ピョンヤンの夏休み の商品レビュー
数回にわたる訪朝の記録。単独で行動することはなく、決められたスケジュールに、終日ガイドや通訳、運転手がつくので、個人的な記録というより、もてなし側の人柄が伝わる本です。後半は10歳の息子と同居人との家族旅であり、読んでいると、一人息子への柳美里さん強い愛情を感じます。北朝鮮のこと...
数回にわたる訪朝の記録。単独で行動することはなく、決められたスケジュールに、終日ガイドや通訳、運転手がつくので、個人的な記録というより、もてなし側の人柄が伝わる本です。後半は10歳の息子と同居人との家族旅であり、読んでいると、一人息子への柳美里さん強い愛情を感じます。北朝鮮のことが分かるというより、柳美里さんの家族への思いが理解できるという本でした。
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作家・柳美里の訪朝記。言葉が堪能ではないせいか、無防備にガイドや同行者の話を受け入れているようだが、柳美里らしいといえばらしいような気がする。あえてそうした部分もあるかと。ただ、北朝鮮側の説明文をそのまま抜き出したような部分があって、読み物としてそこはちょっと気になった。 息子と...
作家・柳美里の訪朝記。言葉が堪能ではないせいか、無防備にガイドや同行者の話を受け入れているようだが、柳美里らしいといえばらしいような気がする。あえてそうした部分もあるかと。ただ、北朝鮮側の説明文をそのまま抜き出したような部分があって、読み物としてそこはちょっと気になった。 息子と行った四回目の訪朝の話がメインでおよそ半分を占めている。こちらは北朝鮮という舞台を使って、母子の関係を探っているような内容。
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