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高群逸枝全集 第7巻 評論集 の商品レビュー

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2012/08/24

高群逸枝のすべての思想の出発点とも言うべき、「恋愛創生」を収録した重要な巻。ほかに、「婦人戦線」へ寄稿したいくつかの(全集だが少ししか入っていない)評論がおさめられているが、収録時に(なぜか)編者によって修正が加えられていたりする。また、戦時の日本婦人などに寄稿したものはまったく...

高群逸枝のすべての思想の出発点とも言うべき、「恋愛創生」を収録した重要な巻。ほかに、「婦人戦線」へ寄稿したいくつかの(全集だが少ししか入っていない)評論がおさめられているが、収録時に(なぜか)編者によって修正が加えられていたりする。また、戦時の日本婦人などに寄稿したものはまったく収められていない(全集のどこにも。閲覧も国会図書館に行かねば雑誌自体存在しないようだ)。 高群のアナーキズム系の評論を網羅しているのは、黒色女性社から出ている『アナキズム女性解放論集』と黒色戦線社から出ている『続・アナキズム女性解放論集』であるからこちらを参照されたい。

Posted byブクログ