夢玄館へようこそ の商品レビュー
二階建てアパートをショッピングモールにした「無玄館」をオーナーの伯母が病気療養を機に退院するまで求職中の姪の花純が預かった⁉️ 花純と店子との奮闘記
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短編連作の青春ミステリー仕立てで、現代的女性のアイロニーを表現している。 テナント経営の伯母さんが入院して、失業中の姪が管理人を任される。 夢を見つけられない姪が、紛いなりにもショップを経営している住人とのトラブルを謎解きを絡めて物語る。 現代的女性が前に出過ぎて乗りが悪い以外は...
短編連作の青春ミステリー仕立てで、現代的女性のアイロニーを表現している。 テナント経営の伯母さんが入院して、失業中の姪が管理人を任される。 夢を見つけられない姪が、紛いなりにもショップを経営している住人とのトラブルを謎解きを絡めて物語る。 現代的女性が前に出過ぎて乗りが悪い以外は本格推理のセオリー通りの展開。 性格が中途半端な主人公は作品にするのが難しい!最後になんとかまとめたシナリオは評価出来る!
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うーん、微妙。 店子達が揃いも揃って癖が有りすぎるし、無理矢理感が否めない。 登場人物達の身勝手さにただただイライラが募る。 夢を持つことも持たないことも、どちらが上で下ということはない。
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状況の設定が面白かった。これまでの水生作品とはチョッと異なった趣の連作短編。総じていい話のように感じられるが、それだけで終わらず、登場人物が善悪両面を見せるという持ち味も健在だった。チョッとビターないい話といったところか。短編でテンポもよくキャラクターの造形も味がある。難を言えば...
状況の設定が面白かった。これまでの水生作品とはチョッと異なった趣の連作短編。総じていい話のように感じられるが、それだけで終わらず、登場人物が善悪両面を見せるという持ち味も健在だった。チョッとビターないい話といったところか。短編でテンポもよくキャラクターの造形も味がある。難を言えばキャラの人物像に深みがないため出来事を起こすに至る心理が見えてこないこと。そのためラノベ的な軽い叙事物語になってしまっている。
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古いアパートをリノベーションし、六つの店子を入れたショッピングモール。伯母の入院中、管理人を任された花純と店子たちをめぐるミステリ連作短編集
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日常の謎いいですね! テーマは「夢」ですが……うーん、作中の表現じゃないですが夢を持ってると公言することの何が偉いってんでしょーね。「フツーにOLでもしていたい」ってのも充分大事な夢だと思うのですが。夢を大義名分に迷惑をかけていることより、自分の夢を振りかざしていながら、人の夢を嘲笑い土足で踏みにじっているかのような部分が気になりました。 あと「自信が調べて、それでつかんできた理由」なら納得できるものですかね?行動原理、判断基準ってそんなにぶれるものあのかしら…… ストーリーは魅力的で面白かったです。前述の内容からは貶しているかのようになってしまいましたが、かなり好きな部類に入るのです。ちょっと引っかかる部分があっただけです。
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悪くないけど、途中で飽きてきた。どの店子さんもけっきょくあんまりキャラが違わないような気がする。モトナリは最初から嫌いだったから、最後はよかった。
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もうちょっと、もうちょっと 何が欲しい感じで終わってしまった。 伯母の凛子さんの代わりに、アパートを改装して ショップにしたモールの大家さんになる主人公。 なんだか、とっても、大変そうだったのに あっさり凛子さんが帰ってきてしまうので拍子抜け。 たたみ掛けるように終わってしまっ...
もうちょっと、もうちょっと 何が欲しい感じで終わってしまった。 伯母の凛子さんの代わりに、アパートを改装して ショップにしたモールの大家さんになる主人公。 なんだか、とっても、大変そうだったのに あっさり凛子さんが帰ってきてしまうので拍子抜け。 たたみ掛けるように終わってしまったよ。 あと、ショップオーナー達がわがまま。 憎めないってことなんだろうけれど、 個性的すぎてちょっと・・・ お店を経営して、売上を上げて、自分のお給料をだせて 潰れないで、潰さないでやっていけるのは それはそれは凄いことだと思う。 ここはやはり、夢だけじゃない部分が必要。 蒼井さんは素敵、そこは凛子さんに激しく同意。
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「少女たちの羅針盤」でデビューの作家さんの連作短編集。 古い下宿を改装して、個性的なショップと個性的なショップオーナーが集まる「夢玄館」の管理人代理になった女性の目を通したひと癖もふた癖もあるショップオーナーとのやり取りと事件が描かれる。 こういう下宿もの(最近読んだ「てのひらの...
「少女たちの羅針盤」でデビューの作家さんの連作短編集。 古い下宿を改装して、個性的なショップと個性的なショップオーナーが集まる「夢玄館」の管理人代理になった女性の目を通したひと癖もふた癖もあるショップオーナーとのやり取りと事件が描かれる。 こういう下宿もの(最近読んだ「てのひらの父」大沢紀子や「ワセダ三畳青春記」高野秀行など)っぽい話は好きなので、読んでみる。 楽しく読めたが、あともう少しなにかが欲し感じがした。なにかが、いまいち言えないが、もっとはじけた話か、連作短編の楽しみである話が繋がっていく楽しみか。
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リノベーションしたアパート跡に開かれたショッピングモールを舞台にした短編集。 なんとなく面白そうかなあと思い、読みはじめたもののいまいちだった…。 面白くない、わけではないけど話が全て物足りない感じ…。 上手い文章とか自分に合う文章って上手く表現できないけど、 ダメ...
リノベーションしたアパート跡に開かれたショッピングモールを舞台にした短編集。 なんとなく面白そうかなあと思い、読みはじめたもののいまいちだった…。 面白くない、わけではないけど話が全て物足りない感じ…。 上手い文章とか自分に合う文章って上手く表現できないけど、 ダメなのははっきりわかる、そんな感じ。 うーん、いまいち。
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