リアル(11) の商品レビュー
最初は、高橋の言動や行動に、心底腹を立てていたのに。 なぜだろう。大嫌いな奴だったのに、巻を追うごとに 「どうか高橋に希望が、絶望からの出口が、見つかりますように。」 と強く祈っている自分がいる。 自分にとって嫌いな奴でも、誰かにとってはかけがえのない存在。まさに、そういうこと...
最初は、高橋の言動や行動に、心底腹を立てていたのに。 なぜだろう。大嫌いな奴だったのに、巻を追うごとに 「どうか高橋に希望が、絶望からの出口が、見つかりますように。」 と強く祈っている自分がいる。 自分にとって嫌いな奴でも、誰かにとってはかけがえのない存在。まさに、そういうことなんだろうなあ。 1歩進んで2歩下がったり、でもたまに3歩すすめたかと思ったら5歩下がったりを繰り返しながら生きる姿がまさにリアル。
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やっぱりすごい漫画だ。 もういい加減、自分で買おうかしら。 今回は司書さんにお借りしました。 あとーんす。 圧倒的な力にぶちのめされて、 気を抜くとはじき出されそうなコートに立って、 それでもなお、ここにいたいと思える強さ。 それを幸せだといえる強さ。 教壇に立っていて思わず...
やっぱりすごい漫画だ。 もういい加減、自分で買おうかしら。 今回は司書さんにお借りしました。 あとーんす。 圧倒的な力にぶちのめされて、 気を抜くとはじき出されそうなコートに立って、 それでもなお、ここにいたいと思える強さ。 それを幸せだといえる強さ。 教壇に立っていて思わず逃げ出したくなることもある。 試験問題がうまく作れず、先輩の先生方にダメだしされることもある。 でも、講師をしていて、いつ受かるか分からない日々を思えば、 今は幸せだ。確かに、幸せだ。
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友達から借りて読み始めた『リアル』。 友達は第10巻までしか持っていなかったので、この第11巻は中古ですが自分で購入しました。 中古だけど、「11月はリアルの季節 あとーんす♡」っていうおまけが付いていたやつだったのでとても嬉しかったです! (♡に井上先生の愛を感じますw) 主...
友達から借りて読み始めた『リアル』。 友達は第10巻までしか持っていなかったので、この第11巻は中古ですが自分で購入しました。 中古だけど、「11月はリアルの季節 あとーんす♡」っていうおまけが付いていたやつだったのでとても嬉しかったです! (♡に井上先生の愛を感じますw) 主には野宮のトライアウトと少年時代の話。 今回は泣けるというのではなかったけど、野宮のハートの強さと熱意、真摯さに胸打たれました。 買った日だけで4、5回読みました。 才能だけが全てじゃない。そのことに気づき、心構えや努力の価値を見出し、また評価してくれる人というのはこの世に一体どれほどいるのだろう?と思いました。 高橋の顔つきも変わってきて、本当に良かったなぁと思いました。 全巻揃えたいなぁ…と改めて思いました。 途方に暮れる私に指針を与えてくれた作品であるので。 これからも野宮・清春・高橋の生き方から多くのことを学んでいけたらいいなぁと思います。 秀島さん割と好きだけど、犬井兄弟も地味に好きです(笑) 犬井兄弟モロ子供みたいだけど、25歳なのか…!(笑)
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野宮のトライアウトが始まった。 その頃、高橋は競技用バスケ車の片付けを頼まれ、乗ってみようとする。 「そいつを手なずけてみろ 高橋久信」 の原先生には格好良すぎて痺れる。
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あきらめない、ということは根性いるのだ。 簡単に口にできるけど、実行するのは口でいうほど誰にでもできることじゃあないのだ。 それは障害があるとかないとかじゃなくて。 あってもなくても、挑戦するということは刺激的で、畏れをともなうことで。 けど、五体満足だから、何か適当に流してる...
あきらめない、ということは根性いるのだ。 簡単に口にできるけど、実行するのは口でいうほど誰にでもできることじゃあないのだ。 それは障害があるとかないとかじゃなくて。 あってもなくても、挑戦するということは刺激的で、畏れをともなうことで。 けど、五体満足だから、何か適当に流してるんじゃないか。 読んでるとそんなことが、常に頭の中をぐるぐる回り始める。 読んだ後、どっと疲れるのだ。でもやめられない。
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こっちは展開もいい感じ。 主人公が3人いるんやな、ってトモミの生い立ちがなんかおもしろかった。 いつも意外性があるよ。 そして井上雄彦の作品って脇役もいい感じ。
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リアルって題名がこの漫画にいかにふさわしいかを今回も実感させられました。あと、やっぱり井上雄彦さん、絵上手すぎです。
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野宮のトライアウトの話と、回想シーンが中心。 非常に面白くて、非常に感動する。 自分も頑張らなければと思わせてくれる、とても良い内容でした。
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ほぼ、実業団のトライアウトを受ける野宮がメイン。 ひさびざに井上雄彦のバスケする人間を見られたのが、単純に楽しかった。 厳しいプロテストを受けている人達を活き活き動かすのって簡単な技術ではない。 作者の凄まじさ、バスケットボールの純粋な楽しさ、ラストの爽やかな気分。 その三つを味わえただけで満足です。
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1年ぶりの新刊。12巻は来年秋だって。 野宮のライトニングストライアウトの一日の様子が描かれてます。 野宮の「心の資質」が見出されるのか?
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