パブリック の商品レビュー
パブリックとは何か。プライベートとの違いは?線引きが曖昧な時代のパブリックとプライベートの考察が面白い。
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【要約】 インターネットの世界では、プライベートをよりパブリックにしていくことがネットの価値、自らのプレゼンス、そして安全をも高める、という主張。基本的な姿勢が楽観的であることは著者も認めており、それがなぜ悪いかというスタンス。 【ノート】 ・「自分自身のエゴの脆さが僕らの善...
【要約】 インターネットの世界では、プライベートをよりパブリックにしていくことがネットの価値、自らのプレゼンス、そして安全をも高める、という主張。基本的な姿勢が楽観的であることは著者も認めており、それがなぜ悪いかというスタンス。 【ノート】 ・「自分自身のエゴの脆さが僕らの善良な部分を奪っている」
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※このレビューにはネタバレを含みます
作者は違えど日本では3部作的な意味合いで出版されたらしきシリーズをやっと読み終えた。監修者が同じためか、同じようなトーンでまとまっており、シリーズ感が出てた。 特にシェア・パブリックに関しては、やっと世界的に社会現象と言えるほどのインパクトをここ数年でやっと生み出しているように思える。全体的にポジティブなトーンだが、インパクトが大きくなり、影響力が増すと負の部分も増加するように思える。それをただ禁止するのもなんだし、どううまくコントロールしていくか。。かな。 恒例の気になったところの抜粋。 P.71 ダンバーの定説によると、人間がもっとも安定した関係を維持できるのは150人かそこらだというのに。 P.81 完全神話は期待を膨張させ、やがて必ず失望させる。完全神話はリスクとイノベーションを遠ざけ、オープン性と発明に水を差す。完全であることは高くつく。そして完全を目指せば、必ず失敗する。 P.102 1999年に作家のダグラス・アダムスは、新聞のコラムでこんなふうに述べている。 思うに、一昔前の世代は、テレビや電話、映画、ラジオ、自動車、自転車、印刷、車輪の発明という激動のなかで生きなければならなかった。だが、私たちはその経験から学べるかもしれない。つまり、 1 生まれた時すでにこの世に存在したものはすべて、当たり前である。 2 30歳までに発明されたものはすべて、ありえないほどエキサイティングでクリエイティブであり、運が良ければそれを仕事にできる。 3 30歳行こうに発明されたものはすべて、自然の摂理に反する、文明の終わりの始まりである。本当に問題がないことが次第にわかってくるまでに、だいたい10年ぐらいかかるからだ。 P.128 ジェームス・ケアリー(コロンビア大学のジャーナリズム教授)によると、「報道期間は、パブリックに『情報を与え』るものではない。パブリックこそ報道期間に情報を与えるべkぢあ。ジャーナリズムの真の対象は、パブリックの内部で交わされる会話そのものなのだ」 P.152 ダナ・ボイドは、「プライバシーとは、情報へのアクセスをコントロールすることだけではなく、それがどのように使われ、どう解釈されるかをコントロールすることです」と言う。(採用試験の面接で、性別・人種・年齢等の情報がだいたいわかる。差別禁止法は、こうした情報を知ることを禁止するものではない。その代わり、これらの情報を、採用の不利になるように使うことを禁じる) P.207 ブログは書き物の新しいスタイルを生み出した。印刷技術がこれまでにない著作の形につながったように。それが随筆だ。フランスルネッサンスの時代にミシェル・エイケム・ド・モンテーニュは、先人の知恵を崇拝する写本の文章から解き放たれ、書くことをより現代的にで個人的なものにした。モンテーニュは、1572年から塔の書斎にこもり、自分へのさまざまな問いに答え始めた。「モンテーニュは、抽象的な答えではなく、それぞれの場合に彼がどうしたか、それをする時に彼がどう感じたかを語っています」と言うのは、モンテーニュについての本、『生き方について』を著したサラ・ベイクウェルだ。「彼は、とりたてて理由もなく、たとえば、好きなフルーツはメロンだけ、立ってセックスするより寝てするほうが好き、自分は歌が下手、と語るのです」。誰かに似てないだろうか?ブロガーだ!ツイッターユーザーだ!
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永森先生の取材に出てきたから借りてみたが、序章とちょっとで永森先生の言っていたことと似たことが出てきたのと、回りくどい文章で諦めた。
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この5年の間にシェアという概念も大きく変わったのかも知れない。 そして、個人差が更に大きく開いている。良いことも、悪いことも。
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パブリックはたしかにいい。しかしわかりすぎる欠点、つながりすぎる欠点もあるってわかってきたとこじゃない?一言で言えば深みがなく、風情がなく、色気がない。もちろん全部隠蔽されておかしいことばっかっていうのもあれだけど公開しすぎもちょっとね。ITの本は古くなるのが早いな。。
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大公開時代。 SNSを上手に利用して、集合知、コラボ、シェア行うことの利点を説く。 まだ、情報を持つ持たないの格差が少ないのかもしれない。 情報を作る、公開する⇒時代とともにツールが変わっただけ。デジタルであることの、利点と欠点がある。個人と他者のバリアの範囲は、物理的には存在す...
大公開時代。 SNSを上手に利用して、集合知、コラボ、シェア行うことの利点を説く。 まだ、情報を持つ持たないの格差が少ないのかもしれない。 情報を作る、公開する⇒時代とともにツールが変わっただけ。デジタルであることの、利点と欠点がある。個人と他者のバリアの範囲は、物理的には存在するが、ネットでは見過ごされている。 メディアとしての価値。グーテンベルグから発し、無線と有線、マスと個、形を変えてきた。現在では個人のライフスタイルを保存していくことに価値があるとみなされている。(個人も含め)情報を公開すること、シェアすることにどれだけの価値があるのか?真の意味で社会に役立つのか? パブリック=無料ではない。
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パブリックとは何か。プライバシーとは何か。 確かにプライバシーってなかなか線引きが難しいなあと。 それに対してパブリックは定義しやすいものなのだな。 ただパブリックとしてオープン・シェアする範囲は、 やっぱり個人やそれまでの文化によって差が出てくるのだろう。 「バカな真似はす...
パブリックとは何か。プライバシーとは何か。 確かにプライバシーってなかなか線引きが難しいなあと。 それに対してパブリックは定義しやすいものなのだな。 ただパブリックとしてオープン・シェアする範囲は、 やっぱり個人やそれまでの文化によって差が出てくるのだろう。 「バカな真似はするな」っていうのはオープンであろうが、 クローズであろうが当たり前のことである。 バカな真似をしてしまう人は結局パブリックじゃなくても、 何かしらやらかすんじゃないかと思う。 もちろんその伝達・影響度合いは変わってくるとは思うが、 クローズであっても気をつけたいものだ。 共有そして公開することのメリットは分かる。 でも現状、私はそんなにパブリックでなくてもいいかなと思う。 結局のところ私は著者ほどネットにおける情報の公開・シェアを楽観的に見れないのだ。 どうしても悪意のある利用のされ方を考えてしまう。 それが著者の言うように得体のしれない恐怖であったとしても。 それにしても、本書を読んで一番身に包まされたのは、 自分がもう若くはないんだなということである。 私自身は自分をオープンすること自体に多少なりとも抵抗があるのだ。 これが当たり前になっている世代とはやっぱり隔絶があるのだろう。 文章自体はちょっと読みにくい。 私の前提知識に欠けている所があるからだろうけれど。 もちろんそれで本書の価値が落ちるわけではないのだが。
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情報はどこまで公開すべきか?という現代最も関心の集まる論点を皮切りに、情報を公開することの道徳的意義とは?プライバシーとは何か?パブリックとは何か?といった議論をツールとしてネット社会の行末に展望を示している。グーテンベルクの印刷技術が齎した変革を参酌している点が中々興味深いと感...
情報はどこまで公開すべきか?という現代最も関心の集まる論点を皮切りに、情報を公開することの道徳的意義とは?プライバシーとは何か?パブリックとは何か?といった議論をツールとしてネット社会の行末に展望を示している。グーテンベルクの印刷技術が齎した変革を参酌している点が中々興味深いと感じた。
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人がパブリックになれば、どれだけの恩恵が受けられるか。 ガンをSNSで公表(パブリック)すると、マイナスよりもプラスの面が多い事を筆者自身の体験が教えてくれます。
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