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千里伝 の商品レビュー

3.3

24件のお客様レビュー

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2019/11/27

昔の中国を舞台に普通の人間と人間ではない存在とが交わっている様子を自然なこととして描写しているところは僕僕先生シリーズと同じです。 このような作品を得意とする作家を他に知らず、またいずれも面白いので、このジャンルでは無二の存在だと思っています。 五嶽真形図を巡る争いもひと通り決着...

昔の中国を舞台に普通の人間と人間ではない存在とが交わっている様子を自然なこととして描写しているところは僕僕先生シリーズと同じです。 このような作品を得意とする作家を他に知らず、またいずれも面白いので、このジャンルでは無二の存在だと思っています。 五嶽真形図を巡る争いもひと通り決着したので先の展開の予想ができませんが、後半になってようやく性格がまともになり始めた千里が成長していく物語になるのでしょうね。 最後に解説を読んで、千里が仁木氏の創作ではなく歴史上の人物だったことに驚きました。

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2015/01/18

最初は千里の性格の悪さが受け付けられなくて、結構読むのが苦痛だったけど、最後はやっぱりよかった。マトモになった千里が、これからどんな旅をしていくのか楽しみ!

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2013/11/20

この本1冊まるごとプロローグ!!だったんですね。 千里とバソン心が通じ合ってよかった♪ これからはじまる冒険にわくわくです。

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2013/08/31

こんなに傲慢、高慢な主人公は珍しい。終盤、わりとあっさりと良い子になってしまったのは物足りないかも?でも狩人君や(元)僧侶君の活躍が光って良いです。

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2013/08/01
  • ネタバレ

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とっかかりなんでしょうか? 此処から始まって行くんだなとは思いましたが、 うーん、イマイチ。 登場人物に夢中になれないのか、丸く収まったようで 何か納得出来ないような。

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2013/06/29

18歳なのに外見5歳の高家のおぼっちゃま、千里が主人公。 行方不明となった両親を探して旅に出る。 仲間は吐蕃のバソン、僧・絶海、道士・趙帰真。 世界を変える秘宝を求める異界の敵の登場。 自分の母親は人間ではなくその異界の出身と知る。 あれ、元々知ってたんだっけ? とにかく生...

18歳なのに外見5歳の高家のおぼっちゃま、千里が主人公。 行方不明となった両親を探して旅に出る。 仲間は吐蕃のバソン、僧・絶海、道士・趙帰真。 世界を変える秘宝を求める異界の敵の登場。 自分の母親は人間ではなくその異界の出身と知る。 あれ、元々知ってたんだっけ? とにかく生意気な千里といつもケンカしていたバソンが 最後ちょっと仲良くしているのが可愛かった。

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2013/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 先日読んだ話があまりにアレだったので戦々恐々として読みましたが、これはサクサク楽しく読めました! 話はだいぶ強引ではありますが、バリエーション豊かな登場人物の勢いで結構読めてしまう感じ。ラスト、メインの三人の関係は予想できたとはいえ、やっぱり嬉しくなっちゃいました。続刊からは良い雰囲気で冒険を繰り広げるのかな?

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2013/05/18

千里のとーちゃんとかーちゃん、息子にどういうしつけをして育ててきたんだーー; 僕僕先生もだけど、こういうの漫画で読んでみたいよね。 好みの絵の・・・・って、誰って具体的な人はいないけど。

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2013/05/06

人と呼ばれる存在は決して一つではないのだろう。感じ、思い、考えるものたちを「人」と呼ぶのであれば、きっと存在するもの全ては「人」となる。感じていること、思っていること、考えていることは自分にさえ定かでない。まして他人のそれは絶対にわからない。  だとすると繋がることはできないのか...

人と呼ばれる存在は決して一つではないのだろう。感じ、思い、考えるものたちを「人」と呼ぶのであれば、きっと存在するもの全ては「人」となる。感じていること、思っていること、考えていることは自分にさえ定かでない。まして他人のそれは絶対にわからない。  だとすると繋がることはできないのか。そこにあるものが何を感じ生きてきたのか、何を思いそこにいるのか、「考える」ことはもしかして繋がることなのかもしれない。  内と外をつなげる。内力と外力をつなげる、つなげようとすること、そして他人のそれと繋げようと思える者こそ、きっとこの天地で生きていく資格がある者なのではないだろうか。 仁木さんの小説は難しいようでやさしい。奥深くに触る心地よさを与えてくれる。さぁ、私も修行にでないといけないな。

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2013/03/20

ついにきた。本格ファンタジーの雄。仁木英之。 子どもの頃 西遊記を読んで興奮した人には絶対お勧め。中華史に名を残した歴史上の人物でファンタジーを書くって……なんちゅうことするんや。

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