勝ち抜け!サバイバル投資術 の商品レビュー
2011年末に刊行された本書を今更読む意義は、過去の近未来予想が妥当なものだったかを検証できる点にあります。 その点では、バブルは2015~2020年が要注意と書かれているので、断定するには時期早々ですが、かなりいい線いっている(まあ、5年もさばを読めば当たるも八卦当たらぬも八卦...
2011年末に刊行された本書を今更読む意義は、過去の近未来予想が妥当なものだったかを検証できる点にあります。 その点では、バブルは2015~2020年が要注意と書かれているので、断定するには時期早々ですが、かなりいい線いっている(まあ、5年もさばを読めば当たるも八卦当たらぬも八卦ですが)のでは。 しかし、本書の内容は初心者にとってはとても参考になるものが多いので、私ももっと昔に読んでおけばと悔しい思いにかられました。 例えば、パラボリックシグナルを有効に使う(P137)、相場のお約束(金利が上がれば売り、通貨供給量が増えれば買い、増税は売り、不動産の貸し出し規制がかかれば売り、会社の期中の業績上方修正は買い、増資は売り、企業買収で買われる側の株は上がるなど)(P157)、秋に買って春に売る半年投資術(P194)、買いは13週と26週移動平均線のゴールデンクロスを活用する(P208)など。
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ファイナンスの世界において従来主流とされてきた分散投資、長期投資では現実的には結果を出すことは出来ないというスタンス。特に、おおよそ10年おきに発生するバブルと、投資ポートフォリオの連動性の高まりを考えると、重要なのは、長期、分散ではなくいかにしてバブルの影響を最小限にとどめ、投...
ファイナンスの世界において従来主流とされてきた分散投資、長期投資では現実的には結果を出すことは出来ないというスタンス。特に、おおよそ10年おきに発生するバブルと、投資ポートフォリオの連動性の高まりを考えると、重要なのは、長期、分散ではなくいかにしてバブルの影響を最小限にとどめ、投資するタイミングと撤収するタイミングを見極めるかという事の方が重要であると説く。特に、秋に投資し春に売るといういわゆるアノマリーがこの10年程日本市場では顕著にみられるという。
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「投資術」と銘打つだけのことはある、具体的な危機回避投資法のアドバイス。 ○10年に一度くらいはショックが起きる ○夏~初秋は下げ傾向、晩秋が仕込み時で春先に売るべき ○13週移動平均線が26週移動平均線を上に抜けたら買いシグナル このくらいは覚えておこうと思いました。
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長期、分散、インデックスに積立投資。を真っ向から否定する考え方。 興味深かったワード。 ●セルインメイ。半年投資術。 ●10年に一度でバブルは来る。
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怪しげなタイトル&表紙とはまったく反対で かなり参考になる内容でした。 平易な言葉で書かれていてとてもわかりやすいです。
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分かりやすくて、バブル崩壊を警戒する人にはバイブルになりそうな本です。従前の長期、分散投資でリスク軽減できると私は思ってないので、市場をよく観察し、この本の分析と照らし合わせながら、勉強したいと思いました。
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突発ショック発生直後はとにかく売って逃げる。その後に底を打つまで数ヶ月かかるというのは、東日本大震災を振り返って身につまされた。自身の投資手法に取り入れたのは、そのくらい。ほとんどの投資本が全く役に立たないなか、役に立つことが1つでもあるのは凄い。
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