3センチヒールの靴 の商品レビュー
気分を変えてこういう本も読んでみようと思っても、好きだなと思うお話は白い犬と青い風船のお話だったりするので……それもわたしだからとことん付き合います。 「恋愛するとメンヘラになる」が経験値からの信条としては、描かれてた恋愛は「狂気真っ只中」「狂気が過ぎ去って前に進み始めた」「諦念...
気分を変えてこういう本も読んでみようと思っても、好きだなと思うお話は白い犬と青い風船のお話だったりするので……それもわたしだからとことん付き合います。 「恋愛するとメンヘラになる」が経験値からの信条としては、描かれてた恋愛は「狂気真っ只中」「狂気が過ぎ去って前に進み始めた」「諦念」かなぁと感じました。 短すぎて何も引っかからず通り過ぎていくお話も多々、でも江國さんよりは距離が近いかもしれないです。男女の口調が似てるので同じカテゴリに入れてしまったけれど、狂気からの涅槃みたいなのは江國さんのほうかな。生成と般若の違い。 それにしても、やっぱりお酒なんだな……なにかと。 3センチヒールは歩くための靴。靴に楽ばかり求めているのも物足りない気持ちが薄っすらあるので、ヒールの靴を新調しようかなと思いました。歩こう。
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・読み終わって感じたこと アラサーだからこその喜びと苦しさがある。 ・面白かったシーン 「お互いに風呂を浴び、寝巻きに着替え、さあ眠ろうというときになって、まるでぬいぐるみでも抱き寄せるように夫はカスミに腕を伸ばしたのである」 新婚も過ぎればこうなる。 ・好きなセリフ ・...
・読み終わって感じたこと アラサーだからこその喜びと苦しさがある。 ・面白かったシーン 「お互いに風呂を浴び、寝巻きに着替え、さあ眠ろうというときになって、まるでぬいぐるみでも抱き寄せるように夫はカスミに腕を伸ばしたのである」 新婚も過ぎればこうなる。 ・好きなセリフ ・オススメの人 アラサー女子 短編好き サラッと読みたい人 想像するのが好きな人
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短編集。少し物足りない感。 ファッションについての描写が多く想像するのが楽しい。 Do you still love me?がさわやか。 最後、ん?で終わるものもあり。
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短編集。 短編すぎて、なかなか意味を理解できず、終わってしまった。 しかし、女心もこういったものか。 わからぬ俺はいつまでも、だめなのだろうか。
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恋愛をすると必ず辛くなる私。ご都合主義のハッピーエンドじゃ孤独が深まるばかりの夜に。失恋のあと、少し回復してきた出勤途中の電車のなかで。ぽっかり予定の空いてしまった休日の昼下り。 折にふれ、本棚から取り出してしまう。お気に入りの1冊。かれこれ一人暮らしを始めて3軒目だけれどずっと...
恋愛をすると必ず辛くなる私。ご都合主義のハッピーエンドじゃ孤独が深まるばかりの夜に。失恋のあと、少し回復してきた出勤途中の電車のなかで。ぽっかり予定の空いてしまった休日の昼下り。 折にふれ、本棚から取り出してしまう。お気に入りの1冊。かれこれ一人暮らしを始めて3軒目だけれどずっと手元に置いている。
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*冷たい水と、砂の記憶 不倫1度の過ち。過ちでもないけど人を愛し続けるって難しいね *夏の終わり ありのままになると変わるんかな *3センチヒールの靴 ぽっとでの男は信用ない口先のでまかせ。勝手やけどばかにしないでってなる *赤と白のワインの空き瓶 恋人と愛人全て平等に。気...
*冷たい水と、砂の記憶 不倫1度の過ち。過ちでもないけど人を愛し続けるって難しいね *夏の終わり ありのままになると変わるんかな *3センチヒールの靴 ぽっとでの男は信用ない口先のでまかせ。勝手やけどばかにしないでってなる *赤と白のワインの空き瓶 恋人と愛人全て平等に。気づいたとき正気をなくしてしまうわ *冬休みを前に そばにいる人の方が穏やかで大切ってわかってるけどスリルのある人を好きになる。この関係崩したくないけどちょっとしたことで崩れてしまう男女の友情って? *欅通りのカフェテラス 初恋かぁ *雨宿りの白い花 双子 *Do you still love me? これは何年越しの愛や。 *三年の後 変えてくれた人 *微熱 お互いを苦しめるほどの恋愛、恋愛? *世界にたった一つの香り 海外でも夢心地 *風になびく青い風船 大切なわんちゃん *偶然に乾杯 旅先の出会い *星座の中の旅人 2人の思い *白く贅沢な夜 この先あんまりやから読まず。
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29歳、夏の終わり、私は失恋した。 15年間想い続けた彼と、ようやく繋がったのに。 時は残酷だった。 彼は結婚していた。 私たち、本当は15年前からお互いずっと好きだった。 この日を迎えるまで、すれ違っていただけだった。 こんな悲しい結末なら、出会わない方が良かった。 こんな私...
29歳、夏の終わり、私は失恋した。 15年間想い続けた彼と、ようやく繋がったのに。 時は残酷だった。 彼は結婚していた。 私たち、本当は15年前からお互いずっと好きだった。 この日を迎えるまで、すれ違っていただけだった。 こんな悲しい結末なら、出会わない方が良かった。 こんな私の話も、この作品に加えたい。
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「人を好きになった分、いつしか強くなっている」 苦かったり、つらかったり、嬉しかったり、 誰かを想うときについてくるであろうさまざまな感情が、トントンとリズムよく描かれる。 苦しいストーリーさえ「きれいな思い出のよう」だと感じられるのは、文章の美しさとテンポのよさゆえかもしれな...
「人を好きになった分、いつしか強くなっている」 苦かったり、つらかったり、嬉しかったり、 誰かを想うときについてくるであろうさまざまな感情が、トントンとリズムよく描かれる。 苦しいストーリーさえ「きれいな思い出のよう」だと感じられるのは、文章の美しさとテンポのよさゆえかもしれない。 胸がキューっとなる話も、ふっと笑みがこぼれるような話も、どれも主人公の女性たちが愛おしい。 「また一歩前へと歩き出す。少しだけ傷ついたり、きれいになったり、逞しくなったりして……」
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結婚前と後に読みました でもどちらも好きな話は変わらず! 「Do you still love me?」 すごーーく短いお話だけど、 すごーーく良かった 洋画のような、花屋さんのカウンターにいる主人公の画が浮かんだ あとは解説がよかったな 「3センチヒール...
結婚前と後に読みました でもどちらも好きな話は変わらず! 「Do you still love me?」 すごーーく短いお話だけど、 すごーーく良かった 洋画のような、花屋さんのカウンターにいる主人公の画が浮かんだ あとは解説がよかったな 「3センチヒールの靴」は改題らしく 最初は「よく冷えたもの」というタイトルだったらしい 3センチヒールの靴を脱いで得る「よく冷えたもの」の充足ではなくて 明日からもまたヒールを履いて生きていく、っていう前向きなタイトルにしたって書いてあった
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