インシデント の商品レビュー
負の連鎖、人を救いたいというエゴ...決して悪い題材ではないのだろうが、最後の急展開には虚を突かれた感じ。
Posted by
女子高生のさやかは、脳機能iPS細胞再生手術を受けることに。執刀医は、ベテランの桧山冬美。 だれもが成功を確信する中、信じられない悲劇が襲う。 果たして、それは不幸な医療事故(インシデント)だったのか? そして、消された手術動画や連続する人身事故。 目に見えない黒い陰謀が渦巻く...
女子高生のさやかは、脳機能iPS細胞再生手術を受けることに。執刀医は、ベテランの桧山冬美。 だれもが成功を確信する中、信じられない悲劇が襲う。 果たして、それは不幸な医療事故(インシデント)だったのか? そして、消された手術動画や連続する人身事故。 目に見えない黒い陰謀が渦巻く。 本当の真実とは? 少し納得出来ない展開も一部ありましたが、桧山の第二の人生として、地方での生活は望ましい結果になったと思います。
Posted by
「秦建日子」の医療ミステリー作品『インシデント 悪女たちのメス』を読みました。 『ダーティ・ママ!』に続いて「秦建日子」作品です。 -----story------------- 女子高生の「さやか」は、脳機能iPS細胞再生術を用いた世界初の脳外科手術を受ける。 執刀医は、日...
「秦建日子」の医療ミステリー作品『インシデント 悪女たちのメス』を読みました。 『ダーティ・ママ!』に続いて「秦建日子」作品です。 -----story------------- 女子高生の「さやか」は、脳機能iPS細胞再生術を用いた世界初の脳外科手術を受ける。 執刀医は、日本随一のオペ技術を持つ天才女医「檜山冬実」。 しかし、誰もが手術の成功を確信する中、悲劇は起きた。 それは医療事故だったのか、それとも罠なのか。 現代医療の矛盾に迫る緊迫の医療ミステリー。 文庫書下ろし。 ----------------------- 「秦建日子」初の書下し作品ですが、2011年11月発行後、翌月にはフジテレビ系列でドラマ化されていたそうなので、映像作品として仕上げることを意識して執筆されたのかもしれませんね。 本書では、iPS細胞再生術という治療法が出てきます、、、 iPS細胞については、昨年(2012年)に「山中伸弥」教授が2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞したことにより、注目を浴びましたが、本作品はそれ以前に著されているはずなので、先見性のあるテーマを扱っていることには驚きましたねぇ。 でも、作品としては、すっきりしない、、、 後味の悪い結末でしたねぇ… 医療に関して理想を追い求めることは理解しますが、そのために将来ある若者の命を奪うという愚行については、全く理解できない。 感情移入できず嫌悪感が残りました。 医療事故だったのでは… と読者をミスリードさせる展開は、なかなかスリリングなだけに残念。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
女医と医療コーディネーターを中心に話は進んでいく。その周囲に様々な登場人物が出てくるがそれぞれの人物像の掘り下げ方が若干物足りなかったかな。土壇場にきて色々な展開が見られたので尚更残念であった。 最後に準主役である、高校生カップルの結末は非常にやるせいないものだった。巻き込んだ大人たちが前向きな将来を歩むのだから、より切ないものです。
Posted by
Posted by
アンフェアの著者ということを後から知りましたが、なるほどと思いました。ハラハラする中にも、人間らしさがあり、憎みきれない。一気に読めました。
Posted by
アンフェア繋がりで借りた本。 この著者の作品は、書き方が独特だなー。 スピード感があって、映像化しやすいつくりになってる。 あと、作品の一番初めに、読者の気持ちをガッツリ掴むシーンがある。 そのパターンに慣れたので、安心?して読める感じ。 最終結末は、完全に想像をしていないも...
アンフェア繋がりで借りた本。 この著者の作品は、書き方が独特だなー。 スピード感があって、映像化しやすいつくりになってる。 あと、作品の一番初めに、読者の気持ちをガッツリ掴むシーンがある。 そのパターンに慣れたので、安心?して読める感じ。 最終結末は、完全に想像をしていないものだった。 まさか?と思った。 まさか?と思った相手に失望を覚えた。 人間の命には、重さなんてない。 それをわかっていながら。。って感じ。。
Posted by
女子高生のさやかは、脳機能iPS細胞再生術を用いた世界初の脳外科手術を受ける。執刀医は、日本随一のオペ技術を持つ天才女医・檜山冬実。しかし、誰もが手術の成功を確信する中、悲劇は起きた。それは医療事故だったのか、それとも罠なのか。
Posted by
医療ミステリー。最後まで全く犯人を想像できませんでした。医療よりミステリーの要素が強いので、難しくなくすんなり読めました。 それにしても通常の仕事と違い、一回のミスも許されない医師という職業は大変だな。
Posted by
アンフェアで有名な秦建比子さんの 書き下ろし文庫を読了しました。 この本のおけるインシデントとは医療においての 意味で使われています。 アクシデントが事故であるのに対して、 インシデントは事故寸前で回避したような 一歩間違えれば危なかった事例を指すようですが、 そもそもこの本の...
アンフェアで有名な秦建比子さんの 書き下ろし文庫を読了しました。 この本のおけるインシデントとは医療においての 意味で使われています。 アクシデントが事故であるのに対して、 インシデントは事故寸前で回避したような 一歩間違えれば危なかった事例を指すようですが、 そもそもこの本の趣旨に合ってたのかな? という点は疑問なタイトルでした。 悪女たちってなってるけど、女性でメス握るの一人だけだし。 主人公はおそらく凄腕脳外科女医なんですが、 そこに高校生のカップルと 医療コーディネータの三すくみの物語です。 さらにはそこへアル中患者の女医の姉と 女医が勤める大病院の院長に、 医療コーディネータに以前陥れられた元脳外科医、 凄腕女医の同期で逆恨みしてる若手医師などが 複雑に絡み合ってくる物語です。 きっかけは高校生カップルの女の子の方に 脳に原因のありそうな異変が起きるところから始まります。 困った彼氏君が医療コーディネータを頼って、 凄腕女医に紹介されていくという中で 先ほどの登場人物が流麗に登場してきます。 この辺り、さすが上手いなぁと思って読んでました。 しかし事件そのものが起きてからは どうにも釈然としない思いが拭えませんでした。 なぜこの子を殺さなければいけないのだろう?という。 いや、可哀想な子を殺すのが常道なのかもしれませんが、 もしそうだとしてもこんなにその子自体を描かなくてもいいのでは? という感じでした。 わかりづらいかもですが、FF7でエアリスが殺されたときと 同じような感覚と言いますか。。。 推理上の論点になっていたポイントは実はダミーで 全く想像もしない方法で起こされていた事件だったのは 驚きはしましたが、騙されたような気分にもなりました。 そのダミーとなったポイントを起点に 追加で何名かの死者が出てしまうあたりも不条理というか。 それに本線の事件の動機も傍流の事件の動機も いずれも微妙にイマイチな感じでした。 え、そんな理由で?という感覚です。 読後の爽快感が余り無い点で評価が下がってしまいますが、 大変読みやすいですし、 医療コーディネータという仕事のイメージが 何となくつくという点では参考にもなる本でした。 ただ、前述のように完成度という点では、 物語造形としてはイマイチだったのかなぁという感想です。
Posted by
