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さよなら、お母さん の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2018/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

母親は自分が加害者だとは、思っていない。 その事実に気づいていなかった。 そうなんだ!だから私、辛いんだ! あるある、そんな事例ばかり。 近寄らない。 他人行儀に尊敬語で話す。 謝ることは絶対にないので、そもそも覚えていない、自覚なしなので、望まない、期待しない。 それが一番。 母親とのつきあいに悩む娘、すべての人に読んでほしい。そして母親にも!

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2015/11/08

思い詰めてこの本を手に取った。がしかし、読み始めてみると思い詰めていた事が違ったように感じることができた。

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2015/06/07

「婿姑問題」「妻(自分)の実家依存症」「一卵性母娘」で悩み、何かのヒントになるやもと思って読んだ。事例には、自分たちにもあてはまるところが多々あり、そういうことだったのか、と納得。後半の解説部分は、何度も何度も読み返し、そのたびに救われる想いだった。ただ、私たち親子の場合は、断絶...

「婿姑問題」「妻(自分)の実家依存症」「一卵性母娘」で悩み、何かのヒントになるやもと思って読んだ。事例には、自分たちにもあてはまるところが多々あり、そういうことだったのか、と納得。後半の解説部分は、何度も何度も読み返し、そのたびに救われる想いだった。ただ、私たち親子の場合は、断絶するということではなく、そもそも娘の私自身も親離れができておらず「実家依存症」であり、「共依存関係」にあること、母に全ての責任を負わすのではなく、まずは自分から行動を変えていかなければならない、という結論に至った。今後は自分がどう親離れしていくか、がテーマ。

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2014/07/18

母・娘・娘の夫、それぞれの視点から過干渉な母親の行動がじっくりと描かれているのが小説のようで読みやすかった。 最後の方で、母親の過干渉にさらされている娘に、母親との関係の持ち方についていくつかの方法を上げている。 結局のところ、親との距離を置くしかないのかと思う。親離れ子離れはご...

母・娘・娘の夫、それぞれの視点から過干渉な母親の行動がじっくりと描かれているのが小説のようで読みやすかった。 最後の方で、母親の過干渉にさらされている娘に、母親との関係の持ち方についていくつかの方法を上げている。 結局のところ、親との距離を置くしかないのかと思う。親離れ子離れはごく当たり前のことなんだから。 途中、娘の夫視点で語られる中に、娘が夫の実家で「いつも、あんなふうに笑いながら食事をしているの?」というシーンがある。このシーンで泣いてしまった。自分の記憶の中にも家族が笑いながら食事をした記憶が残っていなかったから。亡き母は過干渉では無かったと思うのだけれど、自分で自分の感情に蓋をしていることもあるのだと認識した。

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2013/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ガジュマルとヤドリギ、いずれも植物だが、拘束する母娘の関係を如実に象徴するようだ」(本文)墓守娘たちが「母」を徹底的に解析する目的で著された本書は偶妄を「像を撫で」ることで「世間」と「ふつう」の黄金律を背骨に日本中の空気に瀰漫する言語化できない息苦しさにからめとられる。当事者である母親は自らの加害性に無自覚なのだから正解はない。一個の自由意思を持った人間として生きることが母娘関係の前ではとてつもなく困難な道のりである。

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2013/11/04

過干渉の母親と娘、子供から成人・就職に至る典型的なストーリー。娘たち、あなたは悪くない。逃げなさい。 父源病、ガンバレ墓守娘!

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2013/01/21

事例が前作よりコンパクトになっていて読みやすくなっている。 世間の「絆」と言う言葉が一人歩きして墓守娘達がこれ以上苦しまない事を祈りたい。

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2016/10/30

『母が重くてたまらない-墓守娘の嘆き』の続編のような対策編のような内容でした。 まずプロローグから3・11が取り上げられ、筆者の体験や震災後の想いが細かく綴られていたのが印象的でした。 大震災を経て「家族」の大切さが声高に叫ばれる風潮の中で敢えて問題提起し、今こそなんとしても「重...

『母が重くてたまらない-墓守娘の嘆き』の続編のような対策編のような内容でした。 まずプロローグから3・11が取り上げられ、筆者の体験や震災後の想いが細かく綴られていたのが印象的でした。 大震災を経て「家族」の大切さが声高に叫ばれる風潮の中で敢えて問題提起し、今こそなんとしても「重くてたまらない母」に変わってもらわねばならない……という著者の姿勢に非常に好感を持ちました。 1点だけ、「重くてたまらない」母親が変わるわけがないという考え方に対して、 > 絶望しあきらめることは簡単だが、いっぽうでそれは、彼女たちを貶めることにもなる。彼女たちは変わるはずがないと判断するのは、傲慢以外の何ものでもないだろう。(本文より引用) と著者は述べていますが、この意見には賛同しかねます。 娘が手を変え品を変えして自分を苦しめ傷つけてきた母親に意識を変えてもらおうとアプローチしても、期待を裏切り続けてきたのは母親の方です。 信頼を失った相手にはもう、「絶望しあきらめる」しかないんですよ。 しかし、終盤にまとめられた「墓守娘の母」に向ける言葉が、このような本をまず手に取りそうにない母親たちの心に届いたらどんなに良いだろうかと思いました。

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2012/11/29

もう、しみじみ「ウチの母がここにいる…」と思いながら読んだ。きっと母が読んでも判らないとも、手に取るように判ってしまう。母親と言う人種は何故かくもこうなのか。根が深い問題である。

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2012/08/25

前著を更に精製した印象。様々な事例を元に具体的かつ実際的?現実的なストーリーが描かれている。あーあるあるとつい笑ってしまう。

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