地の日 天の海(下) の商品レビュー
丁寧な文章でコンパクトに歴史を学ぶには良い本なんだけど、小説としての面白さはない。 若き頃の天海さんが主役なのか明智光秀さんが主役なのか客観的過ぎてわからないし、明智さんが本能寺の変を起こした理由も特に目新しいものではなかった。 織田信長さんは単なる性格破綻者だったし、上巻以上に...
丁寧な文章でコンパクトに歴史を学ぶには良い本なんだけど、小説としての面白さはない。 若き頃の天海さんが主役なのか明智光秀さんが主役なのか客観的過ぎてわからないし、明智さんが本能寺の変を起こした理由も特に目新しいものではなかった。 織田信長さんは単なる性格破綻者だったし、上巻以上に教科書的に時間の流れを追っているだけで魅力的な登場人物が誰1人としていませんでした。
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いい悪いは置いといて信長のしたことの多さと大きさ。 上巻で天海は光秀や秀吉のことを高く評価し、好意を持っていたのに、家康の元に行った理由が分かる。読者は読者は歴史を知っているので、読む原動力の一つになっていたと思う。もっと続けばいいなあ~。
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後編 信長の変化、それに廻りの家臣たちの考え 本能寺、中国大返しへと進む。 イメージとしては教科書っぽい
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史実の再発見、再構築に夢中になりすぎて物語を創作するところまでは手が回っていない印象です。 上巻が良かっただけに色々ともったいないかなぁ…。 どうせなら浅見光彦のご先祖様を出すとか、そういう遊びをして欲しかったです。
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明智光秀がどういう役回りをしたんだか諸説あるなかで、さほど突飛なお話でもなく下巻は淡々とお話が進んでしまったという印象。 随風さんの行くあたりあたりばったり、歴史の真相(?)の手掛かりが見え隠れしてくれた。まったく浅見探偵ものとおんなじだったなぁ・・・ (2012/2/6)
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至極全う太閤記。基本をきちんと勉強されているのが分かります。むしろ勉強のために書かれたのかも。内田さんこれが初読です。
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