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続・森崎書店の日々 の商品レビュー

4.1

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2023/05/19

ずっと続編を読みたくて、図書館にも古本にもなくて、とうとう買っちゃいました。前作と変わらず登場人物みんな個性的だけど、素敵な人ばかりで、心温まりました。ただ後半には悲しい出来事もあり、涙腺ユルユルの私は、涙・涙で大変でしたが、森崎書店が営業再開し、常連さんが集う日常がもどり、ホッ...

ずっと続編を読みたくて、図書館にも古本にもなくて、とうとう買っちゃいました。前作と変わらず登場人物みんな個性的だけど、素敵な人ばかりで、心温まりました。ただ後半には悲しい出来事もあり、涙腺ユルユルの私は、涙・涙で大変でしたが、森崎書店が営業再開し、常連さんが集う日常がもどり、ホッとしました。私も和田さん同様、その輪の中に入れてもらいたいです。

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2023/04/29

前作『森崎書店の日々』では、失恋して傷つき心を閉ざしがちになってどん底だった貴子ちゃんが、ひょんなことからサトル叔父さんの古本屋さんに住み込むことになって、少しずつ心も回復していく話だったけど、続編は「森崎書店」をとりまく愛すべき人々との、ささやかだけど温かい交流がものすごーく丁...

前作『森崎書店の日々』では、失恋して傷つき心を閉ざしがちになってどん底だった貴子ちゃんが、ひょんなことからサトル叔父さんの古本屋さんに住み込むことになって、少しずつ心も回復していく話だったけど、続編は「森崎書店」をとりまく愛すべき人々との、ささやかだけど温かい交流がものすごーく丁寧に描かれていて、こっちのほうがさらに好きでした。 悲しい別れもあって涙する場面もあったけれど、最後はほんわか笑えるような、心温まる物語でした。 貴子ちゃんが傷つきながらも少しずつ成長していく過程も、なんだか娘を持つお母さんみたいな気持ちになれて心地よかった。 読んでる間も読み終わったあともずっとこの物語の中に浸っていられて幸せな時間でした。 やっぱり小説っていいな。

Posted byブクログ

2023/01/27

本について詳しく述べることはあまりないが、古書店を通じて様々な人がすこしずつ再生していく。何者でもない人がいてよいんだ。と、ありふれた毎日のなかで自分を認めて前に進む。なんか力付けられた作品でした

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2023/01/26

ラストは家で読むことをオススメする。 公共の場で読んでしまった私はポロポロ泣いてしまった。 貴子さんが作ったメニューを私も今度夕飯に作ろう。 自ら閉めてしまった扉は、外からこじ開けても、内側から開かれないと意味がないのだ。 これは子育てでも必要な考え方だ。

Posted byブクログ

2022/11/26

続編がある事を知りませんでした。 やっぱりとても好きです。 静かで温かな世界観が読んでいて気持ちをほぐしてくれます。 とはいえ、皆がそれぞれ持つ悩みにきちんと現実感もありそんな中でも温かな気持ちにさせてくれる素敵な本です。 さらなる続編読みたいです。

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2022/11/03

前回に引き続き、森崎書店に関わる人たちのお話 今回もとても感動したし、悲しくもなったけど、強く前を向いて生きていく!! というメッセージをもらえました。 小説なのに、神保町にきっと実在していてほしい すぼうるにも行ってみたいと思いました

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2022/08/14

憎らしいんだけど憎めないこと。大切に思っている人に壁を作ってしまうこと。言うべき時には、やはり言わなければいけないこと。まるで業のように、自分の中に絡みついていることも、いつかはなくなるんじゃないかと思えること。当たり前のように、ずっと続くと思える日常が、とても愛おしいこと。どん...

憎らしいんだけど憎めないこと。大切に思っている人に壁を作ってしまうこと。言うべき時には、やはり言わなければいけないこと。まるで業のように、自分の中に絡みついていることも、いつかはなくなるんじゃないかと思えること。当たり前のように、ずっと続くと思える日常が、とても愛おしいこと。どんなに大切に思っている人も、いつかはいなくなってしまうこと。それでも、前に進んでいかなければいけないこと。さりげない日常を描いている中から、いろんな事を感じ取ることが出来た。明日から、人生が少し楽しくなりそう。

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2022/07/18

貴子が成長している!! 本の力だけではないかもしれないけれど、 神保町で過ごしたひとときが 貴子が立ち直るきっかけになって、 こうして素敵な女性になった。 それだけで、なぜか嬉しい気持ちになった。 ささやかな日常とか人との繋がりとか… 最近そんな本ばかり読んでいる気がする。...

貴子が成長している!! 本の力だけではないかもしれないけれど、 神保町で過ごしたひとときが 貴子が立ち直るきっかけになって、 こうして素敵な女性になった。 それだけで、なぜか嬉しい気持ちになった。 ささやかな日常とか人との繋がりとか… 最近そんな本ばかり読んでいる気がする。 私はきっと、そういう温かい空気に包まれる生活を無意識のうちに目指しているんだろうなぁ。 いつか、そんな日々を送れますように。

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2022/01/10

何にも特別なことではない ありふれた日常 それでも何故かとても特別なものに思える 今ままで小説なんて食い入るように読んだことなかったけれど、八木沢さんのストーリーの描き方が大好きで、空き時間があれば読みたくなる、ずっと手元に置いて置きたくなるような、そんな本だった。 一文一文...

何にも特別なことではない ありふれた日常 それでも何故かとても特別なものに思える 今ままで小説なんて食い入るように読んだことなかったけれど、八木沢さんのストーリーの描き方が大好きで、空き時間があれば読みたくなる、ずっと手元に置いて置きたくなるような、そんな本だった。 一文一文が繊細でその物語に自分が入り込んでいるかのような感覚になる。それがとっても心地良い。 このような本に出会えることを楽しみにまた次に読む本を探してる♪

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2021/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うるっと感動系だけど、何か特別な、この小説にしかないようなドラマがあるという訳ではない。 そういう意味では、☆5はないかな。 でも、癌で早くに亡くなるとか、失踪して帰還するてな話とか、姉弟を事故で亡くすとか、何気に、人生の中でそうは折り重ならないんじゃないでさか?てことが実は目白押しだったりして。でも、まったく重い感じはなく、心の動きはありつつも、さらっと軽く読ませてる感じで、そこは、作調として、嫌いじゃなかった。さわやかで読みやすかったと思います。 そういう意味から、☆4つかな、て感じ。

Posted byブクログ