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「IT断食」のすすめ の商品レビュー

3.2

38件のお客様レビュー

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2012/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・ICF(情報洪水)⇒とりあえずCCされる大量のメール ・BLT(バカのロングテール)⇒内容がないのに体裁だけ立派な資料 ・KSI課長⇒大量のメールに追われて、こなす、さばく、いなす(KSI)だけの中間管理職 等々、思い当たる方にはおすすめの本。

Posted byブクログ

2012/06/16

「ITにコントロールされる側から、ITをコントロールする側に戻ろう。そのためには、まず断食をしてみよう」・・・というのが、この本の趣旨である。 今まで”なんとなく”であった問題を明確に浮き彫りにさせ、具体的な解を示しているところにこの本の良さがあると思う。 著者の二人は、コン...

「ITにコントロールされる側から、ITをコントロールする側に戻ろう。そのためには、まず断食をしてみよう」・・・というのが、この本の趣旨である。 今まで”なんとなく”であった問題を明確に浮き彫りにさせ、具体的な解を示しているところにこの本の良さがあると思う。 著者の二人は、コンサルタントや経営の実践を経験してきた人たちだ。だからだろう。本の説明は論理的で、ポイントが明快・・・正直、とても読みやすいし、わかりやすい。 特に印象的なのは、我々ビジネスマンの課題を浮き彫りにするために、ところどころ出てくる小説仕立ての話。 入社3年目、草処くんの1日 「昨夜はつい、ネットのゲームとツイッター、フェイスブックに没頭して夜更かしをしてしまい、今朝は起きるのがつらかった。SNSの”友達”は200人を超えた。一度会っただけの人とも、お互いSNS友達になることにしている・・・。」 「おー、これは今の自分じゃん・・・」というように、我々が、いかに「IT中毒に陥っているか」を、まざまざと見せつけられる感じだ。 効率化を目指す経営者・・・そして、PCの前に向かっている時間が長いビジネスマンには必見の書だ。 (書評全文はこちら → http://ryosuke-katsumata.blogspot.jp/2012/06/it.html)

Posted byブクログ

2013/02/23

責任回避のCCで無駄メール増殖、無駄資料を要求・作成、メール会議調整で無駄時間。 今はまだ、IT以前を知る世代がいる。でも、これからは..?

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2012/05/31

読んでいると思いあたることもあって反省。 良質・有益なアナログ時間を取り戻そうと心に誓いました(笑)

Posted byブクログ

2012/04/21

生産性を高めるはずのITに振り回され疲弊した現状への問題提起の書。 共著者の一人が、国産グループウェアを開発するソフトウェアベンダー「ドリーム・アーツ」の社長である点に興味を持った。 「IT中毒」の症状として本書が挙げるのは、”メールに振り回される”、”見栄えはよくやたらとページ...

生産性を高めるはずのITに振り回され疲弊した現状への問題提起の書。 共著者の一人が、国産グループウェアを開発するソフトウェアベンダー「ドリーム・アーツ」の社長である点に興味を持った。 「IT中毒」の症状として本書が挙げるのは、”メールに振り回される”、”見栄えはよくやたらとページ数はあるのに中身の薄いパワポ資料”、”やたらと増えた管理業務”など。身につまされるところが多い。 濃密な仕事は「考える」「行動する」というアナログな世界で生み出されるものであり、ITが無価値な情報を大量に生みだしたことにより、そういった濃密なアナログ時間を奪っている。「IT断食」によってその奪われたアナログ時間を取り戻そう、と訴える。 「パソコンはサボタージュの隠れ蓑になっている」、「一人一台のPCなんて要らない」など、内容はかなりラディカルである。 本書の議論に触れつつ、メールや各種資料作成、情報収集などの自らの仕事を振り返って考えると、多くの問題がある事に気づく。 本書の「ITの使い方をもう一度よく考えてみよう!」というメッセージは、多くの人に有用なのではないかと思う。

Posted byブクログ

2014/11/09

生産性向上に寄与するはずのITが企業の停滞の要因になっている例はたくさんあるだろう。 要は、PCが一人一台になったことで画面見てキーボード叩いてれば仕事してるように見えるようになって、サボりやすくなったということ。

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2012/04/14

この本に書かれている状況は自分自身にも実際に起こっている。 電子メールには正直参っている。参っているのは量の多さよりも、メールの文章。電話で話をすれば済むことを相手の言質をとっておきたいからだろうかメールにする。 自分のことを棚に上げて言うと、書かれている日本語が分からないケース...

この本に書かれている状況は自分自身にも実際に起こっている。 電子メールには正直参っている。参っているのは量の多さよりも、メールの文章。電話で話をすれば済むことを相手の言質をとっておきたいからだろうかメールにする。 自分のことを棚に上げて言うと、書かれている日本語が分からないケースが多い。たくさん本を読んで、自分自身でも色々考えて知識を広げ、語彙を増やして文章力を上げて、いろいろな人といろいろな話題で話をして、くだらない取留めのない話をして、といった取り組みを日常的に続けている人だけが電子メールを使うべきではなかろうか。いっそのこと、電子メール免許制度なんてどうだろう。(と私がこんなことを言ったら社内に割に大きな反響をもたらしそうだけど。)

Posted byブクログ

2013/01/23

流行らせたいがためのフレーズだろと思って最初は敬遠してたが、レビュー評価もわりと高く、実際読んでみてやっぱり良書だと思った。 不要なCCメール、無駄会議の議事録、ノイズだらけの週報、デコレーション過ぎるパワポ資料、集計側のジコマンな実績トレース発信など、毎日情報の洪水は溢れんば...

流行らせたいがためのフレーズだろと思って最初は敬遠してたが、レビュー評価もわりと高く、実際読んでみてやっぱり良書だと思った。 不要なCCメール、無駄会議の議事録、ノイズだらけの週報、デコレーション過ぎるパワポ資料、集計側のジコマンな実績トレース発信など、毎日情報の洪水は溢れんばかり。しかもこれらのことは被害者であると同時に加害者でもある。 脱IT依存・脱情報氾濫・脱会議。良質なアナログ時間をつくるために、まず自分のまわりで出来ることから行動に移していきたいす。

Posted byブクログ

2012/03/25

カタカナや略語が多く読みづらいところがあるが、主張には納得。 確かにボトムアップから会社を変えるのはなかなか難しいだろう。学校教育や企業研修でも、ITとの適度な距離の取り方を教えてほしいわ。

Posted byブクログ

2012/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*寄付 ICF 情報洪水 information and communication fluid 時間と集中力を奪う BLT バカのロングテール 価値の低い情報やコンテンツを組織やコミュニティの参加者がよってたかって拡大再生産している 電子メール 会議の調整にむいていない 奪われた想像力 情熱も トヨタ自動車 プレゼン資料は紙一枚に制限 劣化する読み解く力 CADが普及してから新しい発想が生まれにくくなっている 過去のデザインデータをそのまま流用して、少し手を加えた程度のものがふえてしまった 日本企業の三現主義 現場、現物、現実 これに立ち返る 良質なアナログ時間を取り戻す 情報の肥大化 行動の弱体化 情報を判断し、それに基づいて行動するという一連の流れの内情報ばかりが肥大化

Posted byブクログ