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ザ・ラストバンカー の商品レビュー

3.9

102件のお客様レビュー

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2012/11/16

この本だけなら西川さんって本当にすごい人だ。 非の打ちどころのないすばらしい経営者だ。 自分のことをここまで自慢できるのは、 すごい自信だ。

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2012/10/30

住友銀行頭取、三井住友銀行頭取、全国銀行協会会長、日本郵政株式会社社長、郵政公社総裁などを歴任した西川善文が、安宅産業に始まる不良債権処理やイトマン事件、M&A,そして郵政民営化について語った回顧録。

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2012/10/15

三井住友銀行頭取、日本郵政社長としての取り組みについて具体的に書かれている。不良債権処理など負の面の仕事について説明しているが、成果を主張している面も伺える。

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2012/09/16

元三井住友銀行頭取の西川氏の自伝である。この手の本にしてはかなり踏み込んだ内容となっており、しっかりと持論も展開されている。特に郵政問題に関しては、民間経営者であり銀行の頭取経験者の視点から当然の理論を展開し、いかに理不尽な政治に翻弄されたかが良くわかった。 一方、安宅、イトマン...

元三井住友銀行頭取の西川氏の自伝である。この手の本にしてはかなり踏み込んだ内容となっており、しっかりと持論も展開されている。特に郵政問題に関しては、民間経営者であり銀行の頭取経験者の視点から当然の理論を展開し、いかに理不尽な政治に翻弄されたかが良くわかった。 一方、安宅、イトマン、平和相互など、住友銀行の負の歴史に深く関わってきた氏は、自身でも語っているように、バンカーとしては特異なキャリアを歩んできたが、だからこそ、乱世に必要とされた人材であったのだろう。金融危機に際して、大和証券との合弁やさくら銀行との合併などは氏のリーダーシップがなければ実現しえなかったと思う。 バブル経済とその崩壊、金融危機と一連の歴史を記した名著となる作品である。

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2012/09/09

三分の一は郵政での話。住友の話は意外とコンパクト。 住友銀行の話は古い時代の銀行の話だな~という感じ。 仲間意識が強いというか? 安宅産業やイトマンの話は、よく知らなかったので、参考になった。 こういう本って、本人が口述して誰かが書いてるんだろうな。文章が簡潔なので、読みやすい。

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2012/09/05

不良債権と寝た男、西川善分の手記。 経済史に刻まれた経済事件の中心人物の手記となれば興味深いが、全体的に総花的で核心に触れる事もなく(当たり前かw)、裏事情の暴露を期待しただけにちょっと物足りない。 しかし、出来事の中心人物の告白としてサラッと触れられている背景には凡人には想像出...

不良債権と寝た男、西川善分の手記。 経済史に刻まれた経済事件の中心人物の手記となれば興味深いが、全体的に総花的で核心に触れる事もなく(当たり前かw)、裏事情の暴露を期待しただけにちょっと物足りない。 しかし、出来事の中心人物の告白としてサラッと触れられている背景には凡人には想像出来ない出来事が多々あったに違いない。住友銀行をキーワードに、日本経済の変遷と共に変わって行った銀行業界の変遷を知るには面白い本だった。

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2012/08/26

元三井住友銀行頭取、前日本郵政社長の西川善文さんの回顧録。 TVニュースで見かけたことしかなかったが、バンカーとしての手腕を紹介した書評をみて、読んでみたいと思っていた一冊。図書館で2千人待ちの末ようやく順番が回って読み始めたら、話のスピード感に引っ張られて1日で読み終えた。 ...

元三井住友銀行頭取、前日本郵政社長の西川善文さんの回顧録。 TVニュースで見かけたことしかなかったが、バンカーとしての手腕を紹介した書評をみて、読んでみたいと思っていた一冊。図書館で2千人待ちの末ようやく順番が回って読み始めたら、話のスピード感に引っ張られて1日で読み終えた。 西川さんは、課題認識の能力が際立っているので、それに続く対応策の決断が早い。シンプルなロジックで決断した様は見習いたいと思った。おわりにの一文が印象的だった。 「いまはスピードと決断の力強さが求められる時代である。トップ同士が重要な課題を認識し合い、トップの責任において決断していく。それがなければ激しい環境の変化に迅速に対応していくことなどできない。」

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2012/08/20

自分も昨年から郵政問題に振り回されており、後半の部分の背景は一部理解できる。 仕事のできる人なんだろうと思う。

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2012/08/04

西川さんのことは、 頭取時代より凄い方だと思っていた。 大手銀行のトップで これほど分かり易く発言される方も珍しい。 本書については、 もっと詳細に書いて欲しかった面もあるが、 全体的には満足できる内容であった。 なお、以前から鳩山兄弟は好きではなかったが、 本書を読んで、さら...

西川さんのことは、 頭取時代より凄い方だと思っていた。 大手銀行のトップで これほど分かり易く発言される方も珍しい。 本書については、 もっと詳細に書いて欲しかった面もあるが、 全体的には満足できる内容であった。 なお、以前から鳩山兄弟は好きではなかったが、 本書を読んで、さらに好きではなくなった。

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2012/07/28

SMBCの元頭取、西川善文の回顧録。「不良債権処理」という失われた20年の主題となる部分に、当事者として携わっていた著者の話に興味があって読み始めたのだが、ゆうちょ改革の内容も経営論が主題となっている感じもあり、非常に面白かった。GEのジャックウェルチと同じく、著者も経営で大事な...

SMBCの元頭取、西川善文の回顧録。「不良債権処理」という失われた20年の主題となる部分に、当事者として携わっていた著者の話に興味があって読み始めたのだが、ゆうちょ改革の内容も経営論が主題となっている感じもあり、非常に面白かった。GEのジャックウェルチと同じく、著者も経営で大事なのは「スピード」だと述べている。自分はどうか?その付加価値をつけられているか?

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