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この世で一番おもしろいミクロ経済学 の商品レビュー

3.6

116件のお客様レビュー

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2024/01/28

概要をさらっと理解するのには良い。 最後にまとめの章を設けてあるのは素晴らしい。ミクロ経済学を俯瞰して見るという本書の役割を合っており、時間がなければ最後の章だけ見るのもあり

Posted byブクログ

2020/11/18

経済って何なんなの?という疑問にイマイチ自分の言葉で答えることができず、入門用として手に取りました。 個々の理論の解説などはもう少しほしい印象ですが、大きく経済学が論じているテーマをつかむ上では十分だったのではと思います。 経済政策として消費者へのバラマキが近年よく行われることの...

経済って何なんなの?という疑問にイマイチ自分の言葉で答えることができず、入門用として手に取りました。 個々の理論の解説などはもう少しほしい印象ですが、大きく経済学が論じているテーマをつかむ上では十分だったのではと思います。 経済政策として消費者へのバラマキが近年よく行われることの前提として、最適化する個人という概念があることがイメージできたことが収穫でした。

Posted byブクログ

2020/10/24

ミクロ経済学を分かりやすく解説したマンガの訳本。 最適化する個人、取引、ゲーム理論、パレート改善、囚人のジレンマ、市場、需要と供給、弾力性など、ミクロ経済の概要を理解するための概念を解説している。 今まで、経済学の教科書などで勉強しても理解できなかった人には、とてもよいかもしれ...

ミクロ経済学を分かりやすく解説したマンガの訳本。 最適化する個人、取引、ゲーム理論、パレート改善、囚人のジレンマ、市場、需要と供給、弾力性など、ミクロ経済の概要を理解するための概念を解説している。 今まで、経済学の教科書などで勉強しても理解できなかった人には、とてもよいかもしれない。 しかし、概念のきちんとした定義が後半の「用語集」にしかないので、ある程度は経済学を勉強したことがあり、言葉について聞きかじったことのある、もしくは既にだいたい理解した人でないと難しいかもしれない。 ミクロ経済の知識のない人が、ゼロから勉強するための本ではない。 自分はミクロ経済について断片的にしか学んでいなかったので、最適化する個人、取引、ゲーム理論など、元々ある程度の知識があった概念については理解が深まったが、よく理解していない概念については、分からず仕舞いであった。 また、本書の解説でも触れられているが、本書はあくまでもミクロ経済学の基礎について取り扱っているので、行動経済学的な知見はあまり出てこないし、個別具体的な事象についても取り扱っていない。あくまで、基礎的な理論を理解しましょうというのが目的である。 本書を読んだだけで、ミクロ経済学を理解できる訳ではないが、途中で挫折した人や、ある程度勉強した人が全体を俯瞰するためには、一助となる一冊。

Posted byブクログ

2018/11/23

ミクロ経済学の概要がわかりやすく述べられていて読みやすい。 理論の限界についても公平に扱われているように思われる。

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2018/05/12

経済学とは何なのかを、マンガ(絵柄的にはcomicといった方があっている気がしますが。)で解説します。Vol.1のテーマは『ミクロ経済学』です。 個人→相互関係→市場と、スコープを順に拡大しながら最適化戦略の方法を紹介します。 これ一冊をまず読んで、次のVol.2『マクロ経済...

経済学とは何なのかを、マンガ(絵柄的にはcomicといった方があっている気がしますが。)で解説します。Vol.1のテーマは『ミクロ経済学』です。 個人→相互関係→市場と、スコープを順に拡大しながら最適化戦略の方法を紹介します。 これ一冊をまず読んで、次のVol.2『マクロ経済学』を読み、その後具体的な経営本などを読めば、勉強も捗ることでしょう。

Posted byブクログ

2016/10/29

翻訳してある為か、文章として成立しておらず、キャラクター達が好き勝手会話する様を読まされている感じ。最初は話の流れがよくわからず放り出しそうになってしまった。 流れがわかってくれば、伝わりやすくわかりやすい。わからない単語は別途調べるなど理解を深める事ができる。

Posted byブクログ

2016/08/31

イラストがたくさん使われていて、漫画を読む感覚で経済学が学べそうだ!と思い読んでみました。 が、怒涛の経済用語連発でろくな解説もない為何を言ってるのかさっぱりわからない!! ある程度経済学を学んだ人向けの本で、僕のような経済を一から学び直したい!という方にはお勧めできません。

Posted byブクログ

2016/06/08

友だちが「すばらしい本や」って言うから、読んでみた。 恐らく普通に勉強したらめちゃめちゃややこしいてめんどくさいミクロ経済学が、とってもわかりやすく述べられてて私でもすいすい理解できた。 入門程度のことしか載ってへんからってのもある思う。 それでも、世界がどれだけ経済学を重要視し...

友だちが「すばらしい本や」って言うから、読んでみた。 恐らく普通に勉強したらめちゃめちゃややこしいてめんどくさいミクロ経済学が、とってもわかりやすく述べられてて私でもすいすい理解できた。 入門程度のことしか載ってへんからってのもある思う。 それでも、世界がどれだけ経済学を重要視しとるかがこれを読んでよくわかった。 善悪の概念をなくせば、世の中はとても合理的にまわっとるということ。

Posted byブクログ

2016/03/10

・合理的市場 ・限界費用・分析 ・パレート改善・最適 ・逆選択 など、経営工学専門の方であればほぼ既習の内容。 式を扱わないので概念を理解しやすいし、絵柄もポップで親しみやすいので初めての人にも受け入れやすい。

Posted byブクログ

2016/03/05

面白かったし、ジョークは連発しているが普通に真面目な経済学の話だった。そしてミクロ経済学の一大テーマは「個人の利益最大化が全体にとっても良い結果になるのはどのような場合か」というものらしい。 前提として利益最大化を金銭的なものに限定している点、パレート効率の「良さ」の不確かさ、共...

面白かったし、ジョークは連発しているが普通に真面目な経済学の話だった。そしてミクロ経済学の一大テーマは「個人の利益最大化が全体にとっても良い結果になるのはどのような場合か」というものらしい。 前提として利益最大化を金銭的なものに限定している点、パレート効率の「良さ」の不確かさ、共有地の悲劇、それから金銭的なものに関しては利益を最大化しようとする人間ばかりではないという合理的な個人という個人の過剰な単純化(→行動経済学につながるらしい)などが経済学のこれからの発展に必要な改善のポイントかと思った。 となると先日読んだジェイコブズの統治倫理と経済倫理の混同は避けられないことになるのだが....混同は避けられなくとも混合の仕方を間違えると腐敗に、そして最適な混合が行われると今の所一番ましな状態に行き着きそう。こうなると頼りはやはりプリゴジンやカウフマン、そしてトムなどのカタストロフ、散逸構造、進化論と自己組織化理論の仲裁などとなる。混合倫理に関してはある種の賭けなのだろう。すごくうまくいくか、すごく腐敗するかの賭け。しかしそれ不可避に見えるな。 学問の限界が腐敗として社会に表出するのかもな。だからといってそれ以外で腐敗をどうにかできそうな場所はないようにも見える。

Posted byブクログ