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池上彰のお金の学校 の商品レビュー

3.8

174件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    52

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2011/10/30

■社会知識メモ 1.損害保険はイギリス発祥。 2.定年になったばかりのパイロットは即戦力で格安。 3.競馬は売上の25%、宝くじは52%を胴元が持っていく仕組みになっている。 4.外国人限定のカジノをつくればそこは豊かになる。

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2011/10/27

 「お金」というものについて基本的な要素を解説した本。経済そのものよりも、お金の歴史、金融、投資、保健、税などの存在意義やメカニズム、社会的役割の解説に多くのページを割いている。  金本位制でない現在は国債が紙幣の量を決めるという観点は知らなかった。発行済国債の量で金利が上下す...

 「お金」というものについて基本的な要素を解説した本。経済そのものよりも、お金の歴史、金融、投資、保健、税などの存在意義やメカニズム、社会的役割の解説に多くのページを割いている。  金本位制でない現在は国債が紙幣の量を決めるという観点は知らなかった。発行済国債の量で金利が上下することもまた同じ。今は金融機関の競争という観点から、金利が自由化されたからか。1994年までは政策金利(公定歩合)という日銀が利子を決める制度があったけど。  個人的に勉強になったのは、投資の項。株式会社はイギリス東インド会社が航海や冒険によるリスクを分散させることが起源。株売買の仲介を行う証券会社、専門家に任せる金融商品(株、債券)である投資信託、FX(外国証拠金取引。 Foreign Exchange)、ETF(上場投資信託。 Exchange Traded Fund)、日本のコメ売買を発祥とする先物取引など、理解に乏しかった分野が多かったので、基本的な知識を得ることができた。  わかりやすさに定評のある池上氏の本ということで、確かにわかりやすかったけど、基本的な部分を浅く広くという感じで、今一つ物足りなかった。

Posted byブクログ

2011/10/22

お金、銀行の成り立ちから金融全般についてわかりやすく説明されており、わかっているつもりであった金利、為替、債券等のつながりや、良い金利上昇、悪い金利上昇について再認識できた。 また、最近読んだ本では、「住宅ローンを組んでまで家を買うべきではない」と言われることが多かったが、 池上...

お金、銀行の成り立ちから金融全般についてわかりやすく説明されており、わかっているつもりであった金利、為替、債券等のつながりや、良い金利上昇、悪い金利上昇について再認識できた。 また、最近読んだ本では、「住宅ローンを組んでまで家を買うべきではない」と言われることが多かったが、 池上さんは「信用度が一定以上ある人は積極的にローンを組んだほうがいい。また、クレジットカード会社の審査ではローンを組んでいるほうが、それだけ信用のある人だと判断される。」と書かれており、自分にとって、新たな学びもあった。

Posted byブクログ

2011/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お金の成り立ち、そもそもお金とは何か?から銀行、投資、税金、インフレ・デフレ、そして給料からGDPまで、身近なところから縁遠いと思われる事まで、お金の話を全般的に扱っている。 1冊に収めるには範囲が広く思えるが、それぞれ基本的な事、肝心なこと、それはどういったものでどう考えればよいのかがきちんと書かれており、説明の足りなさを感じることも無く、かといって詰め込み過ぎてもいない。そして文章が丁寧でわかりやすい。 お金に関する勉強の入門として、とても良い本だと思う。

Posted byブクログ