1,800円以上の注文で送料無料

未解決 の商品レビュー

2.9

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルは「未解決-封印された五つの捜査報告」ですが、中には犯人は既に捕まったが背景が不鮮明な事件も含まれます。 一橋文哉さんの事件ルポは好きで過去も読んでいました。 「三億円事件」「グリコ森永事件」「赤報隊(朝日新聞襲撃)事件」など 上記はそれぞれの事件に関して1冊の本になっていますが、今回は短めのルポルタージュが5つ納まった作品。 ・住友銀行名古屋支店長射殺事件 ・八王子スーパー強盗事件 ・ライブドア幹部の怪死事件 ・豊田商事会長殺害事件 ・神戸児童連続殺傷事件(酒鬼薔薇事件) 最後の事件以外は各事件と裏社会とのつながりを筆者が取材によって解きほぐす。 最後の事件は犯人の少年(当時)の事件発生までの行動や取り調べ時からその後に至るまでの取材を通して少年法のこの処遇の是非を問うている。 どの事件もニュース報道等でしか知りませんが、背景を知るとまた興味深いものです。

Posted byブクログ

2017/08/16

一橋文哉『未解決―封印された五つの捜査報告』新潮文庫。 5つの事件の真相に斬り込んだノンフィクション。5つの事件の殆んどは犯人逮捕により既に解決をみた事件と思われているが、本当の意味では解決していない。このノンフィクションにより真相は明らかにされたのだろうか… 新たな視点で...

一橋文哉『未解決―封印された五つの捜査報告』新潮文庫。 5つの事件の真相に斬り込んだノンフィクション。5つの事件の殆んどは犯人逮捕により既に解決をみた事件と思われているが、本当の意味では解決していない。このノンフィクションにより真相は明らかにされたのだろうか… 新たな視点で事件に迫る試みは認めるものの、結局は真相には全く辿り着いていないという点に失望。 『住友銀行名古屋支店長射殺事件』。利潤至上主義の銀行と金に群がる暴力団と右翼団体の爛れた構図、イトマン事件との関連。犯人は捕まるものの、替え玉との見方もあるようだ。そして、犯人が獄中死したことから真相は闇の中に、銀行の多額損失に税金を投入という不条理。 『八王子スーパー強盗殺人事件』。冒頭から驚愕の描写。謎の多いナンペイ大和田店の強盗殺人事件の黒幕に目星が付いていたとは。しかし、読み進めば、殺害された店員、店長の素行や、ナンペイを狙う暴力団に絡み、事件の背景が膨らむばかりで、真相は闇の中に… 『豊田商事会長殺害事件』。殺害直後の被害者の映像がテレビで放映されるなど、衝撃的な事件だった。犯人逮捕で決着したかに見えた事件の闇は深い。豊田商事に関わっていた暴力団、政治家の存在と豊田商事の残党による新たな詐欺。実行犯を操っていた黒幕の正体は… 『ライブドア「懐刀」怪死事件』。現代の錬金術とも言うべき手口で莫大な資金を集めた企業の背後にはやはり暴力団の影が… 『神戸児童連続殺傷事件』。猟奇的残虐な殺人事件の犯人が14歳の中学生だったという衝撃。14歳という年齢に加え、精神鑑定という鑑定者の匙加減でどちらにも転び得る非科学的な手法により加害者が守られるという理不尽さ。その犯人が少年院を退院し、我々が彼の姿を知らぬままに、大手を振って日常生活を送っているという恐怖。

Posted byブクログ

2014/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

住友銀行名古屋支店長射殺事件、八王子スーパー強盗殺人事件、豊田商事会長惨殺事件、ライブドア懐刀怪死事件、神戸連続児童殺傷事件の5つについて、いろんなとこで書いたのを一つにしたもの。最後の神戸を除き、全部に結局はヤクザが絡んでいるような。まぁ金がらみはそんなもんなのかな。豊田商事については知らなかったので、興味深かった。全ての詐欺はここから始まる、的な。

Posted byブクログ

2014/03/05

裏(闇)の社会は怖い、事件には複雑な裏がある、 を延々と書き連ねて「で、結論は?」 『桶川ストーカー殺人事件』(清水潔氏)を読んだ後なので 取材が捜査を超えて真実を暴いたではなく 複雑に入り組んだ像を俯瞰して混乱させるだけに見えて 散漫な印象を受けた。

Posted byブクログ

2013/12/24

赤い背表紙が目を引くのか、題名がそうなのか、著者の文庫本はたいがい読んだが、今回の著書はこれまでのときめきは無かった。未解決に対する、特に闇の世界に対する諦念のようなものを感じた。13.12.24

Posted byブクログ

2013/11/26

いろいろ興味深いことが書かれていて、面白かった半面、秘密書類がそんなに簡単に手にはいるかね?と思ってしまった。

Posted byブクログ

2012/12/06

Amazonのレビュアーが言及している通り、話が枝葉に逸れていき読んでいてイライラした。著者のマスターベーション的な作文だ。時間の無駄であった。

Posted byブクログ

2012/07/21

 昨今ニュースで、ベンツ他3台の車を乗り回す生活保護受給者の姿がTVで映し出された。その事件が発覚した原因も覚せい剤所持なのである。かなりの確立でその筋の方ではないだろうか。ゴネ得、恫喝されれば身の危険を感じる役所の職員も素直に要求に応じるだろう。暴力を仕事にしている人に庶民はか...

 昨今ニュースで、ベンツ他3台の車を乗り回す生活保護受給者の姿がTVで映し出された。その事件が発覚した原因も覚せい剤所持なのである。かなりの確立でその筋の方ではないだろうか。ゴネ得、恫喝されれば身の危険を感じる役所の職員も素直に要求に応じるだろう。暴力を仕事にしている人に庶民はかなわない、なぜなら空手の有段者でも一日中暴力のことを考えていられないからなのである。一般庶民は普通に仕事をしている時間が日常なのだから。この本を読んで悲しくなるのは正義がひ弱に感じられることだ。

Posted byブクログ

2012/05/26

発売すぐくらいに買ったのに最後1話残して積んでいたものをようやく片付ける。 これまでは おなじみ週刊新潮のシリーズに似た形態(表紙の雰囲気も副題もまんまな感じ)なものの、 あちらはひとつの事件の概要と被害者加害者についてまとめているのに対して、こちらはさまざまな”未解決事件”...

発売すぐくらいに買ったのに最後1話残して積んでいたものをようやく片付ける。 これまでは おなじみ週刊新潮のシリーズに似た形態(表紙の雰囲気も副題もまんまな感じ)なものの、 あちらはひとつの事件の概要と被害者加害者についてまとめているのに対して、こちらはさまざまな”未解決事件”について筆者なりの推理を展開しているルポルタージュ。 取り上げている事件は下記5つ。 ・住友銀行名古屋支店射殺事件 ・八王子スーパー強盗殺人事件 ・豊田商事会長殺人事件 ・ライブドア「懐刀」怪死事件 ・神戸連続児童殺傷事件 それぞれ事件の背景は興味深かったものの、黒幕の存在などになると少し安っぽい感じもする。 なによりページを割きすぎてまどろっこしい。 事実を知りたいというのと筆者の推理を聞きたいというニーズの不一致があった。 陰謀系の話が嫌いな人は苦手かもしれない。 まあ、世の中本当にブラックだなあ、と思い、大きな得がなくても割を食うことがあっても、正しくまっすぐ生きることが大切なんじゃないかなあと思わされる。 収録も最後で、なかなか手を出す気になれなかった神戸の事件について。 更生とはなにかとか、生まれながらの殺人鬼はいるのかとか、それぞれの考え方だけれども。 正直、彼が再び殺人を犯す以上に理不尽で身勝手な殺人が起こる可能性が高いのだから、特定の誰かにおびえて監視をしてもしょうがないのではないかと冷めた気分になった。 犯罪は遠くの世界の話であり続けてほしいものである。

Posted byブクログ

2012/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルは「未解決-封印された五つの捜査報告」ですが、中には犯人は既に捕まったが背景が不鮮明な事件も含まれます。 一橋文哉さんの事件ルポは好きで過去も読んでいました。 「三億円事件」「グリコ森永事件」「赤報隊(朝日新聞襲撃)事件」など 上記はそれぞれの事件に関して1冊の本になっていますが、今回は短めのルポルタージュが5つ納まった作品。 ・住友銀行名古屋支店長射殺事件 ・八王子スーパー強盗事件 ・ライブドア幹部の怪死事件 ・豊田商事会長殺害事件 ・神戸児童連続殺傷事件(酒鬼薔薇事件) 最後の事件以外は各事件と裏社会とのつながりを筆者が取材によって解きほぐす。 最後の事件は犯人の少年(当時)の事件発生までの行動や取り調べ時からその後に至るまでの取材を通して少年法のこの処遇の是非を問うている。 どの事件もニュース報道等でしか知りませんが、背景を知るとまた興味深いものです。 この筆者は過去のルポもそうですが、ご自分の推理が真相だと断定的に書く傾向がありますがそこはご愛敬。 久しぶりのドキュメントもので楽しめました。

Posted byブクログ