女神記 の商品レビュー
久しぶりの桐野夏生。 引き込まれてグングン読んだ。 男の身勝手な自己肯定。 女は現実を受け入れる。 人間臭い神様ですこと。
Posted by
小さく貧しい南の島には光の国の巫女と闇の国の巫女がいて、闇の巫女として生を受けたナミマはその運命を受け入れることはしませんでした。さすが桐野夏生さんといった感じの、不気味なで陰鬱なストーリーです。後半以降は黄泉の国のイザナミ様が話の中心になっていきますが、そこのインパクトは前半と...
小さく貧しい南の島には光の国の巫女と闇の国の巫女がいて、闇の巫女として生を受けたナミマはその運命を受け入れることはしませんでした。さすが桐野夏生さんといった感じの、不気味なで陰鬱なストーリーです。後半以降は黄泉の国のイザナミ様が話の中心になっていきますが、そこのインパクトは前半と比べると少し落ちるかなといった印象です。
Posted by
古事記と空想の島での話。 いままで同様、女性がメインとなっている話で、 幻想的な内容だった。 桐野夏生はもっともっと現実的な泥くさい小説のほうが 私は好み。 ただ、思っていたような「チャンチャン♪」といった ラストではなかったのが、逆に爽快感があった。 これでこそ、桐野女性小...
古事記と空想の島での話。 いままで同様、女性がメインとなっている話で、 幻想的な内容だった。 桐野夏生はもっともっと現実的な泥くさい小説のほうが 私は好み。 ただ、思っていたような「チャンチャン♪」といった ラストではなかったのが、逆に爽快感があった。 これでこそ、桐野女性小説。
Posted by