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格闘技の科学 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/10/16

極真空手をやってて、物理学についての基礎などを知っている人にとってはとても良い本だと思った。 僕は去年極真空手で全国2位の成績を残したことがありますが、そんな僕でも新しい発見をこの本から取り入れることができました。しかし、この本は初心者または物理学が苦手な人にとってはとても難しく...

極真空手をやってて、物理学についての基礎などを知っている人にとってはとても良い本だと思った。 僕は去年極真空手で全国2位の成績を残したことがありますが、そんな僕でも新しい発見をこの本から取り入れることができました。しかし、この本は初心者または物理学が苦手な人にとってはとても難しくて分かりにくいと思うので、星4つにしました。 なので、この本は今までの練習内容の改善のきっかけにもなるし、どのように相手の動きを抑制していくべきかを学べるのでとても良い本だと思いました!

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2020/03/01

ありそうでなかった本。打撃系、組み技系を問わず、技がどんなときに最も有効に極まるかを力学や人間の体の仕組みをもとに解く。各項目1ページほどの文章量しかないので説明が専門的だとわかりにくいところがある。見開き片側の図がよかった。

Posted byブクログ

2013/03/17

スポーツ・バイオメカニクスが専門で自らも格闘技経験のある中部大学の工学部教授が力学と解剖学を用いて格闘技の動きを解説。そう言う人(どういう人??)に取ってはとても実用的なんだろう。 例えば体重の重い相手に押し負けないためには相手の体を持ち上げればいい。向こうが80Kg、こちらが...

スポーツ・バイオメカニクスが専門で自らも格闘技経験のある中部大学の工学部教授が力学と解剖学を用いて格闘技の動きを解説。そう言う人(どういう人??)に取ってはとても実用的なんだろう。 例えば体重の重い相手に押し負けないためには相手の体を持ち上げればいい。向こうが80Kg、こちらが60Kgの場合まともに押し合うと負けるが上に向かって10Kgの力で引き上げると、向こうの体重が10Kg減り、こちらの体重が10Kg増す。相撲の引きつけ、はず押し、がぶり寄りの理屈だ。 格闘技漫画のウンチクの数々を真面目な学者が解説していると思えば間違いない。例えばヒットマッスル、背筋が盛り上がっているのがパンチ力を生むというよくある説明だが、近大の筋生理学の専門家で空手の熟練者でもある谷本説では強いパンチを打つと広背筋が伸びて傷つき筋修復により筋繊維が太くなる。原因ではなく結果だそうだ。へぇーっ。 他にもナイフを持った相手と素手で戦う方法とか、(先ず全速力で逃げる。そらそうだ)、相撲取りがなぜ強いかとか(脂肪を除いても体が重いから)とか。最強の格闘技はという質問に対してはルール次第としている。(異種格闘技戦は当然ながらそれぞれ自分のルールでが有利) 面白いのは「気」を真面目に扱っている所。実感として「気」は存在するという立場。 以下抜粋 西野流気功法の道場で、しばらく「気に対する感度を高める練習」をしてからリラックスして立っていると、師範が両手を突き出す様な動作で私に「気」を発しました。私はその「気」に押されて道場の端までよろめくように歩いていき・・・ おお、カメハメ波だ!

Posted byブクログ

2012/09/26

パンチ、キックの打ち方、投げ技、気と、今まで、なぜそう打っているのかと疑問だったのが、解消された。 より吸収しやすくなった。 実践で使えるかどうかは、人それぞれだが、競技として、格闘技を始めたい人は、知っておいて損はないと思う。 特に、最後の章は個人的に調べていきたい。

Posted byブクログ

2012/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 基本攻撃から防御、練習、実践に至るまで、科学的に解明できた格闘技や武術の技術を素人でも解り易く解説した書。  これを読むと、一言で【強さ】と言っても、その中には努力や練習の蓄積だけでなく、生まれついてからの境遇から性格、性質から遺伝子に至るまで、様々な要素が含まれていることがわかる。  また、人は一朝一夕に強くなれるというものではないが、強くなる方法は様々あり、人によって向き・不向きがあることをよく理解し、自分に合った方法を模索すべきということもよくわかった。

Posted byブクログ

2011/12/27

 タイトルの通りの内容なのだが、単にパンチやキックの強さを測定したり筋肉の動きを説明するだけではなく「いかにしてダメージを与えるか」「手首の極め方」「握られた手首を抜く方法」さらに「ナイフを持った相手と戦う方法」など実用的な内容が掲載されている。これも著者が格闘技経験者であるから...

 タイトルの通りの内容なのだが、単にパンチやキックの強さを測定したり筋肉の動きを説明するだけではなく「いかにしてダメージを与えるか」「手首の極め方」「握られた手首を抜く方法」さらに「ナイフを持った相手と戦う方法」など実用的な内容が掲載されている。これも著者が格闘技経験者であるから出てくる視点かもしれない。  この手の本にしては珍しく「気」を扱っている。「そんなものはあり得ない」と言って一蹴するのではなく、考察し解説をするという姿勢は科学者として素晴らしいことだと感じた。

Posted byブクログ