嫌いの百貨店バイヤーの男性が、恋心を寄せるパティシエールのために色々奮闘する、すれ違いの恋路の話。切なくてよかったんだけど、主人公の男性がお菓子嫌いになった原因としてウェルシュ菌の中毒の話をもってきて、ものすごく生き生きと描写してくれるあたり、上田センセイって本当にきの...

  お菓子嫌いの百貨店バイヤーの男性が、恋心を寄せるパティシエールのために色々奮闘する、すれ違いの恋路の話。切なくてよかったんだけど、主人公の男性がお菓子嫌いになった原因としてウェルシュ菌の中毒の話をもってきて、ものすごく生き生きと描写してくれるあたり、上田センセイって本当にきのことか、中毒とかそういう話が心底好きなんだろうな、ってしみじみ思った。 先生:いや、この辺りをもうちょっと深く掘り下げたいんですよ!ウェルシュ菌とかが候補で…、サルモネラとかだとちょっと根拠が弱いように見えるけど生卵の中毒とか…、いや探せばもっと説得力のある中毒が… 編集:いや!先生!これ、一応恋愛ものですから!菌に関するエピソードの分量はこれで十分ですから!!!  みたいな妄想が膨らんだ。 (注:↑本文には何ら関係がありません)

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2019/06/29

菓子フェスを担当することになった甘いもの嫌いの武藤。自分にも食べられるお菓子を作って貰った感動から夏織に惹かれるも玉砕。ちょっと職権濫用な感じもしたしなぁ。恭也さん、なぜ偽名のまま?本名は捨てたの?今回も美味しそうなスイーツが沢山。恭也さんの新しいお店の話も読みたい。

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2019/04/14

西富百貨店でさまざまな催事の企画を担当する武藤は、コース料理のデザートすら受け付けないほどの甘味嫌い。 しかし、「菓子フェスティバル」の企画担当を任され、スウィーツに詳しい同僚とともに、嫌々ながら菓子店を回ることに。 ある日、目玉となる新作菓子の打ち合わせのため、神戸のフランス...

西富百貨店でさまざまな催事の企画を担当する武藤は、コース料理のデザートすら受け付けないほどの甘味嫌い。 しかし、「菓子フェスティバル」の企画担当を任され、スウィーツに詳しい同僚とともに、嫌々ながら菓子店を回ることに。 ある日、目玉となる新作菓子の打ち合わせのため、神戸のフランス菓子店〈ロワゾ・ドール〉を訪れた武藤は、パティシエールの夏織の用意した優しい味わいの菓子に、何故だか心惹かれる。 やがて、新作菓子作りに真摯に取り組む夏織の姿に、武藤は魅力を感じ始めるのだが… 前作があるとは知らずに読んでしまったが、大きな支障はナシ。 ふたりのお仕事小説でもあり、夏織の憧れの先輩の登場で、武藤にとっては叶わなかった淡い恋の物語でもあり。 面白くなくはないけれど、どうも上田早夕里さんの、この手のグルメなシリーズは、小説としては薄味だなぁ。

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2019/03/21

お菓子嫌いの人が主人公という斬新なパティスリー小説。そっかーお菓子が好きじゃない人ってこんな気持ちなのかーとしみじみ。でも私もマシュマロとかホワイトチョコとか好きじゃないお菓子もあるからまあ分かる部分もある。このシリーズ続きが出るとよいなぁ。お菓子が本当に美味しそう。

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