働きながら、社会を変える。 の商品レビュー
慎さんの本であり、まさに表題の内容を実践している素晴らしい一冊だと思った。 PEファンドに勤めながらこのような取り組みをしていると言うだけでも敬服するのだが、加えて一冊の書籍にまとめてしまうと言うところが本当に優秀な人なんだと改めて思った。 具体的な書籍の内容についても、今日現...
慎さんの本であり、まさに表題の内容を実践している素晴らしい一冊だと思った。 PEファンドに勤めながらこのような取り組みをしていると言うだけでも敬服するのだが、加えて一冊の書籍にまとめてしまうと言うところが本当に優秀な人なんだと改めて思った。 具体的な書籍の内容についても、今日現在においてもデータの内容以外は陳腐化することなく参考になるものだと思った。児童養護という言葉は知っていたが、実際自分の近くにそのような施設があるのか、またなんらかのサポートが出来るののかを知りたくなった
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タイトルから想像するのとは違い、 児童養護施設の直面する現実について、著者の施設での実体験と統計等の客観的な情報の両面から語られる、興味深い内容だった。 10年前の著作なので社会状況や制度等は変わっている(良くなっていると良いが…)とは思うが、一読の価値はあると思う。 福祉や保育...
タイトルから想像するのとは違い、 児童養護施設の直面する現実について、著者の施設での実体験と統計等の客観的な情報の両面から語られる、興味深い内容だった。 10年前の著作なので社会状況や制度等は変わっている(良くなっていると良いが…)とは思うが、一読の価値はあると思う。 福祉や保育に直接従事していない普通の人、かつ優秀なビジネスパーソンだからこのような本が書けたのではないか。 自分も会社勤めをしながら、何か社会にできることはないかと手に取った一冊だったが、良い意味で、それはとても難しく甘い考えだったのかなと思った。 まずは知る、そして周囲とそういう話をする、何かしら関わりを持つことから始めたい。
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投資のプロとして働きながら、児童養護施設を支援するNPOをパートタイムで立ち上げる。 実際に施設に住み込み、自分にできることは何かと考える。誰もができることより、自分の得意なことで支援しようという結論に。 経済の持つ力を福祉の業界に。
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内容は熱く、日本のあまり知られていない実態をわかりやすくストーリーとしていて、読んでいて面白かった。出版から10年近く経つが、事態はコロナ禍でより深刻化しているのかもしれない。 自分も何かをしなければという思いにさせてくれる一冊ではあるが、著者の自分たちのできることという落とし込...
内容は熱く、日本のあまり知られていない実態をわかりやすくストーリーとしていて、読んでいて面白かった。出版から10年近く経つが、事態はコロナ禍でより深刻化しているのかもしれない。 自分も何かをしなければという思いにさせてくれる一冊ではあるが、著者の自分たちのできることという落とし込みはかなり対象を絞っている感じがあり、現実的な一方、いざ自分が何かを一から立ち上げてとなるとかなりハードルが高いと感じさせる内容な気がする。
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体験、分析、行動の三章に分かれていて、読みやすかった。 最後は少し斜め読み。 分析章、コラムがまとめられていてわかりやすい。 技術進歩とグローバル化は止まらない、 国家の所得再分配には限界がある、 グローバル化は世界的に資源配分の効率性を高め、世界全体にとっては望ましい(ここは...
体験、分析、行動の三章に分かれていて、読みやすかった。 最後は少し斜め読み。 分析章、コラムがまとめられていてわかりやすい。 技術進歩とグローバル化は止まらない、 国家の所得再分配には限界がある、 グローバル化は世界的に資源配分の効率性を高め、世界全体にとっては望ましい(ここは少し?) グローバル化を止めようとすることではなく、グローバル化の結果貧困に陥ってしまう可能性がある人々に対し、どのような社会保障を提供していくのか、 児童養護施設への支援が広がり、少しづつ改善されていくために何ができるのか。 児童養護施設への人的資源をどう増やしていくのか。 子どもたちは選挙権をもたない、身近な大人が何をしてやれるのか。 「犬として育てられた少年」
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面白かった。そもそも、誰かを助けるって人は、助ける余裕がないとね、っと、最近、「助けてもらう方が良いのでは?」と思われる支援系の人に多く出会った後で、読んで、すっきり感。でも、「今の仕事だけ」というよりも「今の仕事に」満足しない理由って何?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
きっかけ:コロナ禍で副業を考えて読んでみた。 ↓ 目次もみずに図書館で借りたけど、思ったより著者の活動のことが書かれていたのでちょっと狙いからズレてしまい、最終章のみザっと読み。 感想:思ったよりコミットする必要がありそう。もっとゆるく活動していく在り方が知りたいな。
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「児童養護施設でボランティア・実習をするんですが 事前学習として何を読んだらいいですか?」 と聞かれたら、この本をおススメする。 第2部「分析」を読めば、 児童養護施設に入所するに至ってしまう社会状況、 虐待をうけた児童の特徴や 児童養護施設の運営や職員の奮闘について ...
「児童養護施設でボランティア・実習をするんですが 事前学習として何を読んだらいいですか?」 と聞かれたら、この本をおススメする。 第2部「分析」を読めば、 児童養護施設に入所するに至ってしまう社会状況、 虐待をうけた児童の特徴や 児童養護施設の運営や職員の奮闘について 平易な言葉で書かれている。 また、児童養護施設「内部」の描写だけではなく、 「外部」状況と上述の問題との関係性についての 説明・分析も詳しい。 そして、他の人の感想・レビュー・書評に 児童養護施設の現状を知るための良本である といった趣旨の記載が多いことも、 おススメできる理由である。 ・・・・ 『働きながら、社会を変える。』 自分も挑戦したくなった。
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大切なテーマだと思うが惹きつけられなかった。真面目すぎて遠い話のようということで、社会的テーマは読ませ方が問題だなと思った
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慎さんの本は「15歳からのファイナンス理論入門」始め何冊か読んでいます。 たまたま子供の貧困問題に興味を持っていたところ、慎さんがパートタイムでのNPO活動を通じてこの問題に取り組んでいるということを知りました。 慎さんが本文で述べているように、まずは関心を持ち、小さいことか...
慎さんの本は「15歳からのファイナンス理論入門」始め何冊か読んでいます。 たまたま子供の貧困問題に興味を持っていたところ、慎さんがパートタイムでのNPO活動を通じてこの問題に取り組んでいるということを知りました。 慎さんが本文で述べているように、まずは関心を持ち、小さいことから始めようと思います。
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