ヒート の商品レビュー
チーム2を先に読んでしまい、そこで初めてキングとヒートの存在を知った! チーム、キング、ヒート、チーム2の順で読まないと…!
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秀逸のマラソン小説.スポーツ小説としても最上位.ストーリー展開は少し強引だが,それも良い(小説だからね).読んでいてとても引き込まれる.場所も横浜で土地勘がある人はさらに面白い.登場人物の心理描写も素晴らしい.ランニング好きなら読むべし.(箱根駅伝を題材としたチームの続編)
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ラストはまさかの展開。 山城はこのシリーズで絶対的な存在だっただけに驚く。もやもやしないというと嘘になる。この作品には主人公がいないからなのか…。 何はともあれ、浦と山城がいい関係のようでよかった。 チームの方が面白かったので星4。
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山城に世界記録を出させるためにお膳立てされた東海道マラソン。運営を任された、自分もかつてランナーであった音無が四苦八苦しながらコースを組み立てていく過程がおもしろい。途中、出場を固辞する山城のくだりがやや退屈だったが、やはりマラソンが始まってからの心理描写は前作同様、のめり込むお...
山城に世界記録を出させるためにお膳立てされた東海道マラソン。運営を任された、自分もかつてランナーであった音無が四苦八苦しながらコースを組み立てていく過程がおもしろい。途中、出場を固辞する山城のくだりがやや退屈だったが、やはりマラソンが始まってからの心理描写は前作同様、のめり込むおもしろさだった。お金のためにペースメーカーとなり、プライドを捨てなければならなかった甲本と、作られた環境で怒りをつのらせて走る山城のプライドがぶつかり、30キロを迎えてのクライマックスがとても熱かった。
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箱根駅伝を題材にした「チーム」を読んだのをきっかけに、駅伝からマラソンへと舞台を移した本書を読んでみた。駅伝とマラソンの違い、駅伝で活躍したからといってマラソンで大成するとは限らないことが読み進めていくに連れ納得。走る側でなく運営側の視点で描かれていること、ペースメーカーの視点か...
箱根駅伝を題材にした「チーム」を読んだのをきっかけに、駅伝からマラソンへと舞台を移した本書を読んでみた。駅伝とマラソンの違い、駅伝で活躍したからといってマラソンで大成するとは限らないことが読み進めていくに連れ納得。走る側でなく運営側の視点で描かれていること、ペースメーカーの視点から書かれた物語は新鮮味があって良い。大会は仕組まれたものではないかと感づき、本番を迎え、レースの緊迫した展開は熱くなってしまう程だった。山城は孤高な男なのが感じられ、チームプレイの駅伝とは違ってマラソンはそれも必要な部分かと思う。
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手に汗握る展開に、時間を忘れて一気に読んでしまった。読み応えはばっちり、感情移入出来た。まるで、自分が走っているかのような感覚。
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ラスト数行で、音無と同じ気持ちで、いろんな思惑とは関係なく、ゴールに向かって一ファンとして最高の瞬間を見届るために走り出している感じだったぁ。 最後は何が正解なのかわからないけど、このおわり方、ありですね。 ラスト数行でこの本の評価もアップしたな。 ペースメーカー甲本、天才山城...
ラスト数行で、音無と同じ気持ちで、いろんな思惑とは関係なく、ゴールに向かって一ファンとして最高の瞬間を見届るために走り出している感じだったぁ。 最後は何が正解なのかわからないけど、このおわり方、ありですね。 ラスト数行でこの本の評価もアップしたな。 ペースメーカー甲本、天才山城、大会運営の音無の心理描写が面白い。 チームの続編。 浦と吉池さんがいい味だして、いい仕事してますね〜。
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横浜、川崎を舞台としたマラソンコースで繰り広げられるストーリーは超リアル! レベルは全く違うけどσ^_^; 一度出たスピードはなかなか落とせないというのはよく分かります
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前作『チーム』の続編。 ペースメーカーとして選ばれた甲本。 そんな甲本を馬鹿にしていた 天才アスリートで一匹狼の山城。 そんな山城が甲本を認めた瞬間。 「甲本さん、あんた、自分でも気付かなかっただけで凄い選手なんじゃないか?」 日本で敵なしと自他共に認めてた山城が甲本と共に 並走...
前作『チーム』の続編。 ペースメーカーとして選ばれた甲本。 そんな甲本を馬鹿にしていた 天才アスリートで一匹狼の山城。 そんな山城が甲本を認めた瞬間。 「甲本さん、あんた、自分でも気付かなかっただけで凄い選手なんじゃないか?」 日本で敵なしと自他共に認めてた山城が甲本と共に 並走してゴールを狙う喜びを感じる。
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チームの続編? チームで9区を走った選手が、マラソンで世界新を狙う選手として出てきます。 主人公はマラソン大会を作る側です。 選手ではなく、大会運営の側の視点が面白いです。
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