ヒート の商品レビュー
世界最高記録を狙うために用意されたマラソン大会。勿論その記録を手にするのは一人しかいないと期待をされる山城。今や大会には不可欠なペースメーカーを勤めることになった甲本。この二人のレースでの争いが面白い。最後の最後、まさかゴールすることなく話が終わってしまうとは。続きはあるのか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
箱根駅伝を舞台に書かれた「チーム」の続編。チームで登場した山城がマラソン大会に出場することを要望される。しかしその大会は、世界最高記録を出すために、行政にお膳立てされた特別なレース。そして、その大会を走るために用意されたペースメーカーの甲本。山城は密かに大会をぶち壊そうと計画する。そして始まるレース。そこからの描写がリアルで実況中継を見ているようだった。ペースメーカーの役目を投げ出し、山城と本気の勝負を仕掛けてきた甲本。本気を出してゴールを目指した山城。どちらが勝利したかは分からないラストは惜しいかな。
Posted by
チームの続編で、山城が主人公でマラソンで世界記録に挑む話し。ちょっとあり得ない話しだが発想は面白い。ランナーには楽しく読めるが、興味ない人にはつまらないかも。 堂場瞬一だから読んだって感じ。
Posted by
「チーム」同様、走ってる時の臨場感がすごい!また、大会を企画、運営する側の大変さも分かりました。あのラストは。。ありとは思いますが、どうなったのか非常に気になる!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
箱根駅伝が題材だった「チーム」の続編。 山城くんは世界と戦える日本期待のマラソンランナーに。 日本人に世界記録を狙わせるためだけに新設された東海道マラソンが舞台。 後半になってようやく「チーム」の浦くんが登場してほっこり。 ラストは…うーん、なんか想像ついたけれどやっぱりすっきりしな~い。 東海道マラソン新設の理由にはもっとドロドロした政治的な裏舞台も あるんじゃ!?って勝手に思ってたので期待しずぎた。 もっと更なる続編が読みたいな~。 あまり現実味のないマラソン小説だけど、やはりスポーツ小説は爽やか。
Posted by
20131205 山城、甲本、音無の目的の異なる三者の心理描写がおもしろい。また、自分もフルマラソンを走りたくなった。
Posted by
マラソンの長期低迷傾向に歯止めをかけるため新設された東海道マラソン。あらゆるお膳立てがなされたレースは終盤、思いがけない展開を見せる。 これはこの後どうなったのっ!? 個人的にはこのラストは有りだと思います。が!続きが気になる。気になる。気になる……。 山城も相変わらず山城でお...
マラソンの長期低迷傾向に歯止めをかけるため新設された東海道マラソン。あらゆるお膳立てがなされたレースは終盤、思いがけない展開を見せる。 これはこの後どうなったのっ!? 個人的にはこのラストは有りだと思います。が!続きが気になる。気になる。気になる……。 山城も相変わらず山城でおかしかったです。きっと一流のスポーツ選手ってこうなんだろうなぁと。 甲本さん。不運なあなたの今後の人生がいいものでありますように!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マラソンの運営がいかに大変かが裏方の視点でよく分かった。しかし山城。前回のチーム同様半分以上彼に振り回された気がする。浦くんがいなかったらどうなっていた事か… 完璧におぜん立てされたレースで記録を狙う事に疑問を抱いていた天才も、ペースメーカーとして開花した苦労人甲本のおかげで(8割は浦くんのおかげ)本気のレースに挑む覚悟を決めたのは30㌔付近。若干ツンデレが過ぎる… 個人的にはゴール後の浦くんの運命と、甲本さんの今後が非常に気になるところだが、この終わり方は逆に妄想をかきたてられるには充分過ぎると思った。
Posted by
図書館で、適当に借りました。 近頃は娘同士が2人で良く遊ぶようになった。本を読める時間が増えたこともあり、1日で読めた。 日本人に、世界記録を狙わせるマラソン大会を企画。様々な人間模様が展開され、最後には意外な結末が。 スピード感を持って読めるが、メッセージ性に乏しく。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白く読んだがリアリティはない。山城の参加を決意するきっかけも完走することにしたきっかけも納得性ない。また30kmの練習しかしていないペースメーカーがそのまま世界最高タイムを競って42.195kmラストスパートまでするのはありえない。30km過ぎてからがマラソンでみんな苦労している壁。マラソンを馬鹿にしている。
Posted by