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実戦ボトムアップ・マーケティング戦略 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2018/07/29

・戦術とは、顧客の心の中で競合に対して優位性と知覚される斬新な切り口である。 ・心の中に存在していない競合は無視してかまわない。 ・戦術は単一のアイディアあるいは切り口。1つだけであり、それ以上ではない。 ・成功した製品の多くが市場の主流に逆行したもの ・他のみんながしていること...

・戦術とは、顧客の心の中で競合に対して優位性と知覚される斬新な切り口である。 ・心の中に存在していない競合は無視してかまわない。 ・戦術は単一のアイディアあるいは切り口。1つだけであり、それ以上ではない。 ・成功した製品の多くが市場の主流に逆行したもの ・他のみんながしていることとは逆のことをする方法をともかく考えること ・現場に出向き、些細なことに十分気を配れるように専念する。そして属する市場に影響を与えるかもしれない長期的な変化を示す時流を観察する。そして焦点を絞ること。 ・ゼネラリストよりスペシャリスト ・製品ラインの拡張が優れた戦略であるのは、スペシャリストできる競争相手が全く参入していない場合。 ・カテゴリーを支配している時は、自らが競合。自分獅子を攻撃するような製品を売り出すべき。 ・ポジティブな面を宣伝して売り込むのと同じくらいネガティブな面を売り込むことは重要。信用を与えられる。 ・ヴァージニアスリムはどの広告も25歳くらいの時流に乗っている女性をイメージして、若い女性をターゲットにしているが、実際の市場はそのようなライフスタイルを望んでいる中高年の女性。 ・ボトムアップの戦略は面白くない。面白いのは戦術。 ・ネーミングは大変重要

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2016/01/06

ホンダ・GM・チキンラーメン・カップヌードル・コカコーラ・マクドナルド・ディズニーなどなど、私たちなじみの製品事例が満載でわかりやすくマーケティングの真髄を教えてくれます。「自社で満場一致のコンセプトは、どれも他社の誰かに使われている」という一文が印象に残りました。

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2014/07/21

・戦略はボトムアップ型でたてるべきであり、トップダウン型ではないということだ。言い換えると、ビジネスで実際に行われている戦術を熟知し、それに深く関与することを通して、戦略を立案すべきである、となる。 ・今日のマーケティングはコンセプトの戦いであり、製品ではない。戦術の本当の基準...

・戦略はボトムアップ型でたてるべきであり、トップダウン型ではないということだ。言い換えると、ビジネスで実際に行われている戦術を熟知し、それに深く関与することを通して、戦略を立案すべきである、となる。 ・今日のマーケティングはコンセプトの戦いであり、製品ではない。戦術の本当の基準は、事業を推進していくコンセプトあるいはアイデアがあるかどうかである。シティバンクのCEOは「アイデアは米国の産業界にとって新しい通貨だ」と述べた。

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2012/07/05

「戦略からではなく戦術から」と、いう本。私見では、やはり両方バランスよく考える事が重要なのか… 競争は顧客の心の中。かなり感銘を受けました。

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2012/03/22

知らずに手にしたが、昔読んだ「マーケティング戦争」の著者が新しく書いた本だった。 その本を読んでマーケティングの奥深さ、自分自身の考えの浅さを感じさせられた。 今マーケティングに関わる仕事をしているが、改めてもっと勉強しなきゃと感じた。 アイデアに関する本にも書いてあったが...

知らずに手にしたが、昔読んだ「マーケティング戦争」の著者が新しく書いた本だった。 その本を読んでマーケティングの奥深さ、自分自身の考えの浅さを感じさせられた。 今マーケティングに関わる仕事をしているが、改めてもっと勉強しなきゃと感じた。 アイデアに関する本にも書いてあったが、『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである』というものに対し、この本では『戦術とは顧客の心の中で競合に対して、優位性と知覚される斬新な切り口である』と述べられている。 確かにビジネスの競争は戦争用語で語られることが多いが、その戦場は目に見える場所ではなく、見込み客の心の中である。 如何に製品、サービスが競合よりも優れているか認識されるかが重要。 一つ一つの戦術が一貫性を持って、同じ方向に進んでいけるかで目標を達成できるのだろう。 また、この本では会社組織において、トップダウン思考の場合は、見込み客の心の中を変えることが重要と考える傾向が強いが、そんな事は絶対に出来ず、その方向に向かう為に自分自身(会社組織)を変えることが(変わる事)が大事とも。 なるほどと思いながらも、一社員のレベルでそこまで出来るのか?と疑問にも思う。 だが本物の戦争と違い、失敗しても命まで失うことはない。 目一杯努力して、見込み客の心の中で、競合に対しての優位性と知覚される斬新な切り口を見つけ出してみよう。

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2012/02/22

まずは現場を見て、戦術から戦略を組み立てろと。 著名な著者で、言っていることは正しいく、参考になる。戦術は現場からボトムアップで組み立てて、実行はトップダウンで一気に行えと。が、事例が古い。古いと思ったら、原著が書かれたのが1990年とのこと。(本書にはどこにもその記載がなかった...

まずは現場を見て、戦術から戦略を組み立てろと。 著名な著者で、言っていることは正しいく、参考になる。戦術は現場からボトムアップで組み立てて、実行はトップダウンで一気に行えと。が、事例が古い。古いと思ったら、原著が書かれたのが1990年とのこと。(本書にはどこにもその記載がなかったので、ネットで調べました)。 ただ、その後の日本での事例を追加していて、その部分は新しいものが多く、面白い。

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2012/02/02

戦略から考えるのではなく、競争優位性として知覚されるアイディアである戦術を戦略に転換す(ボトムアップ)する。という考え方。 印象的だったのが、「戦略からスタートし、戦術を作り上げようとするとだいたいうまくいかない。それは、それらの戦術が『機能するからという理由』から選ばれたので...

戦略から考えるのではなく、競争優位性として知覚されるアイディアである戦術を戦略に転換す(ボトムアップ)する。という考え方。 印象的だったのが、「戦略からスタートし、戦術を作り上げようとするとだいたいうまくいかない。それは、それらの戦術が『機能するからという理由』から選ばれたのではなく、戦略を『援護するため』に選ばれたから。」という一説。 かなりドキッとしたし、自分の偏りがちな思考に気づかされた。 前半と終わりの方は同じ話が繰り返される感じで、ちょっと根気が必要だったが、中盤の事例を交えた様々な思考プロセスの話は読み応えがあった! 得た気づきをクセづけられるように、意識して仕事に取り組んでいこう。

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2012/01/31

戦術から戦略を考える事を推奨している実践的なビジネス書。具体化から抽象化へ、抽象化から具体化へ、と同じで、どちらからということではなく、どちらからも必要では?と思いながら読んでる最中です。あらゆるビジネスマンにオススメです。

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2011/12/25

アル・ライズの過去の本がここ2年くらいで翻訳されまくってる。 コトラーがアカデミックなマーケティングの大家であるなら アル・ライズはプラクティカルなマーケティングの大家というか。 最近のも含めて3冊くらい読みましたが 最近はブランディングの重要性を解くことが多いように思います...

アル・ライズの過去の本がここ2年くらいで翻訳されまくってる。 コトラーがアカデミックなマーケティングの大家であるなら アル・ライズはプラクティカルなマーケティングの大家というか。 最近のも含めて3冊くらい読みましたが 最近はブランディングの重要性を解くことが多いように思います。 過去のやつは、「選択と集中」をせつせつと説く。 この2つな気がします。それだけ重要ってことですけど。 ブランディングも、イメージで人はモノ買うんだからイメージを抱かせた奴の勝ちといった論調。 だから、メディアを通じたPRはガンガンやれというのが最近の著書の論調。 この本自体は、最初の2章くらいは非常に面白い。 戦略>戦術という概念を否定して 戦術:マーケティングのコアになる部分、アイデア 戦略:その戦術での戦いで、競合から戦術を守るべき策略 という切り口で、戦術ありきでマーケティングは戦うべきという持論を展開。 ここは面白い。 ただ…こっからのちょっと食傷気味になるくらいの豊富な具体例というか 言い回しを変えて同論を延々と展開する、いつものアル・ライズ節炸裂。 一冊、アル・ライズは読んでおくべきだと思うが 何冊も読むのは好きな人だけでいいと思う、と改めて実感。 コトラーは本ごとに色んな示唆得られるんだけどね。 実務家と理論家の違いでもあるのだけれど。 いい本です。

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